冷却CCDカメラとEFレンズコントロール付マニュアルFW
先日紹介した「QHY600用EFレンズコントロール付マニュアルFW」は,時折Starlightxpress製SX-56などを装着した事例を紹介していますが,実はこれらを選らんだ理由はカメラレンズでも使用できるほどフランジバックが短かかったためです。
ただフランジバックに関しては薄い手動式で解決できてもピント合わせや絞りの問題がつきまといました。電動フォーカサーの取付方法やNIKON-Gレンズの絞りには苦慮しています。
そんな中,EF Contoroller MarkⅡの発売は,カメラレンズ+冷却カメラの構成にとっては正に救世主です。対応するのがEFレンズだけなのが残念ですが,これまでは苦労を考えれば新にEFマウントレンズを導入するだけの事はあるでしょう。
以下はEF300mm1:4L ISレンズですが,インナーフォーカスなのでレンズ台座とマニュアルFWの2点固定が可能です。固定面の高さの違いはスペーサーやシムシートで簡単に調整できます。ちなみにこのレンズは中古品ですが未使用と思える程綺麗な個体で60,000円程でした。
なお「QHY600用EFレンズコントロール付マニュアルFW」のご提供可能数量は残り2台となっております。今回紹介するSX-56(SX-46)とATIK16200の2機種についてはQHY600用に接続できるアダプターを特注で製作(7,700円)します。
| 固定リンク
「CCDカメラ」カテゴリの記事
- カメラ(EF)マウントとタカハシM54接続の比較について(2021.08.03)
- ASI 2600MMの生産遅延について(2021.04.26)
- 冷却CCDカメラとEFレンズコントロール付マニュアルFW(2021.04.25)
- ATIK16200とEF Contoroller MarkⅡのコリメーター調整確認(2021.03.24)
- ASI 1600GTナローバンド撮影カメラの売却について(2020.08.19)