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2021年7月11日 (日)

ポータブル改造のP-2赤道儀用フォークアームについて

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こちらの記事で紹介していたP-2ポータブル改造用のフォークアームが完成しました。ドイツ式で使う際にパノラマヘッドを装着する部位にアームを固定します。

写真は105mmF1.4のレンズとEOS Raを搭載していますが,この程度ならフードも含め何処に向けても干渉しません。肉向きした20mm厚の部材なので強度的には328クラスまで搭載できます。

 

片持ちフォークの場合,オフセット量(極軸に対し直交方向にシフトする量)を最適化すればバランスウエイトは要りませんが,搭載する機材によってオフセット量が異なるために写真のような補助ウエイトを併用する方式としました。

ただアームはM6ボルト4本で固定するためスペーサーを併用すれば最適化も可能です。(写真は10mmのスペーサーを入れています)なおウエイトシャフトのネジ込み部はドイツ式側と同じ(M12P1.5)です。

このフォークアーム(7,700円)は改造をご予約(予約の受付は終了しています)の方全員分製作していますので,ご希望の方はご注文時に申し付けください。

この片持ちフォーク仕様とドイツ仕様を並べてみました。駆動用電池や極軸望遠鏡の視野照明も内蔵しているので現地で外付けの極軸望遠鏡を付けたり,電源を接続する手間が省けます。

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フォークのオフセットを0にしてツイン運用の場合です。海外遠征など限られた時間内で撮影に便利でしょう。ウエイトは極めて軽くて良いのでペットボトルで代用できます。

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