
前回の記事で紹介していた,ASI EAFに対応するFSQ-85EDP用鏡筒バンドとトップ/ベースプレートセットを発売します。
2021.10.20発売で商品価格は以下のとおりです。
- FSQ-85EDP用鏡筒バンド TB95AS:17,600円
- トップ/ベースプレートセット TTP40-180/BP40-180:9,900円
- ASI EAF用クランピングカップリング:2,860円
TTP40-180とBP40-180はそれぞれ4,400円,5,500円で単体販売も行います。なおこれまでのTB95N(17,600円)も販売を継続いたします。DP75-222などでの運用時はこちらをお勧めいたします。
TTP40-180へは,ASI EAFの他,ガイドカメラ(DS38-30の併用を推奨)やキャリングハンドルが装着できます。また純正ファインダー(6×35)は以下のように本来の位置やTTP40-180にも装着できます。
ASI EAF,ファインダー,ガイドカメラと傾斜キャリングハンドルの間には充分な間隔ができるので持ちやすくなっています。また,フードを完全に縮められるので携行性も高くなっています。

このバンドとプレートセットは,ASI EAFを以下写真の状態で併用する事を前提に開発しています。そのために下を向く微動ノブがアリガタやアリミゾに干渉しないようにプレートの幅やベースプレートでの嵩上げを行っています。
ベースプレートはビクセン規格のアリガタ(DP45-152Lなど)や,DP38-204同様のビクセン/アルカスイス両用のプレート(DP38/45-180,8,800円,2021.11月発売)と接続して使用します。(DP38/45-180で運用の場合,ASI EAF非装着時はBP40-180は不用)
以下のように下側の微動ノブはアリガタ底面より高くなるのでそのまま床に置けます。なお,アリミゾによっては,一番接眼部側にシフトした際にアリミゾと微動ノブの干渉が発生します。写真のDS45N(DS45も可)では干渉しませんのでこれらの使用を推奨します。

ASI EAFとFSQ-85EDPのピニオン軸を接続するカップリングはスリ割りタイプを準備しました。スリ割り式なのでハーフクランプが可能となります。最適に調整しておけば,ドローチューブ可動範囲の終端になった場合でもクランプが滑り,ラック/ピニオンギヤの損傷を防止できます。
