2021年を振り返って-5
2021年最後の記事となりますが,この夏から天文台の改装に着手しました。まだ完成ではありませんが概ね形ができあがっています。
5月の星ナビ取材時はまだ下のように木造(梁などはこの地に植わっていた檜で作りました)の大きな可動屋根でしたが,これを西(写真の左)側に固定し,その内部に新に製作した可動屋根が入り込む構造にしています。
雨水対策上,可動屋根が固定屋根の上に被さる構造が一般的ですが,改築のために逆になっており雨水対策は厄介です。
新しい可動屋根は今年の1月に自宅屋上に設置した評価機同様アルミフレーム製です。全体サイズが大きくなったので太さや肉厚は二回りほど大きいものを採用しました。
通常屋根には断熱材付の鋼板を貼りますが,明るくて開放的な空間が欲しかったので敢えてクリアーのポリカーボネートを貼っています。改築で開口部は半分になりましたが,屋根が開かない部分は機材の組み立てやテストなどに活用する予定です。
前後しますがこれは正面に見える可動屋根が被さる固定屋根を撤去した状態です。鉄骨構造だったのでプラズマカッターでの切断作業となりましたが,真夏の作業だったので大変でした。この状態で雨に降られると大変なので天気予報を頼りに行いました。
以前の固定屋根部は天井が低かったのですが,移動させた可動屋根に置き換わったので立派な?部屋に生まれ変りつつあります。
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