2022年のEM-200赤緯軸ハーモニックドライブ化の状況について
2022年実施分のEM-200赤緯軸ハーモニックドライブ化改造をご予約の方へは,自動導入コントローラーの調達による遅延で案内していましたが,ここへ来て電子部品も遅れが生じたため,現時点での実施時期は2022下半期の予定です。
自動導入コントローラーはすでに入荷しましたが,メタルコネクター(写真EM-200側面パネル中央のもの)の納期が確定しておらず,現時点では9月以降の予定です。
また採用するTitan自動導入コントローラーやステッピングモーターの価格が上昇(約10%)していますが,全体費用を抑える為に今年実施分からハーモニックドライブ社のSHG(SHF)-20-160-2SOから,完全互換品である日本電産シンポ社製の FLEXWAVE減速機(WPS-50-160-SN-9K)に変更します。これに伴い,改造名も「EM-200赤緯軸FLEXWAVEドライブ化」に変更します。
FLEXWAVE減速機 を採用することにより,2022年の改造費用は以前の330,000円(SHG型を採用の場合,SHF型に変更した2021年は323,400円)から,319,000円に変更します。(費用は税込)
また自動導入コントローラーは先般から紹介しているON STEP仕様も計画しています。この場合の改造費用は242,000円(こちらは予定)です。技術的な理由で開発を取り止めました。
これまでの2年間で22台の改造実績がありますが,2022年は8台を予定しています。既に半数以上のご予約をいただいていますので残数は僅かです。残り枠1台となりました。2022.5.23日追記 2022年分(最終ロット)の受付を終了いたしました。2022.5.24追記
今年の実施分を含めた合計30台で終了予定なので,ご検討の方はこの機会にご予約いただけると幸いです。
| 固定リンク
「PR」カテゴリの記事
- 90S赤道儀用AMD-1NCの在庫数について(2025.04.15)
- William Optics新シリーズ ULTRA CAT 56/F4.8について-5(2025.04.14)
- FCT-65Dほか,M52接続用「TR74-M52F」の発売について(2025.04.13)
- 「WIFD FOCUSER」専用EAF取付金具について-6(2025.04.07)
- 「WIFD FOCUSER」専用EAF取付金具について-5(2025.03.31)