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2022年5月 6日 (金)

H-40用XY70-H40販売終了とパノラマヘッド化改造について

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こちらの記事で紹介したH-40(スカイキャンサー)赤道儀用の極軸高度・方位調整装置XY70-H40は販売を終了いたしました。2ロット合計で30台のご注文いただきありがとうございます。

今回は最後の納品となるXY70-H40(パノラマヘッド改造も含む)を取り付けたH-40赤道儀を並べましたが,どれも40年以上前の製品とは思えないほど綺麗です。パノラマヘッド改造に併せオーバーホールを行っていますので機能上新品と言えるでしょう。

XY70-H40は販売を終了しましたが,このパノラマヘッド改造はAMD-1N2を同時ご購入時に限り引き続きお請けいたします。費用はオーバーホール込みで16,500円です。

 

以下は今回紹介したH-40赤道儀とこちらで紹介したP型の改造機です。これから中古品を入手して改造される場合はP型の方がお勧めです。

P型では高度微動を追加しますが,XY70-40Hが不用なのでH-40の改造よりお安くなります。方位微動はありませんが実用上不便はないでしょう。

  • P型AMD-1N改造(オーバーホール込み,極望照明):49,500円
  • 高度調整装置:5,500円

 

P型のAMD-1N改造では極軸望遠鏡の視野照明装置が内蔵される上,緯度0~90度に対応するので日食遠征などでの便利です。重量は改造したH-40が2,600g,P型が2,800gで大差ありません。(何れも写真のパノラマヘッド含む)

なお,H-40とP型赤道儀の相違点は,P型の方がハウジングが一回り大きいですが,極軸やウォームホイールは同じ仕様です。何れも300mm程度での星野撮影や,6~7cmクラスでの日食撮影に便利でしょう。

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