PENTAX MS-4の自動導入改造受注ついて
お客様からの依頼でPENTAX MS-4の自動導入改造を行いました。採用するコントローラーが異なるだけで,赤道儀自体の改造は今から15年ほど前にAGS-1n仕様での改造と変わりありません。
今回はMS-4用として調達できたTitan TCS仕様となります。先日紹介したON STEP仕様はケーブルを使ったガイド機能(ON-CAMERA制御)の懸案やパーツ手配の都合などで開発を凍結しています。
Titan TCSを採用した場合はAGS-1同様に極軸望遠鏡の試写照明や目盛環照明電源をTitan側から供給でき,DEC側のサービスコネクター(12V DC出力)も機能します。
現在改造を行っているのは2台ですが,5台分の用品を準備したので余剰が3台分ございます。費用は以下の通りです。改造の受注は終了しました。なお1台分となりますが部品のみ(44,000円)在庫あります。完売しました。2022.7.1追記
なおMS-4も他のPENTAX製赤道儀同様にグリースの劣化が進んでいます。冬場にクランプフリーでの回転が固い個体では改造時のオーバーホールをお勧めいたします。
- PENTAX MS-4の自動導入改造:176,000円
- 同上オーバーホール:33,000円(改造と同時実施のみ受注)
- MS-4専用3インチアリミゾ:25,300円(在庫数4台)
| 固定リンク
「PR」カテゴリの記事
- テーパーリング/クランプTR50/TRC50の再入荷(2023.12.03)
- 時代に添った公共天文台の自動化改造(2023.11.27)
- ビクセンVSD90SS用アクセサリーの開発について(2023.11.26)
- ハイランダー保持金具3点セットHLM-3Pについて(2023.11.13)
- SJ-M 経緯台,アルカスイス/ビクセンプレートを両立(2023.11.11)