湾曲ダブテールクランプとプレートの開発について-2
湾曲ダブテールプレートとクランプの開発目的はリング状のレボルビング装置(RR-110,RR82で既に販売を終了しています)同様に赤道儀を使った星景写真用です。
星を流さない星景撮影では赤道儀での追尾撮影が必要ですが,地上の風景を写し込む場合カメラのレボルビングが必要となります。この他にも銀河の流れを対角線方向に構図する場合も有効です。
今回紹介するのは星景写真とはかけ離れていますが,極付近のパノラマ写真撮影への応用です。極付近では赤経と赤緯の移動だけでは重なり(糊代)が大きくなりますが,カメラを回転する事で改善できます。
写真は星野撮影用の高度方位調整部を装着したGE1414HD赤道儀です。赤道儀が北側にオフセットしているので,写真のような撮影システムでは如何なる方向でもカメラやレンズが三脚にぶつかる事はないので,極付近の撮影エリアでも長時間撮影が可能です。
| 固定リンク
「PR」カテゴリの記事
- William Optics新シリーズ ULTRA CAT 56/F4.8について-4(2025.03.21)
- William Optics新シリーズ ULTRA CAT 56/F4.8について-3(2025.03.19)
- William Optics新シリーズ ULTRA CAT 56/F4.8について-2(2025.03.18)
- William Optics新シリーズ ULTRA CAT 56/F4.8について-1(2025.03.17)
- VSD70/90SSへのDS38-50固定ボルト長について(2025.03.14)