湾曲ダブテールクランプとプレートの開発について-4
開発中の湾曲ダブテールプレートとクランプは,これまで紹介した試作品での評価を元に最終確認品を作りました。
湾曲する面でプレートと3点で接するクランプ部位は真鍮に変更しています。また赤経,赤緯線に対して縦横構図を撮る場合に便利な指標を入れています。
今回で試作は完了したので,製品化にかかり8月末に完成,9月中旬発売予定です。
価格はまだ確定していませんが,部品点数が多くなることや,材料価格の高騰(特にプレート側は大きな素材が必要)これに加え,特殊加工に必要な治具代,硬質メッキ処理費用などで通常のアルカスイスクランプやプレートの2倍近くになりそうです。
なお,今回は最終サイズの確認用なのでメッキはありませんが,商品ではアルミ部は硬質アルマイト処理,真鍮部は黒色メッキを施します。
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