湾曲ダブテールクランプとプレートの開発について-最終
湾曲ダブテールクランプとプレート紹介の最後となりますが,今回はカメラを向ける方向によるカメラ固定座の取付位置についてです。
上の写真のようにカメラボディに装着したブラケットがL字状の場合は,これを併用すれば制限はありませんが,底面だけのブラケットでは以下説明のようにカメラ固定座の位置を変える(スライドする)必要があります。
カメラ固定座とは湾曲したダブテールプレートにアルカスイスクランプを接続するためのパーツ(上の写真左のRが付いたブロック)です。
湾曲ダブテールには上の写真のように10°刻みに4カ所の丸穴と,60°の長穴を加工しており,90°の範囲にカメラ固定座を取付できます。下の写真はその位置を変えた状態です。(一番左は先日紹介した例で,DS38-30はこの位置でないと装着できません)
本来は湾曲ダブテールの有効回転角度が180°以上あれば,カメラ固定座の位置を変える必要ありませんが,コストとサイズの都合で有効角度は150°(ダブテール自体は173°)ほどになっています。そのためにカメラを向ける方向や撮影地の緯度によっては調整が必要になります。
以下はカメラ固定座をダブテールの中央付近に固定した場合で,東と西の地平線方向に向けた状態です。
通常はこの位置を推奨しますが,カメラのよってはグリップ部とダブテールが干渉するのでカメラの取付位置を横方向にシフトする必要があります。写真は2cmほどシフトした状態です。
以下は,北の地平線方向を縦構図の場合と,南の地平線方向を横構図にした場合です。これらの構図ではカメラ固定座を丸穴側に移動しないと地平線に対して平行が出せなくなります。
最初の写真のようにカメラボディに付けたブラケットがL字状の場合,カメラ固定座は最初(上も同じ)写真の位置を推奨します。これまで紹介した写真の殆どはこの位置です。
前の記事と重複しますが,湾曲ダブテールクランプとプレートなどの価格は以下のとおりです。
- 湾曲ダブテールクランプ CDS38:16,500円(税込)
- 湾曲ダブテールプレート CDP38-196:20,900円(税込)
- 同上2点セット CD38セット:37,400円(税込)
- DS38-50OS:12,100円
- 発売日:2022.9.10
- 製作数量:50台/ロット(限定品ではありませんが次期ロットは数ヶ月要します)
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