光軸調整アングルAA60とDS45T-10について-3
DS45T-10は光軸調整アングルAA60との組み合わせを想定しているため,アリガタの長手方向がM6タップ,直角方向がM8ボルト穴になっていますす。
そのためにP-2赤道儀などにM8ボルトで取り付けた場合,微動ハンドルやクランプが遠鏡に対して横向きになりますが,DS45T-10の側面フラット部に付けるカメラがそれらと干渉しません。
ガイドカメラの同荷が難しいカメラレンズでの撮影や,搭載する望遠鏡(カメラレンズ)を入れかる場合など便利です。観望では不便かと思いますが,撮影においてはレンズの向きと微動ハンドルやクランプが直角位置になっても支障はないでしょう。
なお,P-2赤道儀は300mm程度の焦点距離までならガイドは不用と思いますが,より長焦点での撮影や完璧な点像を求められるときにガイドは有効です。内蔵された極軸望遠鏡なので極軸は完全に合わせられます。1軸ガイドで充分でしょう。
DS45T-10の半円部の直径は60mmなのでP-2の赤緯ヘッドサイズと同じです。(写真のP-2赤道儀は赤緯微動部を短縮改造しています)
DS45T-10は本日発売で価格は11,000円(送料370円)です。
他のDS45シリーズ同様,微動ハンドルが出入りしない構造を採用していますがDS45Nに比べ2,200円お安く*なっています。固定強度はDS45Nなどと同じです。
*これまでに限定生産したDS45R-80Nなどの側面フラットタイプの45mmアリミゾをDS45T-10に一本化しコストダウンを図りました。
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