FSQ-85ED(EDP)用EAFアダプターの発送について
FSQ-85ED(EDP)用EAFアダプターは出荷の準備ができました。ご注文のお客さまへは明日発送いたします。
平行して進めているFSQ-106ED用と,ε-130EDなどの汎用タイプは3月末の出荷予定です。今回,複数の機種をご予約のお客さまへは,最後の機種の準備ができた後に一括での出荷を予定しております。
FSQ-85EDや106ED用EAFアダプターの装着は,ピニオン軸受ブラケットをドローチューブハウジングに固定しているボルトを利用します。
ピニオン軸受ブラケットは左右2本ずつ,計4本のボルトでドローチューブハウジングに固定されていますが,接触面でラック&ピニオンギヤの噛合わせ調整が行われています。
そのため片側の2本を同時に抜き取ると僅かに浮き,ギヤの噛合わせが緩くなりバックラッシュが発生する場合があります。
再度締めれば復元しますが,本来ユーザーが触るべきでない調整を伴う部位なので,リスクを避けるためにボルトを交互に抜取りEAFアダプターを取付る方法を採っています。
上の写真は片側のボルトを取外してからEAFアダプターを装着した状態です。
この後に残りの一本を抜取り,写真のスペーサーを落とし込んだ後にアダプタを回しボルト固定します。アダプターとピニオン軸受けブラケット間にはスペーサーで僅かな隙間がでる設計なので,ブラケットに傷は付きません。(詳細は取説に記載しています)
なおギヤカバーの形状を見直したFSQ-106ED用も順調に仕上がっています。写真は確認用ためメッキ前ですが今週末には製品が上がります。
このギヤカバーはTOA-150BやTOA-130NFBでも装着できると思いますが実機確認はできておりません。ご検討の方は写真で判断いただけると幸いです。干渉が懸念されるのはカバー下部のコーナーを面取りした部分とドローチューブハウジングです。
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