TR50(45)システムの紹介-5
本日紹介するTR50システムは,極軸傾斜台座TL35(33,36)で構成したTR50-TL35です。主な対象がポラリエUなので標準でDS38R-60を含めた3点セットで構成しました。
TR50-TL35(33,36)はDS38R-60の3点セットで16,500円で,単品の積み上げよりかなり安価な価格設定となっています。(三脚側のTRC50は別途13,200円)
先日紹介した高度の微動が可能なTR50-Y35は17,600円なので,こちらの方が安価です。DS38R-60が標準附属なので,この部分で赤道儀と分離する場合はお勧めです。
極軸の方位調整はTRC50/TR50の接続面で行いますが高度は固定です。極めて剛性が高く低重心です。
何れも微調整はできませんが,TRC50とTR50の接続面で自由に回転できるので,三脚の1本を手前(真南側)に向けた状態で長さや開きを調整すれば北極星を見ながら調整できます。難しいように感じられますが,コツを掴めば意外と簡単でこの撮影で使ったPENTAX75赤道儀も同じような方法で据え付けています。
TL35とTR50の接続は,以下のようにUNC3/8とM6ボルト2本固定なのでこの部分が緩む事はありません。
なおTL35シリーズは33,35,36°合計で50台製作しましたが,予想を上回るご注文をいただきました。現在36は欠品で,35の在庫は僅かです。5月になりますが,この分補充と沖縄仕様としてTL-26を追加予定です。(傾斜面にP.C.D.35でM8タップ穴を設ける都合上,これより高い傾斜角の予定はありません)
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