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2023年5月

2023年5月30日 (火)

P-2,H-40用AMD-1Nクラッチユニットの在庫数について

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P-2及び,H-40(スカイキャンサー,FC-50)赤道儀用AMD-1Nのクラッチユニットの在庫数は以下となっています。

写真右手前はP-2用(14,300円)で専用のギヤカバーがつきます。左奥がH-40用(11,000円)でこちらはお手持ちのギヤを流用します。何れも数量限定品のため在庫限りで販売を終了します。

  • P-2 AMD-1(1N)用 :4台
  • H-40 AMD-1(1N)用:15台

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2023年5月28日 (日)

Star Adventurer GTi用ビクセン規格アリミゾの発売について

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スカイウォッチャー Star Adventurer GTi赤道儀専用のビクセン規格アリミゾDS45-SAGTiが完成しました。

発売は6月10日で,価格は14,300円です。

Star Adventurer GTi赤道儀は,軽量・コンパクトで海外遠征用としても魅力的です。

先月の西オーストラリア日食では,天文リフレクションズの編集長がこの赤道儀に7.6cm屈折鏡筒を搭載されていましたが,夜間の直焦点撮影も含め難なくこなした模様です。

ただ,7.6cmクラスの鏡筒になると純正アリミゾの強度に不安が残ります。また内蔵されている極軸望遠鏡の有効径が小さいため(約13mm)南天の極軸合わせには使えず,ASI Airの極軸合わせ支援ツールかPoleMasterを用いる必要があります。

このDS45-SAGTiは,アリガタに大きな傷つけずに確実に保持できる上,フラット面を設けているので小型のガイド鏡やPoleMasterを装着できます。(2×M6タップ17.5mm間隔と,中央にUNC1/4タップ)

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2023年5月11日 (木)

クラッチ付EAF取付アダプターの限定生産について-7

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これまでに製品化したクラッチ付EAF取付アダプターは,モーター取付部の構造上の制約からタカハシ製鏡筒用に限定されていましたが,多くのご要望をいただいているビクセン製の開発に着手しました。

写真は試作機ですが,取付アダプターの固定方法を工夫することでタカハシ鏡筒用を勝る固定強度を得ています。

 

ビクセン用のクラッチ付EAF取付アダプターは6月末の発売で価格は23,100円です。

機種による不適合やコストを抑えるためにギヤカバーは附属しません。適合機種はFL55SSやR200SSなどで微動軸経が6mmのものです。

なおFL55SS,R200SS,VC200Lの3機種ではギヤカバーの適合を確認しているのでオプションとしての販売を検討しています。

 

クラッチ付EAF取付アダプターのラインナップは以下のとおりです。多くは欠品中ですが6月には全機種在庫品になる予定です。

  • FL55SS/R200SS用:23,100円
  • FSQ-85ED用:25,300円
  • FSQ-106ED用:25,300円
  • タカハシ汎用:29,700円
  • FS-60CB用:29,700円 

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2023年5月 2日 (火)

プロミネンスと彩層に縁取られた太陽

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皆既日食は「黒い太陽」と称されますが今回の日食は食分が浅かったため(1.003)太陽のほぼ全周にプロミネンスや彩 が見えました。

このプロミネンスと彩相はとても明るいので,肉眼で見てた人は「赤い太陽」に見えたようです。

撮影データ(No.1594):EOS Ra,ISO200,EXP1/1600S,PENTAX105SDHF+タカハシED1.5X(合成焦点距離1,050mm),90S赤道儀

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ロンドンブリッジで撮影した逆さオリオン,月と金星

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今回の日食は西オーストラリア州北西部のエクスマウスで観測しましたが,エクスマウスからの帰路は海岸線を通らず内陸部を走りました。

写真は最も内陸部に入ったサンドストーンと言う町にあるロンドン・ブリッジ - Google マップ で撮影したものです。

先日紹介した写真とほぼ同じ構図ですが,こちらは月明かりの影響が小さくなるまで待ってから1分間追尾撮影したものです。

中央に逆さのオリオン,その上にはシリウスとカノープスが並んでおり,月と金星の横にはヒアデスが写っています。右上の星はプロキオンと火星です。

撮影データ:D810A,ISO1600,EXP60S,SIGMA14-24 F2.8→14mmF2.8,ゴニオ赤道儀で追尾,LEE No2ソフトフィルター併用

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