« DS45-SAGTiに適合するPoleMasterアダプターについて | トップページ | Asker FMA180 PRO用鏡筒バンドTB-58ASの開発について »

2023年6月15日 (木)

ポラリエU用関連パーツの開発について

B20230615

この夏の発売を目指し,ポラリエU用関連パーツを開発中です。赤緯回転軸を内蔵したフォークアームや,装着したままで収納できる極軸望遠鏡など,実際に使った経験を活かした製品開発を行っていますのでご期待ください。

 

写真は既に商品化しているTR50システムの内,極軸高度調整装置(TR50-Y35)を装着したポラリエUです。

TR50/TRC50で三脚への着脱と極軸の方位調整を行うシンプルな構成ですが,極めて剛性が高い上,小型・軽量なので海外遠征に最適です。暗闇でのねじ込み作業は落下の危険を伴いますが,TR50/TRC50で運用すれば三脚を共用した固定撮影との切替もスムーズです。

極軸の方位微動はありませんが,星景撮影なら微動式よりフリー回転の方が実用的で,特に南天では予め高度を合わせた後に,方位を振って探せばはちぶんぎ座の台形は簡単に見けられます。

以下は4月に西オーストラリア州で撮影した星景写真です。露出は60秒ですがガイド撮影なので星が伸びず綺麗です。

写野左側は南天で一番華やかな南十字座付近です。中央右寄りの明るい星がカノープス,橋にかかるのがアケルナルで,その左の光芒が大小マゼラン雲です。黄色い円ではちぶんぎ座の台形の位置を示しました。

Dsc_5655_3680_2 

|

« DS45-SAGTiに適合するPoleMasterアダプターについて | トップページ | Asker FMA180 PRO用鏡筒バンドTB-58ASの開発について »

PR」カテゴリの記事