WilliamOpticsのPleiades68 f/3.8について
WilliamOpticsから「Pleiades68 f/3.8」という7枚玉のアストログラフが発表されました。スーパーEDガラス(FPL-53)を3枚使った7枚玉光学系です。ちなみに商品名の「Pleiades」は7枚玉だからとのこと。鏡筒廻りのカラーリングもPleiadesの写真のイメージからでしょう。
試写写真と仕様は以下のリンクを参照ください。写真はASI6200MC,総露出時間は3時間です。隅々までシャープなうえ,口径食による星像の割れも見られないようです。「Pleiades111」の計画もある模様なので楽しみですね。
m45_rgb_v1.1_4K | 賴小熊 | Flickr
プレアデス68アストログラフf/3.8 - ウィリアムオプティクス (williamoptics.com)
小型高性能アストログラフとしてベストセラーとなったRED CAT51は,5年前の台湾スターパティで同社のYang社長から紹介されましたが ,今回紹介するPleiades68 f/3.8も,この夏の胎内星まつり会場で開発状況を伺っていました。(Yang社長が手にしているのはPleiades68 f/3.8ではありません)
持ち帰ったRED CAT51の性能には驚かされましたが,Pleiades68 f/3.8はそれ以上の性能に期待しています。間もなく届くので年内には評価結果を紹介できるでしょう。なお天文ハウストミタでは既に予約を受けているので興味のある方はお問い合わせください。
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