フィルタードロワー付きカメラマウンはここで紹介した,FDCM-6200ADと,Apo Sonnar135/2専用FDCM-6200ADⅡの2タイプをラインナップしています。
両者の相違点は以下のとおりです。 Apo Sonnar135/2専用のFDCM-6200ADⅡは望遠鏡直焦点撮影用に適しているので単体販売も行います。
【FDCM-6200AD(写真手前):13,200円】
中心軸までの高さ60mmで,DP38-84/144やDP38/45-152を取り付ける台座取付部は2カ所です。右のレンズサポートリングLR-100に高さが合致します。前玉(フード)部の直径が100mmまでのカメラレンズでの使用を想定した設計です。
FDCM-6200ADⅡ(写真奥):14,300円(20台限定) 】
中心軸までの高さ50mmで,台座取付部は3カ所です。右に並べたApo Sonnar135/2専用バンド(内径83φ)とTB-80ASに高さが合致します。台座部の張り出しが小さいので望遠鏡直焦点用にはこちらが便利でしょう。
適合するカメラは,ASI6200MC Pro,2400MC Pro,2600MC Pro,2600MC Duoです。(左記はカラーカメラですがモノクロも可)
フランジバックは,EOS:44.3mm,F:46.8mmです。何れもレンズ規程バックフォーカス+0.3mmとなっています。+0.3mmとしたのはApo Sonnar135/2など手持ちのレンズで,フィルターを装着しない場合もでピントが出る最大値を選んだためです。
Apo Sonnar135/2の場合1mmのフィルターを装着するとほぼ∞位置で合焦します。Apo Sonnar135/2は全群移動式なのでバックフォーカスを気にする必要はありませんが,IFや広角系のレンズでは周辺星像に影響がでる恐れがあります。