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2024年3月

2024年3月30日 (土)

K-ASTECのホームページ閉鎖について

B20240329

タイトル及び,記事の内容に間違いがありました。2024.4.1全面修正

使用できなくなるのはドメイン「k-astec.com」なので,やがてk-astecでの検索ができなくなります。今後は以下にアクセスお願いします。

K-ASTEC|天文機材 (dgdg.jp)

 

「ドメイン@nifty」のサービス終了に伴い,「k-astec.com」のドメインが使えなくなります。

これにより2024.3.31日をもちましてHPの閲覧ができなくなります。再開までは商品一覧や在庫情報につきましてはこちらのブログへアップします。ご不便をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

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2024年3月28日 (木)

2024年実施の赤緯軸ハーモニックドライブ改造について

B20240327

公共関連工事などの都合で休止しておりました,赤緯軸ハーモニック(FLEXWAVE)ドライブ改造の受注を再開します。

4月から受注するのは以下の2機種です。為替レートや材料費の都合で価格を改定いたしました。(既にご予約の方は従来価格を適応いたします)

上記価格はTitanTCS仕様の場合です。価格には赤道儀オーバーホール費用を含んでいます。改造期間は受注後約2か月です。

EM-200赤緯軸ハーモニック(FLXWAVE)ドライブ改造は今回の受注で35台となりました。赤径側の駆動に使う圧力角14.5° の特注スパーギヤの手持ちが無くなったので今回の受注で終了となります。

EM-200,P-2共に極軸側はウォームホイール式ならではの滑らかな追尾と,赤緯側はハーモニックドライブでしか得られないバックラッシュレス駆動を両立しています。これに加えクランプフリー回転(EM-200は極軸側のみ)や極軸望遠鏡が使え便利です。さらにはEM-200では,4kgほど軽量化できることやキャリングハンドルが使えることも大きなメリットです。

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2024年3月24日 (日)

GE1414HD,経緯台モード用ハーフピラーについて

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写真の延長筒(長い方)は,赤道儀モードのGE1414HDの極軸保持延長用として製作したものですが,経緯台モード時のハーフピラーとして使うための三脚接続アダプターを製作しました。

来月の皆既日食でGE1414HDを経緯台モードで使用されるお客様へ納品するものですが,あと2~3セットほど余剰があります。

経緯台の場合,架台の水準を合わせと1点アライメントで導入/追尾ができるので日食撮影には便利でしょう。写真の状態で延長筒と架台を合わせた重さは約2kgです。


写真の左が三脚接続アダプター,中央が延長筒で延長筒は形状上2分割になっています。接続アダプターのみの場合と延長筒併用の2つの高さで使えます。

価格は3点セットで16,500円です。右はテーパーリングTR50AとクランプTRC50でシステム式の三脚で内場合便利です。こちらもセットで16,500円です。(日食直前の案内で恐縮ですが来月の日食には微妙な納期となります)

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2024年3月15日 (金)

VSD90SS用電動フォーカサー接続パーツの開発について

B20240315

ビクセンVSD90SS関連パーツは写真の鏡筒バンド・プレート類及び,ZWO社製カメラ接続アダプター類を商品化していますが,新に電動フォーカサー関連パーツの開発に着手しました。

手動操作が可能な上,バックラッシュがほぼ「0」のQHY CCD社製Q-FOCUSER及び,ZWO社製EAFの2機種用を計画しています。

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2024年3月10日 (日)

パン/チルト微動付アリミゾの開発について-7

B20240310

パン・チルト微動付アリミゾ,DS38/45PTは本日発売しました。価格は33,000円で送料は当方で負担いたします。

紹介の写真はシュミカセなどへのサブ望遠鏡搭載用として,アリミゾレールにDS38/45PTを装着した例です。DS38/45PT裏面のM8ネジ穴は光軸方向なのでタカハシ製鏡筒バンドがそのまま取り付けでいます。

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2024年3月 4日 (月)

パン/チルト微動付アリミゾの開発について-6

Ds3845pt_redcat51

前回はプレートなどへのDS38/45PT取付方法のご説明でしたが,今回は搭載する望遠鏡やカメラレンズについてです。

DS38/45PTは低重心を優先した設計なので,チルト調整ノブが上面に配置されています。想定した望遠レンズやREDCAT51クラスの望遠鏡では支障ありませんが,スライドバーMを装着したFL55SSや鏡筒径が大きい場合は調整ノブと干渉します。

対策として,以下の写真のようにチルト調整ノブを下面に付け替える事ができます。ただ,この場合プレート(アリガタ)などへの端面設置が条件です。プレート(アリガタ)との位置関係については図で紹介していますのでご参照ください。

写真の例では中央はUNC3/8タップ穴に3/8→1/4変換アダプターを装着し,UNC1/4ボルトで固定しています。

Ds3845pt__

 

以下はチルト調整ノブを六角頭ボルト(製品に附属)に付け替えた場合です。レンチでの調整になりますが上記の制限がなくなります。固定観測所など,頻繁に調整しない場合にお勧めです。

Ds3845pt_wrench

 

Photo_20240304102701

Photo_20240304102801

以下はスライドバーMを装着したFL55SSの例です。スライドバーMの形状上,チルトノブと干渉するため上面調整はできません。Ds3845pt_fl55ss

 

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