H-40,スカイキャンサー用極軸高度・方位調整装置について
こちらの記事で紹介していた,H-40,スカイキャンサー用極軸高度・方位調整装置(TR50-Y35H40)が完成しました。
先の案内より前倒しですが,赤緯プレートと併せて12/15日から販売します。
以前の紹介とおり,H40用のTR50-Y35Hの微動は高度のみで調整範囲は10~45°*です。このクラスでは不用と思える方位微動を無くした事で,軽量でありながら極めて高い剛性で極軸ハウジングを保持します。装着はオリジナルの三脚台座部と交換するだけなので簡単です。
なお,TR40-Y35Hの底面に装着されたTR50Bは中央にUNC3/8タップがあります。システム三脚など方位の回転が可能な場合はTRC50は必要ありません。
*45°の制限はこれより高緯度になるとAMD-1Nと北側の微動ノブが緩衝するためです。微動ノブを外せばさらに高緯度でもご使用いただけます。
以下はバランスウエイトに市販の傾斜角度計を乗せた状態です。
安価ですがバックライト付で底面は磁石なので鉄のウエイトなら落ちる事はありません。観測地の緯度に合わせてから,極軸の方位を振れば極望の視野内に北極星(南天では八分儀座の台形)が入ります。
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