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2025年1月

2025年1月31日 (金)

西オーストラリア遠征から帰国しました

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本日、2週間に渡る西オーストラリア遠征から帰国しました。

写真は滞在最終日の、1/29日に撮ったアトラス(C2024G3)彗星と南天を代表する大小マゼラン雲やみなみじゅうじ座付近の銀河です。14mmでの撮影なので少し窮屈な構図になっています。対角魚眼レンズも準備していましたが湖面(塩湖)が大きく湾曲するため使いませんでした。

撮影はワディから160km程内陸に入った「ウォンガン・ヒルズ」と言う町にある塩湖の「レイク・ニナン」で行いました。

ここには26日も訪れましたが、その際は気にならなかった町明かりが強く写ってしまいました。ただ、人口の灯火や衛星も実際にあるものが写ったのだから、あえて車のヘッドライトが映り込んだカットを選んでいます。湖面左半分のブツブツ切れた明かりは、木立の向こうを走るロードトレインのヘッドライトです。

彗星や大小マゼラン雲、銀河と、地上の風景は肉眼で見えたような写真になっており、これはこれで良いかと思っています。

この彗星は近日点通過時に崩壊(消滅)する可能性が高いと言われていましたが、無事に通過した場合、1/17~20日頃まで見応えがあると見込んでいました。25日以降は月が小さくなるので星野撮影を行う予定で日程を決めていました。

ところが日を追うごとに彗星の尾は伸びて写るようになり結果的に最終日まで彗星を追いました。20日頃に核が分裂した事や、彗星の高度が増したためでしょう。

サイクロンの影響がありましたが、17,18,19,23,24,26,27,29日の8日間撮影できたのは幸運でした。明日以降、日にち毎に紹介する予定です。

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2025年1月29日 (水)

1月31日に西オーストラリア出張から帰国します

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長期に渡る西オーストラリア出張は1月31日に帰国します。期間中ご不便をおかけし申し訳ありませんでした。

今回の主な目的のC/2024G3アトラス彗星は、無事に近日点通過しました。その後は核の分裂によるものと思われる雄大な尾を見せてくれました。最後に見た1/27日も10度ほどの湾曲した尾が良く見えていました。

彗星の状況は都度ブログにアップする予定でしたが、長期間の停電で電気もネットも使えない状況でした。帰国後に改めて紹介いたします。

掲載の写真は、北の空で逆さオリオンや木星や火星が加わった賑やかな冬の銀河です。当地は40℃超えの日が続く真夏ですが。

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2025年1月10日 (金)

海外出張に伴う臨時休業(1/16~1/31)のお知らせ

1月16日~1月31日までは海外出張に伴い臨時休業します。期間中はご不便をおかけしますがよろしくお願いいたします。

このため1月12日までのご注文分(ご入金確認後3営業日の即納品)は15日までに出荷しますが、その後は2月1日以降となる事をご了承いただけると幸いです。

 

今回の主な目的は(万が一崩壊しなければですが)C/2024G3アトラス彗星の観測と,西オーストラリアのワディファームに預けている機材の入替です。

また、今回は比較的長期間滞在するので、ワディファームの近くで20名ほど受け入れ可能な施設がないか探してみます。

個人的にはワディの環境はとても気に入っていますが、少人数(最大7~8名)での利用に限られます。レストランもなく基本的に自炊となるので多人数での利用は難しです。

具体的な予定はありませんが、今後のために20名ほどの南天ツアーを計画できる施設がないか探しておくのは良いことでしょう。12年も先の事ですが2037.7.13の皆既日食はワディのすぐ近くが皆既帯です。

画像がないと寂しいので再掲となりますが2021~2040年の日食マップを掲載します。オーストラリアは2028~2038年までの11年間で4回も皆既日食が起こります。日食大陸と言って良いでしょう。

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2025年1月 9日 (木)

FCT-65D用のテーパーリング「TR74-M52F」発売保留について

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年末に紹介しましたFCT-65D用のテーパーリング「TR74-M52F」は完成していますが,現品は出荷停止前の65D FUレデューサーを元に設計しています。

レデューサー後面との干渉もなくカメラの回転には影響を与えませんが,今後65D FUレデューサーの仕様が変更される可能性があるため当面のあいだ販売を保留いたします。以下は現品の構成図です。変更の可能性があるので参考用としてください。

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以下はTR74-M52F側から見た65D FUレデューサーの後面です。レデューサー後面の外径に対して,TR74-M52Mに切ったM48ネジ径が大きいため干渉しません。このM48ネジ部には48φのフィルターが装着できます。

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2025年1月 1日 (水)

新年あけましておめでとうございます

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