GFX-50SⅡ「長秒露出ノイズ低減」効果の確認
先日はEOS Raでの試写結果を紹介しましたが同時にGFX-50SⅡでも撮りました。
GFX-50SⅡの長秒露出時の熱カブリは,今年1月の西オーストラリア遠征時に顕著に表れましたが,対策としての長秒露出ノイズ低減効果や画像への影響を確認するためです。今回と西オーストラリアの外気温は25℃程度でしょう。
【 撮影データ】ULTRA CAT108/4.8,GFX-50SⅡ,ISO3200,露出200S,超秒ノイズ低減ON,写野8256×6192Pixelを1/4(2064×1548)にリサイズ,清和高原で撮影
なお、以前使っていたGFX-50Rでは夏場でも感じた事はなかったのでGFX-50SⅡ特有の現象と感じています。この件についてはメーカーサポートで,同機で同様の現象が発生することを確認してもらっています。
結果は画像周辺の顕著な赤カブリは低減され,画質の劣化も気にならないようです。
カブリとは関係ありませんが,今回はカブリ確認のために,軽く強調処理(JPEG画像1枚をレベル補正+デジタル現像)しています。
ULTRA CAT108/4.8はこの程度の強調なら周辺減光は目立たず,フラット補正を面倒と感じる人にはお勧めでしょう。かくゆう私もフラット補正したことは一度もありません。
撮影条件が異なりますが長秒ノイズ低減OFFで撮影した撮って出し画像を掲載します。ISO3200,露出120S,長秒ノイズ低減OFF
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