五藤光学6.5cm赤道儀のSynScan化-2
お客様の五藤光学6.5cm赤道儀をSynScan化しました。改造内容はこちらで紹介した個人用と変わらず,EQM-35PRO用SynScanコントローラーで駆動で駆動します。(今回の改造は以前からご依頼されていたものです。現在は改造の受注は行っておりません)
今回の改造で赤道儀のオーバーホールも行ったので,こちらでアップしていた軸周りの構造を改めて紹介します。
以下は極軸周りの分解状態で,極軸ハウジングは極軸が通る中心穴と,ウォームホイールが入る外周部の2重構造になっています。上段の写真はウォームホイールを極軸ハウジングから抜いた状態で,下段がハウジングに差し込んだ状態です。
極軸はハウジングの中心軸で保持され,その外側のウォームホイールは極軸に回転力だけを与えています。これにより軸に掛かる荷重の影響で,ウォームホイールとウォーム軸の噛み合いが変化することはありません。また一般的な構造の赤道儀に対して,極軸の保持スパンを長くとれるため小型(極軸方向が短い)なります。
この構造は鋳物でしか作れないでしょう。今後このような赤道儀は製作されないと思いますが,基本性能が優れた赤道儀を最新のコントローラーで蘇らせるのも一つの楽しみ方かも知れませんね。
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