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2026年1月

2026年1月29日 (木)

「AstromechanicsEFレンズコントロール」用部品の無料提供について

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ASTRO MECHANICS社の EFContoroller MarkⅡ」(写真左)についてはこちらの記事で紹介しましたが,この時点では欠品していたASI6200MM カメラ」用が販売されているので,これとASI6200MCなどを接続するパーツを無料でご提供します。

送料の600円のみご負担ください。数量は最大7台で,受付期間は2月5日までです。設計にはかなりの時間を要しているので捨てるには勿体なく活用いただけると嬉しいです終了しました。1/30日追記

以前国内で仕入れた「EFContoroller MarkⅡ」とこのパーツはセットで66,000円で販売していましたが,「EFContoroller MarkⅡ」は70,000円ほどで販売されているので,殆ど同じ価格になります。

ただし,サポートは行いません。またこれに合致するドロップインフィルター枠は旧型のみです。無いとは思いますが「EFContoroller MarkⅡ」の仕様が変わっていれば適合しない可能性もあります。接続ネジは付属します。フィルター枠保持用のマグネットも付属しますがご自身で接着してください。

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2026年1月28日 (水)

LAOWA200mmF2について-1

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最近発売されたLAOWA200mmF2を入手したので,手持ちのEF200mmF2との比較を中心にレポートします。

このレンズはとてもコンパクトで軽量です。EF200mmF2と比べると1kgほど軽く,大きさと重さはシグマの105mmF1.4と同じような感覚です。ただ,あまりにコンパクトなので前玉の有効径を測ったところ93~94mmしかないようです。実効F値は2より大きいでしょう。

写真はF2開放で撮った画像を1/4にリサイズしたものと,中央/四隅を切り出したものです。直ぐ近くに明るい月があったのでサクッと撮っただけですが,とても良い印象です。ピント合わせ時の恒星の色滲みも殆どありません。

以下に両レンズの仕様を比較していますが,MTFチャートではEF200F2より高性能みたいです。実際のところは改めて同じ条件で比較してみようと思っています。なおこのレンズもボディに装着しないとピント合わせはできないので,そのままで冷却CMOSカメラでは使えません。

Ef2002_vs_ff20022

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2026年1月27日 (火)

ULTRA CATシリーズの評価を終えて(評価機材の売却)

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昨年3月のULTRA CAT 56から始まり76,108を評価試しましたがいずれも素晴らしい光学性能でした。F4.8でありながら周辺減光の少なさは特記に値するでしょう。レデューサーでF4クラスまで明るくする光学系もありますが,多くの場合周辺光量は70%ほどになります。私のようにフラット処理を面倒と感じる人にはお勧めです。

またWIFD式の合焦機構はドローチューブ式のような出入りしないためピント合わせ時の写野ブレは皆無です。私はEAFは使わずEOS Raのライブビューでピント合わせしますが,30倍の拡大にも関わらず星像はブレずピントのピークが容易に確認できます。

写真はULTRA CAT 56をベースにZWO社製品で構成した例ですが,鏡筒とCAAはM54ネジで接続しています。一体感のある構成で移動も安全でしょう。バックフォーカスも気にしなくて良いのも便利です。

Pleiades68やCAT91も含め,EAF接続アダプターの実機確認も済みましたので使用した鏡筒を売却します。まずは,ULTRA CAT 56,76の2本と他社製ですがFMA-180PROです。いずれも試写とアダプター開発に使っただけなのでとても綺麗です。

  • ULTRA CAT 56:143,000円 商談中1/30追記
  • ULTRA CAT 76:220,000円 商談中1/27追記
  • FMA-180PRO+ZWO EAFなど付属品一式:66,000円 商談中1/29追記

ULTRA CAT 56と76は通常販売価格の59%,67%です。いずれも一般発売前のものですが製品仕様と変わらず調整も完璧です。ただ56は段ボール+スポンジ材でソフトケースは付属しません。76はソフトケースが付きますが後日入荷したものなので,スポンジ材が僅かに大きくなっています。ご自身でスポンジをカットしてください。

クラッチ付きのEAFアダプターをご希望の場合,撮影のために一度組み立てたものを半額の11,000円でご提供します。

FMA-180PRO+EAFなど付属品一式の内訳は,FMA-180PROにEAF(旧型,実使用なし)+EAF取付金具(試作品)+TB58×2+DP38/45-152(実用品)です。66,000円は値下げ後のFMA-180PRO単体の価格相当です。こちらで紹介した構成からプレートをDP38/45-152に変えたもので,カメラ廻りやASI AIR,搭載したクランプ類は含みません。いずれも税込み送料は当方で負担します。

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2026年1月25日 (日)

冷却カメラ,カメラレンズとCAAの組み合わせについて

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カメラレンズとCAAを組み合わせは,構成するパーツの必要光路長と,カメラレンズのバックフォーカスの観点から実現は難しいと思っていましたが,この記事で紹介したフィルターとカメラのウインドウガラスにより光路長が0.5~0.6mm伸びる事から,以下を行えば実現できることが確認できました。カメラのウインドウガラス厚み影響は間違いがありました。後日改めて紹介します。2026.2.3追記

  1. 厚み1.5~3.0mm程度のフィルターを併用
  2. カメラのチルトプレートを純正より1mm短いEX4に交換

以下は接続チャートですが,総合光路長は44.5mm(EFマウントの場合)です。フィルターのとウインドウガラスの影響を加えると僅かに短い程度です。

この構成に必要なEX4(5,500円)は生産終了品ですが10枚ほど在庫あります。ご希望の方は0.05,0.1,0.2mmのシムリング3枚をセットして6,600円で販売いたします。EX4の在庫は5枚になりました1/26日追記→完売しました1/27日追記

写真のシグマ105mmF1.4とASI2400MCの組み合わせでは,1.5mm厚のサイトロンComet BPフィルターを併用した場合,0.2mmのシムを追加すると概ね∞マーク位置で無限遠がでました。

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2026年1月18日 (日)

冷却カメラとカメラレンズ組み合わせ時のバックフォーカスについて-1

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冷却カメラとカメラレンズ組み合わせ時のバックフォーカスについては,昨年末の記事で紹介していますが内容に疑いがあったため再度確認を行っています。

昨年末の記事では,ASI2400MCとSIGMAシグマ105mm F1.4の組み合わせの場合

  • 無限遠ピント位置はレンズの∞マーク位置と合致せず+0.4mmほどシムを挟む
  • フィルター (IDAS LPS-P3,T2.5mm)を挿入すると+1.2mmのシムが必要

と記していますが,添付した写真のカメラはASI2400MCですが,実際に撮影に使ったカメラはASI6200MMでした。シムの厚みについては間違いありませんが,これまでの実績と合致していません。

 

このために再度テストを行っていますが,ASI6200MMとIDAS LPS-P3を手放したことから,カメラはASI2400MCで行っています。これまでに確認できたのは以下となります。

ASI2400MCとSIGMAシグマ105mm F1.4とTAMRON35mmF1.4での組み合わせで,いずれのレンズの絞り開放で以下の結果が得られています。

  • 無限遠ピント位置はレンズの∞マーク位置と合致せず+0.2mmほどシムを挟む
  • フィルターを挿入するとさらに+0.3~0.4mmのシムが必要

フィルターは3mm厚のRadian Triad Ultra Quad-Band Narrowband Filter と1.5mm厚のComet BP Filtrtで試していますが,大差ありません。

 

以下は上記の調整を行った(0.2+0.3mmのシムを挟んだ),フルサイズのASI2400MCとTAMRON35mmF1.4(開放)で試写した画像です。

フィルターは3mm厚のRadian Triad Ultra Quad-Band Narrowband Filterを使っていますが,周辺でも概ね良好な星像です。この事から,「レンズの∞マーク位置で無限遠にピントが出るようバックフォーカスを調整すれば広角系のカメラレンズでも均一な星像」が得られそうです。なぜASI6200MMと相違が出たかは不明ですが機会があれば検証いたします。

Sp35f14_2400mc_60s

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2026年1月17日 (土)

LAOWA8-15mmF2.8専用リングヒーターの受注生産について

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写真の「LAOWA8-15mmF2.8」専用のリングヒーターを受注生産いたします。レンズ前玉が露出する魚眼レンズでも安定した結露防止が期待できます。

同様の「EF8-15mm用リングヒーター」を2013年のモンゴル遠征で使用しましたがこのような環境下でも威力を発揮しました。

ご予約期間は2026.1.31日までで,完成は2026.3月末の予定です。価格はこれまでの同様12,100円を予定していますが,予約数量が想定より多い場合は若干お安くなります。予約の受付を終了しました。2026.2.2追記(余剰はございません)


仕様はこちらで紹介した「NIKON AF-S FISH EYE 8-15用リングヒーター」とほぼ同じです。

リングヒーターの仕様は以下の通りです。温度上昇は27℃,無風の室内で,レンズに装着したヒーターの表面温度を計測しています。

  • ヒーター抵抗:約40Ω
  • 発熱量(消費電力):3.6W @12V   , 2W @9V
  • 温度上昇    :約15℃ @12V    , 10℃ @9V

12Vでの使用時の発熱量は,3.6Wあるのでかなり温かくなります。30°近い環境下では熱いほどです。

ご希望の方は右記のメール宛ご連絡ください。tomoyoshi-kawano@nifty.com(年度末公共工事に伴う出張が多い事から,お返事が遅れる場合もございます)

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2026年1月15日 (木)

「WIFD EAF-AD」は笠井MRP接眼部にも完全フィット!

B20260115

EAF取付金具 「クラッチ付きWIFD EAF-AD」は William Optics社製専用で設計していますが,天文楽者のRYOさんによると「笠井MRP接眼部」にも適合するそうです。しかも完璧に装着でき,正にシンデレラフィットとの事。

「WIFD EAF-AD」を装着するには金具装着部の直径以外に幾つかの用件がありますが全て合致しているので,両製品は全く同じ仕様なのでしょう。

写真は天文楽者のRYOさんからいただいた「笠井MRP接眼部」への装着状態ですがブログ「天文楽者のページ」で紹介いただきました。とても詳しい内容で,動画も作成いただいています。ありがとうございました。

なお,クラッチは滑りクラッチとして使えるので,適度に締めれば手動操作時にドローチューブが抜け出でないトルクを与えられます。手動と電動はシームレスな切替えです。

 

「クラッチ付きWIFD EAF-AD」 は旧型(軸径5mm)EAF用も併売しています。なお,新/旧EAFの相違点は軸径のみでなく軸のY座標も異なるため,金具やEAF側のタイミングプーリー仕様が異なっています。

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2026年1月 9日 (金)

遅くなりましたがULTRA CAT 76/F4.8の試写しました

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ULTRA CAT76/4.8は8月の入手からずいぶん時間が経ってしまいましたがやっと試写しました。窮屈な構図ですがオリオン座の中心部を撮っています。

EOS Ra,ISO1600,EXP120Sの撮って出し画像をリサイズ,一部を等倍で切り出したものです。

  • 上:6720×4480ピクセルを1/4(1680×1120)にリサイズ
  • 中:6720×4480ピクセルの左下コーナー部1680×1120をピクセル等倍で切出し
  • 下:     〃     のアルニタク付近を        〃

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アルニタク回りのハロはこのカメラ固有のフィルターによるものです。アルニタクの光芒と重なった左側の輝点は恒星です。

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2026年1月 1日 (木)

新年明けましておめでとうございます。

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