冷却カメラとカメラレンズ組み合わせ時のバックフォーカスについて-1
冷却カメラとカメラレンズ組み合わせ時のバックフォーカスについては,昨年末の記事で紹介していますが内容に疑いがあったため再度確認を行っています。
昨年末の記事では,ASI2400MCとSIGMAシグマ105mm F1.4の組み合わせの場合
- 無限遠ピント位置はレンズの∞マーク位置と合致せず+0.4mmほどシムを挟む
- フィルター (IDAS LPS-P3,T2.5mm)を挿入すると+1.2mmのシムが必要
と記していますが,添付した写真のカメラはASI2400MCですが,実際に撮影に使ったカメラはASI6200MMでした。シムの厚みについては間違いありませんが,これまでの実績と合致していません。
このために再度テストを行っていますが,ASI6200MMとIDAS LPS-P3を手放したことから,カメラはASI2400MCで行っています。これまでに確認できたのは以下となります。
ASI2400MCとSIGMAシグマ105mm F1.4とTAMRON35mmF1.4での組み合わせで,いずれのレンズの絞り開放で以下の結果が得られています。
- 無限遠ピント位置はレンズの∞マーク位置と合致せず+0.2mmほどシムを挟む
- フィルターを挿入するとさらに+0.3~0.4mmのシムが必要
フィルターは3mm厚のRadian Triad Ultra Quad-Band Narrowband Filter と1.5mm厚のComet BP Filtrtで試していますが,大差ありません。
以下は上記の調整を行った(0.2+0.3mmのシムを挟んだ),フルサイズのASI2400MCとTAMRON35mmF1.4(開放)で試写した画像です。
フィルターは3mm厚のRadian Triad Ultra Quad-Band Narrowband Filterを使っていますが,周辺でも概ね良好な星像です。この事から,「レンズの∞マーク位置で無限遠にピントが出るようバックフォーカスを調整すれば広角系のカメラレンズでも均一な星像」が得られそうです。なぜASI6200MMと相違が出たかは不明ですが機会があれば検証いたします。
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