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2026年4月

2026年4月29日 (水)

IDAS DTDフィルターの効果について

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今回のオーストラリアでの撮影ではIDAS DTDフィルターを使ってみました。(実際に使ったのはEOS用のドロップインタイプのIDAS DTD DRT

左がフィルター無し,右がフィルターを使用した写真(いずれもJPEG撮って出し,2枚の撮影間隔は約25分)ですが,比較的光害の少ない空でもフィルターの効果は大きいようです。

  • 左写真:EOS Ra,Tamron SP35mmF1.4→2.8,ISO1600,120秒,フィルター無し
  • 右写真:EOS Ra,Tamron SP35mmF1.4→2.2,ISO3200,120秒,フィルター使用

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M-GEN3極軸合わせ用パーツの受注生産について

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先日の記事で紹介したM-GEN3のプレートソルブ機能を使った極軸合わせに必要なパーツを受注生産いたします。

これから設計しますが,上の写真のように極軸合わせ用とガイド用両方で使用できる形状になります。極軸合わせ用としては正確に極軸との芯出しが必要なので,3点押し引き調整機構(望遠鏡の光軸調整機能と同様の機構)を設けます。一度合わせれば簡単にはズレない構造を採用します。

接続部は極軸合わせ用としてM34P1(P-2などの極望キャップ部のネジ)及び,UNC3/8雌ねじ。ガイド用としてアルカスイスプレート(DP38-30A対応)です。(写真は適当な材料で試作したものなので,芯出し機能はなく,ネジの向きも逆になっています)

ご予約の受注期間は5月10日までで,完成は7月の予定です。価格は概ね15,000円程度(変わる場合もあります)を予定しています。対象はM-GEN3とM28.5C+SRをお持ちの方に限られます。予約の受付を終了しました。5/11日追記

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2026年4月27日 (月)

台座付きの「M54FD-5ADB」の販売について-4

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こちらの記事で紹介していた「台座付きのM54FD-5ADB」は入荷しましたが設計に間違いがありました。度々の遅れで申し訳ありませんが完成は6月以降になりました。

ただ,間違ったのはM54FD-5ADBに収まるフィルタードロワー外周部との干渉です。最下段の写真にようにこの部分を拡張すれば問題なく使用できます。拡張部はメッキが取れますがフィルタードロワーでほぼ隠れるうえ,精度には影響しないため訳あり品(数量限定)としてDP38-84とセット販売します。

掲載の写真は訳あり品で組み立てた状態です。プレートを付けるツバを3カ所に設けているので縦横構図切り替えや,ガイドカメラの設置に便利です。Tamron SP35mmF1.4*を装着していますが,このように三脚座のないレンズ用としてご使用いただけます。

*バックフォーカス調整に伴いレンズとカメラセンサーの相対的な回転角度が変わるため,花弁状のフードを使うレンズではフードの位置を調整する必要があります。

 

訳ありのM54FD-5ADBは,写真のDP38-84(4,950円)を2枚セットして16,500円での販売です。バックフォーカス調整用のシムリング5枚セットが付属します。訳あり品の販売は終了しました。正規品は5月末販売開始予定です。5/6追記

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2026年4月25日 (土)

M-GEN3を使った南天での極軸合わせと導入支援について

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こちらの記事で紹介したM-GEN3のプレートソルブ機能を使った南天での極軸合わせを試しました。結果的に南天でも極めて短時間で確実な据え付けができました。北極星に相当する明るい恒星が無い南天では極めて便利なアイテムでしょう。もちろん北天でも使えます。

以下は「Live View-Sky data」の表示と,同じ領域の星図を照らし合わせたものでオレンジの矩形がM-GEN3の写野です。

予めM-GEN3側の写野の中心と極軸の芯出しを行っておく必要がありますが*「Live View-Sky data」の緯度線の中心が画面中央になるように,極軸の方位と高度を調整するだけで据付け完了です。

*芯出し機能を有した取付パーツ(上の写真の様なイメージ)を製作予定です。詳細は後日改めて紹介しますが,対象はM-GEN3とM28.5C+SR(いずれも販売終了品)をお持ちの方限定です。

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以下は撮影用カメラを搭載したアルカスイスプレートにオートガイドのためのM-GEN3のカメラを設置した例ですが,赤緯軸を真南に向ければ精度は落ちますが概ね極軸合わせができます。また「Sky Map Object」機能でカメラが向いている方向を示してくれるので手動導入の支援にもなります。(アンタレスのやや北側に向けた例,Objectの下の数値は向けた方向ではありません)

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M-GEN3にはドリフトアライメント方で正確に極軸を合わせる機能も有していますがこの方法は極めてシンプルです。通常の南天遠征機材程度なら十分な精度でしょう。

 

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2026年4月24日 (金)

西オーストラリア遠征から帰国しました

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本日西オーストラリア遠征から帰国しました。今回は4月8日から本日まで14泊(機内泊の2泊は除く)滞在しましたが概ね好天に恵まれました。

今回は十分な時間があったので沢山の天体を撮影しました。本日アップする写真は35mmレンズで撮影(EOS Ra,IDAS DTD DRTフィルター使用)した,さそり座付近の銀河です。僅か2分露光の1枚画像ですがクオリティの高い素材が得られたようです。

現地でテンリフの山口氏から画像処理の基本を教わったので作品に仕上げたいものです。

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2026年4月16日 (木)

LAOWA200mmF2について-2

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こちらの記事で紹介していたLAOWA200mmF2ですが,今回の西オーストラリア遠征のメイン機材として持ち込みました。複数枚撮影した内のJPEG1枚画像をそのままの状態で掲載しましたが周辺部まで良好な星像です。6720×4480を1600×1066にリサイズ

EOS Ra,ISO3200,LAOWA200mmF2→F2.8,EXP120S,IDAS DTDフィルター使用

 

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2026年4月 5日 (日)

海外遠征に伴う不在のお知らせ(4月8日~23日)

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4月8日~23日は海外遠征に伴い不在となります。期間中は,受注・出荷業務を休止させていただきます。

 

今回の遠征先は,ほぼ定例的に行っている西オーストラリア州のワディファームです。計画時点では特に目的はなったのですが,もしかしたらC/2026 A1(MAPS)を見られるかもとの微かな期待から長めのスケジュールになりました。

毎度のことですが今回もディープスカイ撮影は行わず,気軽な星景写真でも撮りたいと思っています。そのために明るい広角レンズも入手しましたが,私は広角レンズでも赤道儀を用います。僅かでも星が流れた写真は受け入れられない性分です。

 

今回のメイン機材も紫金山-アトラス彗星や,C/2024G3彗星の遠征で使ったゴニオステージ赤道儀ですが,今回はM-GEN3のプレートソルブ機能を用いた極軸合わせを試したい思っています。

予め外付けの極望などで,極軸とガイド鏡(例では75mm)と光軸を合わておく必要がありますが,これを使えばはちぶんぎ座の台形を探す必要もないでしょう。

以下の写真は北天で試した例ですが,0.5秒ほどの露出時間で8等級より暗い星も写っています。(北極星の対向側の星は極から1度離れた6.3等級のこぐま座λ)

プレートソルブに要す時間も短いので極軸を振った後,直ぐに写真のような緯度・経度線が表示されます。写真は少し左にずれて(角度で15分)いますが,スケール円の中心が画面の中心になるように(あるいは表示の緯度が90度近くなるよう)にすれば十分な精度でセッティングできるでしょう。

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M-GENと言えば11年前のオーストラリア遠征で初代M-GENの評価テストを行いました。Cマウントレンズと組み合わせる関連商品の開発に携わりヒット商品になりましたが,最新のM-GEN3は諸事情で販売は休止されている模様です。

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