仕事

2017年12月31日 (日)

2017年を振り返って-ハーモニックドライブ赤道儀

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本年の締めくくりはなんと言ってもハーモニックドライブ赤道儀の販売開始です。

2月にHOBYM Observatory社のCRUX170,320HD
4月にはrainbowastro社製のRST-150Hが発売されました。
いずれも開発段階から協力関係にあったので今年最大のトピックスでしょう。


以前も紹介しましたが,RST-150Hに搭載したμ-180で撮った日食の動画
何度見ても感動的です。この日食をターゲットに開発したそうです。
 

写真のHOBYM Observatory社のCRUX170の重さは4.9kgです。
PTP-C22カーボン三脚とのセットで6.8kgなので海外遠征にも最適です。
年明け早々に西オーストラリアに5台のハーモニックドライブ赤道儀赤道儀を
持ち込み開発機材のテストや撮影を行います。

今年1年もありがとうございました。2018年もよろしくお願いいたします。

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2017年12月30日 (土)

2017年を振り返って-鏡筒バンドなどの新規格化

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2017年はアリガタ/アリミゾや鏡筒バンドを新規格に移行しました。
その殆どは写真撮影を意識したシステム構成用になっていますが
キャリングハンドルは眼視観望用としても重宝されています。

眼視の場合は鏡筒をオフセットする必要がないので紹介する例のように
同じ長さのアリガタ(DP75-152)とトッププレート(TP60-152)を推奨します。
眼視はトッププレートにガイド鏡などを搭載しないので写真のように
傾斜キャリングハンドルを内側に向ければ鏡筒の真上を吊せます。
 

TSA-120やTOA-130などを従来のシステム(TTP-***)でご使用のお客様から
この傾斜キャリングハンドル対応のご要望をいただいております。
そこで期間限定となりますが,来年4~5月に取付対応を行います。

対象はTTP-150,TTP60-160,TTP80-250(N)で
(TTP-125は長さの制限で不可,また他社製への加工もお請けできません)
費用はキャリングハンドルと返送用送料込みで3,240円です。
在庫限りですが新品のTTP-150(3,780円)もご希望の場合無償で加工します。
この件に関するお問い合わせやご注文は来年4月1日以降にお願いします。


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2017年12月29日 (金)

2017年を振り返って-ディスプレイ内蔵MTS-3

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今年はディスプレイ内蔵の新型MTS-3の年でした。
1月5日以来,今月までの1年間でちょうど100台入荷しています。

このうち既に80台ほどは出荷し,残りの20台は2018年1月~3月
施行でご予約分です。
 

写真はNew ATLUX赤道儀をMTS-3で改造した評価機です。
ステッピングモーター+ベルトドライブですが最近発売された同社の
AXJ赤道儀と同様の駆動系です。

前にも書きましたがスカイセンサー仕様のNew ATLUX赤道儀は
エンコーダーの微弱信号をロータリー接点で経由しているため
経年的な接点表面の酸化などで動作が安定しないようです。
(後期型はロータリー接点を使わない仕様に改善されています)

改造で本来のNew ATLUX赤道儀の性能が蘇るので2018年も
積極的に改造をお請けいたします。(4月以降の施行です)

以下は写真の赤道儀のPモーションで±6~7秒角ほどです。
大変滑らかな追尾なのでガイドすれば安定した撮影が可能です。

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2017年12月28日 (木)

2017年を振り返って-DS80/DP80シリーズ販売終了

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開業直後の2007年から10年ほど生産しましたDS80/DP80シリーズの販売を
終了し3インチ規格のDS75/DP75シリーズに移行しました。

これまでのDS80/DP80シリーズは継ぎ足しでのシステム構成になったため
適合する鏡筒バンドやトッププレートなどが複雑でしたが
DS75/DP75シリーズはこれらを含めた総合的なシステム化を図っています。
 

販売を終了するDS80/DP80シリーズは以下を在庫しています。
原則的に在庫限りですがご要望が多い場合はDS80Lなどのアリミゾに
限り数がまとまった時点で限定生産します。

なお,DP80-230Lnのみ新規格のTP60-152に適合します。
FSQ85/106EDなどではDS80Lなどでご使用いただけます。
 

本日現在の在庫品(一部は3週間ほどの納期となります)
・DS80L:1台
・DDS80L(NJP,EM-400):5台
・DDS80L(ATLUX):1台
・DP80-230Ln:19台
・DP80-250:4台
・DP80-300:4台
・DP80-400:2台

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2017年4月 1日 (土)

定休日のご案内

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これまでは特に休日を定めていませんでしたが
今月からは毎週,日,月曜日を定休日とさせていただきます。

また,年間に数度は開発機材の打ち合わせやテストなどを兼ねた
海外出張に伴い休業いたします。
期間中はご不便をおかしますがよろしくお願いいたします。
なお,納品したモータードライブの不具合など,緊急対応は休業日でも
可能な範囲でご対応させていただきます。
 
 
写真は記事とは関係ありませんが,自宅屋上での機材のテスト風景です。
以前はここにドームを据えていましたが,ドームは奥に移設し
機材の収納やオーバーホールなどの作業小屋になっています。
このようなお天気が続けば良いのですが最近は黄砂の飛来も多く困っています。


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2016年12月31日 (土)

2016年を振り返って-4

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ハーモニックドライブの赤道儀への適応は数年前から評価していましたが
今年は写真のP-2や90S赤道儀で実用化の目処が立ちました。
赤緯軸側のみですが,赤緯軸が部分微動のため自動導入改造ができなかった
これらの赤道儀には大きなメリットです。

以下は実証テスト機として数年前からテスト中の赤道儀です。
これも赤緯側のみハーモニックドライブですが素晴らしいレスポンスが得られます。


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来年早々,ディスプレイ内蔵の新型MTS-3が入荷しますので
ご予約中のP-2自動導入改造は準備が整い次第着手予定です。

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2016年12月30日 (金)

2016年を振り返って-3

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今年も残り時間が少なくなったので矢継ぎ早に更新していますが今回は
昨年末に発売されたPoleMaster関連商品です。

メーカーでは対応しない赤道儀用7機種分のアタッチメント製作しました。
100個単位で生産したスカイメモR用など一部は在庫がありますが
基本的に在庫限りで販売を終了します。(ポラリエ用のみ継続商品)


写真は個人用として製作中のポータブル赤道儀に装着した状態です。
まだ各部のカバーができていませんが実質上の軽量化を追求しました。


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ポータブル赤道儀も行きつくところはドイツ式になりそうです。
使い勝手から極軸のみの簡易タイプは赤緯軸を買い足す事も多いようです。
ただ箱状のハウジングの場合,干渉を避けるために首の長い赤緯軸が
必要となり結果的にバランスウエイトも重たくなります。
 

紹介するポータブル赤道儀はPENTAX75用の極軸のみ流用していますが
この赤道儀は極軸が北側に突き出た形状なので干渉はあまりおきません。

写真のカメラボディとレンズで約2.8kgありますが,1kgのウエイト1個で
バランスが取れます。(シャフトは200mm)
赤道儀(シャフト含む),ウエイト,三脚など全てで6kg程度なので気軽な
撮影用として便利でしょう。

本来7.5cm用の赤道儀なのでウエイトを追加すれば328クラスも余裕です。
強度に加え追尾精度も高いので望遠レンズでも不安はありません。


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2016年を振り返って-2

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昨日の記事とよく似た写真ですが,3月末に発売したアルカスイス規格プレートに
対応した鏡筒バンドTB-60/80ASです。

主にボーグの55FLでの需要を想定していましたが,FS60CB用の80φと52φ
(60φバンドに52φC型スペーサー組み込み)のセットの方が人気だったようです。
9ヶ月間で150本ほど出荷しています。(単品販売した都合バンド1本の数量です)


なお,TB80AS(60AS+嵩上げスペーサー)は昨日紹介したApo Sonnar T*2/135
用のバンドと同じ高さです。
以下のように冷却CCDカメラの保持バンドとして使用することを想定し合わせて
います。
(以下の写真はイメージで光路長の都合上冷却CCD側はバンドではありません)

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昨日の記事で「殆どは実験的なもので終わっている」と書きましたが
今年もカメラレンズ用フォーカサーなどは色々試作しました。

以下は機能性では完成の域に達していると自負していますが問題はコストです。
駆動系でのバックラッシュを排除するために超小型のハーモニックドライブを
レンズの下に配置していますが大変高価です。

冷却CCDカメラとカメラレンズでの撮影では,フィルター毎にピント位置が異なる
ために電動フォーカサーは必須と思えるほど便利です。
ただコストに加え,レンズの形状差などを考慮すれば受注は難しいようです。


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2016年12月29日 (木)

2016年を振り返って-1

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今年も残すところ3日なりましたが2016年を振り返ってみたいと思います。
今年も昨年同様にカメラレンズ関連アイテム力を入れました。
ただ,商品として販売にこぎ着けたのは写真の新型Apo Sonnar T*2/135
用のバンド程度で,他は殆どが実験的なもので終わっています。


最近のデジタル対応カメラレンズは驚くほど高性能ですが
その中でもApo Sonnar T*2/135は大変な人気のようです。
紹介のバンドやフォーカサーは今回も50台ほどのご予約をいただきました。
構成が複雑なので,ご予約をいただいた分のみの受注生産としましたが
1割分ほど余裕を持って外注中です。
余剰分なのでご希望の構成にお答えできない場合もありますが興味のある
方はご連絡お願いします。

来年は赤道儀関連に力を入れたいので,しばらくはカメラレンズ関連などの
新アイテム開発は休止予定です。(実験レベルは続けますが)
時折ご要望いただく電動フォーカサーについても予定はありません。


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2016年はAP-GOTOも含め30台弱ほどをMTS-3での自動導入化しました。
MTS-3は新型への更新が2年ほど遅れるなか,昨年12月に入荷した分
全て使い果たした状態でしたが,先日新型完成の朗報が入りました。
来年はスムーズな入荷となることを願うところです。


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その準備も兼ねてNew ATLUX赤道儀の新たな改造を評価しています。
従来New ATLUXはハウジングの形状上,換装できるモーターの大きさが
制限されためAGS仕様での改造になっていました。

今回ハウジングの一部を切削する事で,MTS-3との相性が良いモーター
への換装が確認されました。2017年からの改造はMTS-3で行いますが
素晴らしいレスポンスの赤道儀に生まれ変わります。

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なお,来年早々に入荷するディスプレイ一体型の新型MTS-3 20台は
2年以上前からご予約されていた方への引き当て分です。
今後新規のご注文は来年4月頃から受注開始できる予定で進めています。
まだ工事中ですが,状況は都度こちらにアップしますのでご参照ください。

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2016年10月30日 (日)

PTP-C22など,オリジナル商品の販売終了について

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ブログなどで紹介しておりましたが,PTP-C22などのオリジナル商品は在庫限りで
販売を終了させていただきます。
写真のε-130D用の鏡筒バンド(TB-166)やTB-156など,半数ほどのアイテムは
在庫限りです。詳しくは商品一覧のページをご参照ください。
(AP-GOTOなど赤道儀とセット販売するPTP-C22はこの限りではありません)


なお5月に販売を終了したXY50Dは,その後のご要望が多いので20台のみ
追加生産中です。12月末の発売予定です。
この20台は高度プレートの仕様を従来から見直し,2つの高度を指定できます。
たとえば,XY50D-15,35度の場合,緯度0度~50度の範囲で使用できます。
指定いただけるのは,0,15,35,55度の中から2種です。
(高度プレート在庫の都合でご希望に添えられない場合もございます。
常用できるのは1緯度のみで,切り替えには一部を分解して緯度プレートの
入替が必要です)
XY50Dの価格は21,600円,SDS38とのセットは26,460円です。


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