モータードライブ・自動導入

2017年8月 3日 (木)

2軸電動仕様AP赤道儀の自動導入改造について

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ここで紹介しました,ご支給のAP赤道儀(2軸電動仕様)からのGOTO改造は
MTS-3の手配がついたので予約の方を対象にご案内いたします。


改造ではMTS-3の駆動回路一式を内蔵したケーブルレス仕様も準備しました。
パソコンを使った撮影の場合,ハンドコントローラーは必ずしも要らないので
全て内蔵しています。
以下のようにBluetoothアダプターを内蔵すれば,外部から赤道儀に接続する
ケーブルは電源のみです。(オートガイドケーブルは別途)
オプション(3,240円)のステップアップケーブルを使用すれば5V駆動可能です。
 

以下は北側からの写真で左がMTS-3駆動回路,右がBluetoothアダプターです。
中央のスイッチはここで紹介した子午線越えに伴う南北導入方向の入替用です。

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下の写真は換装するハイブリッド型ステッピングモーターです。
純正のモーターハウジング内にギリギリ収まっています。
(上の写真ともカバーを取り外した状態です)

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改造対象は両軸が電動ユニット仕様のAP赤道儀で内容は以下のとおりです。
・ステッピングモーター,伝達ギヤ交換
・専用インターフェースパネルの設置(POLE MASTER対応)
・ディスプレイ付の新型MTS-3付属(または駆動回路内蔵)
・規格統一仕様バランスシャフト及び2kgステンレスウエイト×2個付属
・メタルコンセント仕様の電源,オートガイドケーブル付属

改造費用
・外付MTS-3仕様:140,400円
・内蔵MTS-3仕様:129,600円
・Bluetoothアダプター内蔵の場合は22,000円加算されます。
極軸望遠鏡や三脚の交換は別途お見積もりいたします。

改造受注次期及び期間
・9月上旬からの受注で赤道儀お預かり期間は1.5ヶ月

なお,今回の案内はご予約いただいているお客様への確認が目的です。
AP-GOTO赤道儀(改造含む)は特注モーターやインターフェースパネルの
在庫数か5台分になりました。
保守用品を考慮すると新規の受注(2018年分)は2台ほどです。

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2017年5月14日 (日)

新型MTS-3の入荷状況について

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第3ロッのト新型MTS-3は5月末の入荷が確定しました。6,7月納品(改造)
予定ですがご予約のお客様へは今月末を目処に個別にご案内いたします。


写真は第2ロットのMTS-3で改造したEM-100です。
赤道儀側にパネルが付くのでコントローラー(MTS-3)と赤道儀はケーブル1本で
接続され,パソコンやオートガイダーは赤道儀パネルに繋ぎます。

今回お預かりした2台のEM-100はいずれも殆ど使用されていない個体です。
EM-100は赤経側のモーターが格納された空間にパネルを設置できるので
このような改造に適しています。(右側は改造前の状態です)
EM-100は90S同様追尾精度も高いので10cm屈折用としてベストでしょう。

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新型MTS-3の改造状況や今後の予定は以下のとおりです。

・1月入荷の第1ロット:全て納品済み
・3月入荷の第2ロット:4~5月の納品で実施中(一部のSX-D改造は6月)
・5月入荷の第3ロット:6月~7月対応で案内準備中(全て予約分です)
・7月入荷予定の第4ロット:入荷日確定後ご案内予定(全て予約分です)
第5ロットは9月入荷,10月以降の実施予定です。(ご予約受付中です)
1ロット当たり20台で輸入しています。


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2017年5月 9日 (火)

MS-3(N)用のAMD-2Nのご予約受付について

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AMD-2Nを装着したPENTAX MS-3(N),五藤光学Mark-X,タカハシP-2
赤道儀を並べてみました。いずれも日本を代表する小型赤道儀です。
(モーター装着状況がわかるよう少し大きな写真で掲載しています)


今回は一番左のMS-3(N)用AMD-2Nのご案内です。
実は,MS-3(N)用AMD-2Nの需要は少ない(10台以下)と思っていました。
この赤道儀は恒星時追尾中でも両軸手動操作ができるのでとても便利です。
敢えて2軸電動化の必要はないと思っていましたが,予想に反してご要望が
多いのは観望に加え,これからは2軸ガイド撮影も楽しみたい方が多いようです。


ただ,MS-3(N)用のAMD-2Nは内蔵された極軸側のモーターを交換する
必要があります。純正のモーターでは5V駆動で32倍速を出せないからです。

先に案内した10台分は確保していますが,これ以上のご要望があれば
特注モーターの追加手配が必要なためこの時点でご予約を受付ます。
5月31日までご予約をお受けいたします。
改造の実施は先の案内のとおり10月で価格は54,000円の予定です。


なお,今回紹介した3機種のほか,90S用とP型用も計画しています。
これらの紹介は来月の予定です。

また,P-2用の新規は残り枠が10台ほどになりました。
赤経側のモーターハウジングの確保数量によるものなので
AMD-1からのアップグレードは新規完売後も暫くは継続いたします。

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2017年4月26日 (水)

P-2赤道儀の赤緯微動部短縮改造について

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先日紹介した海外遠征用にカスタマイズしたP-2赤道儀は赤緯微動部を
短縮改造していますが,その改造についてのご案内です。

写真奥が短縮改造後,左手前が無改造状態にモーターを装着しています。
右側はモーター装着前で手前がオリジナルのまま,奥が短縮化後です。
スプリング部と押しネジ側の両方を短縮するので無改造時に比べ
9cmほど短くなっています。
また一番手前のスプリングは,長い方が純正で短い方が短縮改造用です。
全長に加え線径も小さくしました。
 

オリジナル状態ではP-2の赤緯微動は±10度の可動範囲があります。
ただ,モーターを装着するとカップリングの伸縮代の関係で
極僅か(±1度以下)しか可動できなくなります。(ガイド撮影には支障なし)
電動化で可動範囲が制限されるのなら長いスプリングは正に無用の長物です。

またこのスプリングは鏡筒の長いD型や8cm赤道儀用と共用なためか
P-2には固すぎるようです。短縮化に併せ少し柔らかいものに変更しています。
 

P-2をスーツケースに入れる場合,取り外せないスプリング部と微動ハンドルは
邪魔になります。
僅か9cmですが海外遠征用としては有益な改造で見た目もスマートです。
 

改造費用はスプリング部と押しネジ側の短縮,微動ネジの加工,スプリングの
交換一式で10,800円です。
AMD-2Nのご購入及びAMD-1からのアップグレードのお客様を対象に受注
しますが,外注の都合上初期ロットは5月,次期ロットは7月の対応のみです。
具体的な内容については,P-2用AMD-2Nをご予約(アップグレード含む)の
お客様へ個別にご案内いたします。
 

今後のAMD-2Nは以下のスケジュールで受注開始予定です。
 ・P-2用(アップグレード含む)の次期ロット20台   : 7月からの受注
 ・Mark-X用の次期ロット15台              : 7月からの受注
 ・90S用(20台のみ)                   :10月からの受注
 ・P型用(10台のみ)                    :10月からの受注
 ・MS-3,MS-3N(10台のみ)                :10月からの受注

AMD-2Nはトータルで100台分の材料を準備していますが生産能力は
10台/月程度です。納期は受注後2~3ヶ月要す場合もあります。

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2017年4月20日 (木)

P-2赤道儀AMD-2Nでのガイドテスト

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昨日紹介したP-2用AMD-2Nですが,P-2に搭載できる上限と思われる
10cmクラス鏡筒を搭載して追尾テストを行いました。

AMD-2Nは消費電流を抑えるために赤緯側は駆動時以外は電流を
遮断しています。P-2の赤緯微動は固いのでその影響が出ないかを
確認するのが主な目的です。


結果は全く問題ありませんでした。スプリング式の赤緯微動は
構造上バックラッシュは無いので予想以上の好結果を得られました。
ピッチが小さいネジで押すので微動部の減速比が大きくなりますが
(約1.5度/1回転)その分モーターのバックラッシュの影響は軽減できます。


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グラフの後半がガイドしています。(いつもと同じでY軸一目盛は約10秒角)
赤緯(赤の線)はガイド開始直後,修正に少し時間を要していますが
その後はほぼ一直線です。小刻みな振れはガイドしていない時の赤緯側と
変わらないので気流の影響でしょう。
こうして比べると高精度のP-2といえども2軸ガイドしたくなりますね。


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今回はモバイルバッテリーでテストしましたが消費電流は5Vで330mAです。
写真のモバイルバッテリー(20,400mAh at3.7V)で40時間ほど駆動できる計算です。
 

以下の写真は赤緯側モーター部をコンパクトにするために微動軸を加工した
例で下がオリジナルのままで,上がカットした状態です。
4cm短くなるので携帯には大変便利です。
改造費用は2,700円です。金具も異なるため5月末以降の対応となります。

なお,次期ロットは9月と案内しましたが2ヶ月ほど前倒しできそうです。

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微動軸周りを短縮改造した写真を追加しました。
これくらいなら収納時でも気にならないようです。
(製品のモーターコネクターは標準仕様と同じくアーム部に配置されます)
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2017年4月19日 (水)

P-2,マークX用AMD-2N完成

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こちらで紹介していましたP-2やマークX赤道儀用のAMD-2Nが完成しました。
先の発表から2ヶ月ほど遅れましたがご予約の方へは近日中にご案内します。
(AMD-2Nで使用するモーターはマークXの自動導入用と同じものですが
準備した併せて25台は既に終了しております。次期ロットは9月の予定です)


P-2やマークXは,写真のような200mmクラスの望遠レンズの場合は敢えて
ガイドしなくても満足な写真が得られますが,2軸ガイドが可能になれば
M-GENなどでデザガイドが行えるのでノイズ対策としても有効です。


AMD-2Nはシンプルな構造で速度切替スイッチはなく,4方向のボタン
操作時は32倍速(P-2は16倍速)で駆動し,オートガイドは自動で0.5倍速です。
オートガイドが当たり前になった現在では手動ガイドは行わないので
ボタンでの微動はなくしました。
また,電源は内部にステップアップコンバータを内蔵しているので
5V~12V間で駆動できます。5V駆動時の消費電流は330mA程度です。

モーターコネクターはMTS-3などと同じワンタッチ式のメタルコネクターです。
AMD-2NのマークX用モーターは,MTS-3用と全く同じ仕様なので
いずれのコントローラーでも駆動できます。


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価格等は以下のとおりです。ケースをアルミ削り出しで製作したため
以前の発表から若干変更させていただきました。

【マークX用】 AMD-2N:48,600円
【P-2用】 AMD-2N:59,400円(AMD-1からのアップグレード:47,520円)
いずれも両軸モーター,AMD-2Nコントローラーなど一式の価格です。
なお,初期ロットはご予約で終了しております。
特注モーター納期の都合で次期ロットは9月頃の発売予定です。
併せて90S用もラインナップする予定です。


AMD-2Nとは関係ありませんが,写真のアングルファインダー用接続リングは
完売後のご要望が多いので5月末に再販いたします。
価格等は以前と同じで20個限定です。

また写真2段式カーボン三脚はAP-GOTO用として引き当てていた分に
余剰がでました。三脚がご不要な赤道儀ご支給での改造が多かったためで
その分をP-2用(専用アダプターセット)としてでご提供できるようになりました。


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2017年3月 9日 (木)

Marx-X専用アリミゾの販売について

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先のブログで紹介していた,Marx-K専用アリミゾDS65MXが完成しました。
価格は通常仕様のDS65Nと同額の12,960円で,20台限定販売です。

8cm~10cmの鏡筒をDP65-150などのアリガタ経由で固定するのに最適ですが
以下のように極軸体につければポータブル赤道儀用としても便利です。
極望の視野を確保するために開口したアリガタも開発していますが
極望の明視野視野照明を内蔵します。(写真はイメージとして置いただけです)


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それから第2ロットの新型MTS-3の入荷が確定しました。来月になりますが
現在,Mark-X用自動導入モータードライブを予約のお客様全員へお届け予定です。
近日中にご注文の案内をいたします。
なお,次のロット分は6月頃の入荷予定です。

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2017年2月20日 (月)

EM-100赤道儀の改造予定について

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EM-100赤道儀の自動導入改造は,ここで紹介したコストを抑えた方法
も評価していますが,その結果と今後の予定を案内します。

改造コストを抑えるためにモーターのみを交換する改造は
導入速度は異常に遅くなりますが(導入速度は30~50倍速(at12V)程度)
動作そのものは良好です。速度が遅くなるのはピニオン/スパーギヤの
都合ですが(減速比1:5)その分トルクは大きくなります。

価格はモーター交換作業費を含み83,800円で10月からの受注予定です。
また,同時に新型MTS-3を使った従来方法も受注を再開します。
こちらの改造は139,180円です。(同時にO/Hを行う場合は+18,000円)


なお,写真中央のEM-100は評価用として所有していたものですが
目的が完了したので手放します。
改造途中ですが従来仕様の改造を行ってからご希望の方へお譲します。
使用するMTS-3はディスプレイの無い従来タイプですが
パソコンからの操作なら新型より便利です。
(旧型は南北駆動方向切替スイッチがあるので素早く操作できます)

赤道儀は以下の写真のようにあまり使われていない綺麗な固体で
三脚(直脚又は伸縮脚)や6.8kgのウエイトが付属し220,000円です。
FSQ-106EDなど,10cmクラスの撮影用としてちょうどいい大きさでしょう。

お譲り先が決まりました。2017.2.21日追記


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2017年2月14日 (火)

NEW ATLUX赤道儀の改造状況について

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先月紹介しましたNEW ATLUX赤道儀のMTS-3自動導入改造が完了しました。
今回は,新型MTS-3の入荷数量などの都合で3台のみです。

NEW ATLUX赤道儀のウォームホイールは90mmで,それほど大きくありませんが
極軸保持部などは大変強固な構造です。スペックの搭載重量22kgは余裕でしょう。
初代ATLUX同様にホイールとギヤの噛み合いは搭載荷重の影響を受けない
構造なので無理もききそうです。

MTS-3を使った改造では,ギヤヘッドの無いステッピングモーターとベルトドライブの
特徴を活かしたレスポンスの良い赤道儀に生まれ変わります。

NEW ATLUX赤道儀の次の改造は夏頃の予定で,ご予約を承っております。


以下はスターブック仕様NEW ATLUX赤道儀のケーブル接続状況です。
極軸望遠鏡の視野照明用のボリュームを側面パネルに設置しています。
スカイセンサー仕様のケーブル接続はこちらを参照ください。
いずれの場合もMTS-3と赤道儀は柔らかいケーブル1本で接続されます。

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2017年2月 5日 (日)

P-2 赤道儀用のAMD-2Nについて

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昨日紹介しましたMark-X同様,日食遠征用として人気なのがP-2赤道儀ですが
これも3月には2軸モーターを販売いたします。
Mark-X同様にモーター周りは完成していますが,コントローラー(AMD-2N)用の
ケース(アルミ削り出し)の完成が遅れてしまいました。


P-2赤道儀の赤緯軸はスプリング式の部分微動のため,2軸駆動化には
様々な試作を行いましたが,コストや赤道儀をの改造を要しないことなどから
最終的に以下のように微動ハンドルをモーターで回す方法に行きつきました。
手で回す部分をモーターに置き換えただけなので原点に帰った感じです。


スプリング式なので,微動軸がスラスト方向に移動しますがそれを吸収できる
カップリングを使っています。
概ね±2度ほど駆動できるのでガイド撮影や日食の撮影には支障ありません。
日食を動画撮影する場合,画像の揺れ対策としても電動は便利でしょう。

構造上,バックラッシュはモーター内蔵のギヤに起因する分だけになるので
ガイド撮影にはメリットかも知れません。

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P-2用のAMD-2Nは59,400円で,AMD-1からのアップグレードは44,280円です。
若干数ですが遠征用として便利なPTP-C22カーボン三脚も在庫ございます。
PTP-C22とP-2用アダプターのセット価格は64,800円です。

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