モータードライブ・自動導入

2019年9月16日 (月)

NEW ATLUX 廉価タイプの自動導入改造について

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現在行っているNEW ATLUXの自動導入改造は,純正のDCサーボモーターをHB型ステッピングモーターに換装していますが,赤道儀ハウジングやタイミングプーリーの加工を伴うために改造費用が嵩んでいます。(コントローラーにMTS-3を使う場合128,000円,税別)

純正コントローラーの故障などでお困りの方から゛動けばいいので安価に修理できないか?゛とのご要望から廉価タイプの改造を追加しました。NEW ATLUXの基本構造は同社の後継機と変わりありません。コントローラーの故障が原因で赤道儀本体が使えないのは勿体ないです。廉価タイプですが観望のほか,パソコンを使った自動導入,ガイド撮影も普通にこなします。

 

NEW ATLUX赤道儀の自動導入改造(廉価タイプ)の価格,受注開始日などは以下のとおりです。

  • 改造費用:89,000円(税別,赤道儀返送用送料は別途)
  • 受付開始:2019,12月から
  • 受注数量:10台
  • 改造期間:2020,2,1以降順次実施(赤道儀お預かり期間は約1月)

改造費用にはウォーム周りの点検・調整・グリースアップを含みます。点検結果オーバーホールが必要な場合は別途協議させてください。価格はスカイセンサー仕様の場合です。スターブック仕様はお問い合わせください。

廉価タイプは写真のように特注のPM型ステッピングモーターを採用します。外形や軸径が純正のDCサーボモーターと同じなのでハウジングなどの加工が不要となり改造費用がお安くなっています。PM型のステッピングモーターですが350倍での自動導入が可能な上,消費電流が小さい(約200mA at12V)事や,恒星時駆動が極めて滑らかになのが特徴です。

なお初代ATLUXとNEW ATLUX専用の円形アリミゾDS75R-130も開発中ですので併せてご検討いただけると幸いです。

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2019年9月 7日 (土)

P-2用AMD-1Nの開発状況について

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P-2用の新型1軸モータードライブのAMD-1Nは先日から紹介しているH-40用と並行して開発しております。仕様や価格,発売時期も同じです。ただP-2用の材料は潤沢に準備しているので(PoleMaster対応の照明装置も含め50台分)事前の予約の受付は行いません。10月20日以降にご注文いただけると幸いです。

以下はパネル側とモーター側の写真です。外寸がAMD-1から小さくなったので電池ホルダーを装着したタイプ(乾電池仕様)でも低緯度までご使用いただけます。

なおAMD-1Nは星野写真撮影専用として開発したものなのでハンドコントローラーやクラッチはありません。観望用の場合はコントローラーがついたAMD-2Nをお勧めします。

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2019年9月 5日 (木)

H-40用AMD-1Nの補足説明

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H-40用AMD-1NのPoleMaster対応極軸照明装置は予約で終了しました。照明機能のみは3台ご提供可能です。9/9追記

H-40用AMD-1Nの予約枠は2台となりました。予定数量の20台に達した後でも本体は追加提供できでますが,その場合はPoleMasterを装着できる照明装置は提供できません。照明機能のみ(3,000円)が数台ございます。9/7追記

昨日紹介したH-40(スカイキャンサー, FC-50赤道儀)用AMD-1Nの補足説明です。

H-40は信頼できる極軸望遠鏡を内蔵しているので,スケールパターンが古くても200mm~300mmの撮影なら問題ないでしょう。明視野照明ですがAMD-1Nのボリュームで明るさの調整ができるので南天でもセッティングできます。PoleMasterでさらに高精度なセッティングをされる場合は写真のように照明装置に取り付けできます。

 

以下は電源内蔵(単三電池×3本)の標準タイプとオプションの外部(USB5V)タイプです。AMD-1NはAMD-1同様極めて消費電流が小さい(約60mA)ので単三電池3本で長時間駆動できる内蔵タイプをお勧めします。価格は変わりありません。

また奥の電池内蔵タイプはオプションのオートガイド対応品です。電池ボックスとギヤカバーの間にガイド端子を設けています。(写真のギヤカバーはP-2用です。H-40用も含め全機種に標準付属します)

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以下はAMD-1Nの内部構造です。殆どを駆動用のステッピングモーターが占めていますがこの大型のモーターが少ない電力で大きなトルクを出しています。このモーターは内蔵ギヤヘッドの精度が高く,このギヤによる周期的な追尾エラーは皆無です。右側は大きさの比較用の旧AMD-1でAMD-1Nは一回り小さくなりました。限られたスペースのパネルには,電源スイッチ,南北切替スイッチ,照明ボリューム,照明ジャックがやっとで,オプションのオートガイド端子と電源はハウジング直付けとなっています。

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H-40用のAMD-1Nは昨夜のうちに10台以上のご予約をいただきました。AMD-1N本体はある程度の作り増しは可能ですが,PoleMaster対応の照明装置は20個で終了となります。なお,AMD-1NはH-40用が20台,P-2用が50台,90S用が30台,合計100台の生産予定です。

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2019年9月 4日 (水)

H-40(スカイキャンサー)赤道儀用AMD-1Nの開発状況について

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H-40やスカイキャンサー用の1軸モータードライブAMD-1N開発状況のご案内です。

既にAMD-1N本体と極軸視野照明装置(PoleMaster装着可)は完成しており,残るはギヤカバーのみとなっております。計画ではギヤカバーは旧AMD-1と共用する予定でしたが,AMD-1Nの内部構成の都合でモーター側とパネル側が入れ替わったため共用ができなくなり,発売が予定から遅れました。AMD-1Nの価格等は以下のとおりです。

  • H-40用AMD-1N:30,000円
  • 専用極軸視野照明装置(PoleMaster対応):4,000円  終了しました9/9追記
  • オートガイド対応、ガイドケーブル付き:4,000円
  • 発売開始:2019.10.20予定
  • 販売数量:20台

今回H-40用AMD-1N関連材料は20台分のみで完売後の再販はありません。電源は単三電池(3本)内蔵型とUSB5V型を選択できます。これについてはP-2用AMD-1Nで説明いたします。価格は税別表示です。

 

H-40やスカイキャンサーは基本精度が高いので敢えてガイドは不要と考えオートガイド機能はオプションとしました。以前紹介したものですが350mmの直焦点3分露出でも満足行く追尾精度です。写真のREDCAT51なら全く問題なく追尾可能でしょう。

なおP-2用AMD-1Nは後日ご案内いたします。写真はFC-50赤道儀に高度方位調整装置や極望のアングルファインダーを装着していますがこれらの販売予定はありません。

 

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2019年9月 1日 (日)

90S用2軸モータードライブの在庫状況について

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6月に発売した90S用の2軸モータードライブの製作可能数量は保守用品を除き3台分(AMD-2N仕様のみでMTS-3仕様は終了)となりました。現時点では次期ロットの製作予定はありません。

開発終了に伴いに開発に使用した写真のMTS-3仕様の90S赤道儀を売却いたします。赤道儀の程度は中の上でオーバーホールを行ないます。

写真は拡大しますのでご確認ください。MTS-3は星まつりなどで展示に使用しました。モーター周りは新品です。写真に加え純正木脚(短)と6.5kgのバランスウエイト(綺麗ではありません)が付属します。価格は一式で税,送料込み190,000円です。

興味のある方はメールでご一報ください。また同様に開発に使ったEM-100赤道儀のTitan TCS仕様もございます。こちらは三脚やウエイトはありませんが200,000円です。(商談成立につき削除しました9/1追記)

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2019年8月17日 (土)

赤緯粗動回転付きのP-2自動導入改造について

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赤緯軸駆動にハーモニックドライブを採用したP-2自動導入改造に,ビクセン規格アリミゾ一体型の粗動回転ユニットタイプを追加しました。粗動回転ユニットとアリミゾを一体構造にしたため,鏡筒取付面は従来のM8-P.C.D.35仕様から3mm高くなっただけです。クランプフリー回転ができるので構図の変更やアライメントに便利です。

このアリミゾ一体型赤緯粗動回転ユニットを使った改造費用は,従来のM8-P.C.D.35仕様から20,000円(税別)アップです。コントローラーにMTS-3を使った自動導入改造の場合,205,000円(税別)です。

(粗動回転部などを大幅に設計変更したため,以前のご案内から10,000円以上のコストダウンを図りました。ご注文の方へは後日清算の案内をいたします。また既に改造された方へもアップグレードの案内をいたします)

 

なお,今回紹介するものから回転機能を無くした円形タイプのビクセン規格アリミゾDS45Rシリーズを開発中です。赤道儀の赤緯体と同じ直径なのでスマートです。

  • DS45R-60:P-2,MS-3N用:11,000円(MS-3Nはアダプター付で12,000円)
  • DS45R-74:P-2GOTO(P.C.D.35仕様),五藤6.5cm赤道儀用:11,500円
  • DS45R-80:90S,EM-100用:12,000円

価格は税別で発売は9月25日です。何れも対象が現行機種でないので1ロットのみの限定生産品です。クランプは仕様を変更する場合があります。現在P-2や90S赤道儀の自動導入改造の受注は行っておりません。2020年の再開を検討中です。

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2019年8月13日 (火)

MS-3N用内蔵型1軸モータードライブAMD-1Nについて

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こちらの記事で紹介していましたPENTAX MS-3(-3N)用の内蔵型1軸モータードライブが完成しました。駆動回路を内蔵するためオーバーホールとのセット販売を標準としていますが,ご希望により単体での組み込みも行います。

純正コマンダーの故障や紛失でお困りの方には朗報かと思います。MS-3(-3N)は両軸とも手動微動ができるのでモーターは恒星時駆動(オートガイド対応)のみで十分でしょう。価格等は以下のとおりです。

  • PENTAX MS-3(-3N)用AMD-1N オーバーホール込み価格:35,000円(税別)
  • PENTAX MS-3(-3N)用AMD-1N 単体価格(組込作業含む):20,000円(税別)
  • 受注開始時期:2019.9から。赤道儀お預かり期間は約1か月(単体組込場合)
  • 対応数量:20台限定

このAMD-1Nは電源スイッチはありません。付属する8ピンマイクコネクターが電源供給(2.1φDCジャックとUSB-Aに対応)とガイドケーブル兼ねています。消費電流が極めて小さい(5V,70mA)のでスイッチは不要でしょう。写真のような小型モバイルバッテリー(ライト付きで3,000mAh)でも30時間以上駆動できます。

極軸望遠鏡の明るさ調整と南北切り替えスイッチは以下のように北端の開口部から行います。赤道儀への加工を無くすためです。

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2019年8月 8日 (木)

高精度ハーモニックドライブを評価するーその3

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南米日食遠征などで2か月ほど間が空きましたが,高精度ハーモニックドライブは実機への採用を始めました。写真は先月受注を再開したGE1414HDで全て高精度仕様です。この後実際の星での追尾テストを行い納品します。

前回の記事で紹介しましたが,高精度仕様と言えども標準品の1.5倍ほどの精度しかなく,∔15秒角ほどの追尾エラ ーがあります。これは度々紹介するP-2や90S赤道儀と比べると1/3ほどの精度で,ガイドなしでは135mm程度が限界でしょう。

この追尾精度の悪さを電気的に軽減するのが「PEC」でこれを併用すれば∔5秒角ほどまで改善できます。高精度仕様の場合,振幅が小さくなっているだけでなく周期性や滑らかさも改善されているのでPECの効果がより期待されます。

 

以下上が高精度仕様で下が標準品です。高精度仕様は周期性が明瞭で滑らかです。

ただPECは大変有効な機能ですが一度学習した内容を保持しないと不便です。最初の写真でわかるようにGE1414HDはギヤヘッド付きのPM型ステッピングモーターを採用していますが,これはモーターの回転は電気信号に合致させ学習結果を保持させるためです。ハーモニックギヤ付きのステッピングモーターでは励磁を切ると手で回せますが,これではせっかく覚えたPECが無効になってしまいます。

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またPECは雲の通過などで一時的にガイド星が見えなくなった場合も有効です。以下のように比較的エラーの大きな個体では短い時間ガイド星が見えなくなった場合でもガイドエラーになりますが,PECがあれば凌げることもあります。

以上のことからハーモニックドライブ赤道儀にとってPECは大事な機能ではないかと感じています。

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2019年7月28日 (日)

90S赤道儀用2軸モータードライブの受注状況について

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一月前にご案内した90S用の2軸モータードライブは多くのご注文をいただきありがとうございます。中でもMTS-3仕様のご注文が多く初期ロット限定価格分の残りは僅かとなっております。本日現在の初期ロット受注可能数量は以下のとおりです。

  • 90S用2軸モータードライブ AMD-2N仕様(78,840円):5台→完売(7/31追記)
  •         〃         MTS-3仕様(118,800円 ):3台

AMD-2N仕様は初期ロットで終了です。MTS-3仕様はご予約状況により年末頃再販を検討します。その場合の価格は129,600円になります。

 

90S赤道儀は赤緯軸が部分微動なので,自動導入コントローラーのMTS-3を選択しても自動導入はできません。ただ赤緯の微動範囲を導入毎に把握すれば簡易的な導入は可能です。この時期ですと赤緯座標があまり変わらないデネブでアライメントを取り,北アメリカ星雲を導入することは可能です。

またデジカメでの撮影の場合は試写結果を元に構図の微調整を行うかと思いますが,試写結果でアライメントを取り直せばパソコンから構図の微調整ができます。

90Sの赤緯微動は扇型ギヤを採用していますが,216枚(ピッチ円直径108mm)のウォームホイール相当です。自動導入には適しませんがこの大きさはガイド撮影に威力を発揮します。EM-100の62mmよりずっと大きいのでガイド撮影に重点を置けば90Sが有利でしょう。

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2019年6月 4日 (火)

EM-100赤道儀の自動導入改造状況について

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ここでご案内した,EM-100赤道儀のTITAN自動導入改造はまもなく完成いたします。ほぼ全てがオーバーホールに加え極軸望遠鏡のレチクル交換の依頼があったため,当初のご案内から2週間ほど遅れてしまいましたが来週中には納品予定です。

今回の改造はコントローラーにTITAN TCSを指定された分で,写真以外にもう一台継続しています。MTS-3仕様分は7月完成予定です。なお,EM-100の自動導入改造は今回で最後とアナウンスしていましたが,一部の改造が特注の用品を使用しない改造に変更されたため,用品に数台分の余剰がでました。秋以降となりますが3~4台ほど追加受注が可能です。これ以降の改造予定はありません。

以下はTITAN仕様となった赤道儀サブパネルです。TITANとはワンタッチ接続ができる特殊コネクターを採用しました。

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こちらは極軸望遠鏡レチクル交換の光軸調整部です。普通に組んだ状態では調整ネジが露出しないので専用の治具を作っています。

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より以前の記事一覧