魔改造赤道儀の紹介-5_MS-3赤道儀ポータブル化
前回のP-2赤道儀に引き続き,小型赤道儀のポータブル化改造の紹介です。今回はペンタックスのMS-3をベースにし,200~300mm程度での星野撮影では必要ない両軸の微動部を取り外し携行性を高めています。
P-2やMS-3を改造していますが,極軸体のみのポータブル赤道儀に赤緯体や極軸高度・方位調整装置,極軸望遠鏡を後付けするより実用的でしょう。やや思いたいですが,その分剛性が高ので少々の風は影響しません。
駆動回路は極軸北部の空間に内蔵しており,外部電源(4~6V/50~70mA,単三電池3本又はUSB5V)で駆動できます。極軸望遠鏡の視野照明やオートガイドも可能です。
昨夜写真のULTRA CAT56(FL270mm)を搭載して5分の追尾テストを行いましたが,7~8割は完全な点増でした。P-2や90Sと同等かやや劣る程度の追尾精度でしょう。
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