カメラレンズ

2017年5月 3日 (水)

SIGMA135mm F1.8 DG HSMの試写画像

Sigma135_f2_60s


写真は4月23日にSIGMA135mm F1.8 DG HSMでタットル-ジャコビニ-クレサーク
彗星(41P)を撮影したもので,写野中央と4隅を切り出しました。

動きの早い彗星が目的なのでF2で撮っています。
Apo Sonnar T*2/135F2との性能差が気になるところですが
今回はほぼ開放で撮ったので比較できません。
ただF2.8まで絞った場合でも周辺像はあまり改善されないようなので
ここで予想したとおりの結果と感じました。


【撮影データー】
・SIGMA135mm F1.8 DG HSM→F2.0
・NIKON D810A ISO3,200 ,露出30秒
・2017/4/23 0:19:12~0:19:47
・写野中央は1,200×1,200ピクセル,4隅は400×400ピクセル

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2017年4月14日 (金)

SIGMA135mm F1.8 DG HSMの試写-1

B17_04_140

空の状態は良くありませんが,なんとかSIGMA135mm F1.8 DG HSMの
試写ができたので速報としてアップします。

加工が面倒なので,Photo Shopのスクリーンショットを掲載しています。
写真上から
・F1.8開放のコーナー(左上)部
・F2.8の中央部
・F2.8の右横(時計の3時)です。(写野の隅に比較的明るい星が写った部分)

F1.8開放でも周辺部の微光星像はほぼ点増です。
個人的な感想ですが,周辺部の輝星像以外はApo Sonnar T*2/135を
凌ぐ模様で,特に輝星のフリンジに関してはライブビュー画面でも
その少なさが感じられました。概ねここで予想したとおりのようです。


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2017年4月 7日 (金)

Carl Zeiss VS SIGMAの135mmその2

B17_04_071_2


先日紹介したSIGMA135mm F1.8 DG HSMが入荷しました。
予想どおりトップヘビーで上の状態で前後のバランスがとれるので
長時間露出する天体写真では何らかの対策が必要かも知れません。

B17_04_072

Carl ZeissのApo Sonnar T*2/135との性能差が気になるところですが
しばらくは天候が好ましくない予報です。
急激に増光したラヴジョイ彗星(C2017E4)も気になるので晴れ次第試写します。

ラブジョイ彗星と言えば,2013年12月に真冬のモンゴルで撮影した
ラブジョイ彗星(C2013R1)が思い浮かびます。
今度のラブジョイ彗星も同じように綺麗な尾を伸ばしてくれると良いですね。


ところで,写真の赤緯軸を改造したP-2赤道儀はご希望の方へお譲りします。
終了しました。

ケアンズ日食で使用した機材ですが,328クラスを追尾できる精度です。
(PROMINAR 500mm F5.6 FL →350mmF4,3分の追尾写真)
オリジナル状態より軽量で赤緯軸が短いのでウエイトを軽減できます。
価格は赤道儀単体(AMD-1,BENRO PC-1付属)が78,000円です。
カーボン三脚とのセットでもご提供できますので詳細はお尋ねください。


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2017年3月28日 (火)

Carl Zeiss VS SIGMAの135mm

B17_03_28


Carl ZeissのApo Sonnar T*2/135は生産終了になりましたが
SIGMAから同じようなスペックの135mm F1.8 DG HSMが発表されました。

個人的にSIGMAのArtシリーズは,写真の50-100mm F1.8 DC HSMなどを
所有しています。どれも高性能なので,この135mmも期待してしまいすが
天体写真として評価の高いApo Sonnarとの性能差が気になります。


公開された両者の性能データー(MTF曲線)を見比べるとSIGMAの方が
良さそうに見えます。
ただ,手持ちのSIGMAのAPO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
MTF曲線上ではApo Sonnarより高性能ですが周辺像に限っては
Apo Sonnarに遠く及びません。
MTS曲線は”1”に近いだけでなく,Apo Sonnarのように中心から周辺まで
フラットなのが良いのかも知れませんね。

個人的には色収差ではSIGMAが優位で周辺像ではApo Sonnarが勝るのでは
と予想していす。

ところで,写真の50-100mm F1.8 DC HSMは三脚台座があるので大変便利です。
残念ながら135mm F1.8 DG HSMは三脚台座はありませんが,このレンズは
大口径で明るいので前玉は曲率の大きな分厚いレンズになっています。
トップヘビーと思いますがレンズの形状上,Apo Sonnarのようなバンドは採用
できません。天体写真用としては何らかの対策が必要かも知れませんね。

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2017年3月27日 (月)

新型Apo Sonnar T*2/135用バンドについて

B17_03_271

昨年末にご案内した,新型のApo Sonnar T*2/135用バンドは全てのお客様への
出荷が完了しました。今回も多くのご注文いただきありがとうございました。
初期型も含め100台以上出荷しています。


既にApo Sonnar T*2/135は生産を終了し,Milvus 2/135に移行されていますが
両者は外観が異なるだけでレンズ構成や光学性能は変わりないようです。
天体撮影用としては保持しやすいApo Sonnarが魅力的でしょう。


新型はフォーカサーの構造を変更しましたが,以下の写真のようにストロボが
内蔵されたNIKON D810Aでもバンドとの干渉を防ぎました。

新型はロックを緩めるとスムーズに回転するのでレボルビングも容易です。
北天のモザイク撮影では構図を回転しないと「糊代」が無駄に大きくなりますが
その対策としても便利でしょう。

B17_03_272

ご予約のお客様へは1月末にご注文の案内を行いましたが
一部のお客様からはその後のご連絡をいただいておりません。
当方からのご案内に不具合があったかも知れないので
引き続きご購入を検討いただいている方はご一報いただけると幸いです。


なお,NIKON用のみ10台ほどの余剰があります。
CANON用は予約のキャンセル状況によりますのでお問い合わせください。


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2017年2月 3日 (金)

Nikon D500で星を撮ってみました

B17_02_01


Nikon D500はこの夏の日食用として購入しましたが,星空を撮った場合の
性能も気になるのでテスト撮影してみました。
といっても,正月にD810Aで撮ったオリオン座と比較する程度です。
撮影日は異なりますが場所は同じで,いずれも外気温度は0~-2℃程度です。
いずれもISO1600,180S,50mm絞りF4で撮ったままのJPEG画像の中心部です。


写真の左がD500,右がD810Aですが,D500はホワイトバランスを
AUTOのままで撮ったためかバックグラウンドが青緑になっています。
ノイズに関してはD810Aと比べて極端に劣ることはないようです。

実は,D500はSIGMA Artシリーズ単焦点の50mm F1.4 DG HSMで
D810Aは同じく Artシリーズズームレンズの50-100mm F1.8 DC HSMで
(50mm端)撮っていますが,中心部はズームの方がシャープに感じます。
単焦点はピント合わせ精度の問題かと思い,過去にD810Aで撮った画像も
参考にしましたが同じような星像です。

メーカー発表のMTF曲線では単焦点の50mmより,ズームの50-100mmの
方が優秀ですが,まさか星の実写でもズームレンズの方がシャープとは
驚きました。(あくまでもAPS-C相当で撮影した写野中心星像の比較です)


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2016年12月20日 (火)

Apo Sonnarバンドの補足-1(初期型バンドへのフォーカサー適応)

B16_12_201

先日紹介したApo Sonnar T*2/135バンドについて補足いたします。
特に多くのご質問をいただいた,初期型バンドへのフォーカサーについて
説明させていただきます。

まず新旧バンドの相違点ですが,新型バンドは写真のように上を向けた時に
レンズが抜け落ちるのを防ぐために後ろ側のバンドに段差をつけています。

一方,初期型は段差はありませんが前のバンドがフードと接触するために
フードを装着すれば抜け落ちる事はありません。


初期型バンドの場合,前方のバンドを起点にフォーカサー対応の長さ
84mmのLP-S135(84)(写真銀色のプレート)で後ろのバンドを固定します。
このプレートは初期型用として販売した物より1mm短くなっています。

1mm短くしたのは,NIKON D810(A)の使用を容易にするためです。
当時はEOS6Dなど,ストロボが無いボディでの使用を前提として開発し
ストロボを内蔵したNIKON D810(A)などは考慮していませんでした。


新旧いずれでもストロボが内蔵されたNIKON D810(A)などでは原則的に
上の写真のようにプレート取り付け面をストロボ側に向けない運用
(時計の3,6,9時位置に向け)を推奨します。(新型のD810専用を除く)

プレートが12時位置でも今回1mm短くした事で何とか干渉を防げますが
目的はレンズ脱着を容易にするためです。

通常はボディ側から見て3時の位置にLP-S135(84)を取り付け
縦横構図切替のための固定は6時と9時位置での運用を推奨します。
 

以下は6時の位置にDP38-110を装着した状態ですがこの位置で
概ね前後のバランスがとれます。

初期型バンドをご購入いただいた方へはヘリコイドにつけるバンドと
LP-S135(84),微調整ネジなどをセットで8,880円で販売させていただきます。
以下の写真で銀色の部分です。

(従来の長さ85mmのプレートはご使用いただけなくなります。
EOS6Dでのご使用では1mm短くする必要はありませんが統一のため
ご了承いただけると幸いです。特別価格を設定しております)

なお,次にご質問多い,NIKON汎用とD810Aの相違点については
次回紹介いたします。

B16_12_202


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2016年12月18日 (日)

新型Apo Sonnar T*2/135専用バンドなど

B16_12_181

新型Apo Sonnar T*2/135専用のバンドほか製品仕様が完成したので
ご紹介いたします。
まだメッキ前の確認用ですが,製品は黒の化学研磨処理を施します。

ご予約いただいておりましたお客様へは一両日中にご案内いたします。
(ご予約いただいていた方へは,12/1日に個別の案内を行っています。
恐れ入りますが不達の場合はご一報いただけると幸いです)


先日のご案内時点では,NIKON用とCANON用の2タイプ(汎用)でしたが
さらにNIKON D810(A)専用も製作します。

汎用タイプはバンドとレンズは固定したままで縦横構図変更ができるよう
プレート取り付け面は3面です。(初期ロットや今回紹介する写真の形状)

NIKON D810(A)専用はスマートな外観にするためプレート取り付け面は
上下(時計の12時,6時)2面のみです。
両側とも以下のような外観で,縦横構図変更はバンドを緩めて行います。

B16_12_184

D810(A)は実機で確認できるので,ストロボ部が干渉しないような専用品を
開発できますが,汎用品は干渉が懸念されるためバンドを緩めての回転はせず
初期ロット同様に3面(時計の3時,6時,9時位置)に付けたプレートの
取り付け位置で縦横を切り替えます。

B16_12_183


これは今回採用したヘリコイドを微動するためのフォーカス用バンドです。
極薄型ですがスリ割り構造なので軽い操作でヘリコイドの粗動(通常の手回し)
と微動の切替が可能です。
写真の物は爪が1カ所ですが製品は上下に付くので微動操作を上面でも
行えます。(特注の電動仕様も上面にモーターが設置されます)


B16_12_182

先のご案内と商品構成が異なりますが,価格は以下の通りです。

・LB-S135NN:17,820円(NIKON汎用,前後用の保持バンド2本セット)
・LB-S135NC:17,820円(CANON汎用,前後用の保持バンド2本セット)
・LB-S135N810:17,820円(D810A専用,前後用の保持バンド2本セット)

・HB-S135N:8,640円(ヘリコイドに装着するバンドと微動ネジのセット)
・LP-S135N:3,780円(バンド固定用のプレート)

フォーカサーの有無に関わらず,プレート(LP-S135N)は最低1枚必須です。
NIKON D810(A)専用はヘリコイドバンドとプレート2枚が必須になります。
NIKON汎用はD810(A)にも対応しますが,バンドを緩めて回転する場合
ストロボ部が干渉する恐れがあります。


最後になりましたが,一番の改良点は後方を保持するバンドです。
以下のメッキしていない方が新型ですが,NIKON用とCANON用では
このテーパーの角度が異なります。

B16_12_185


内側の形状をレンズ後方のテーパー部に合わせているのでレンズが
後方に移動するのを防げます。
NIKON D810(A)専用などはヘリコイドバンドで前方への移動も抑えるため
バンドを緩めてのレボルビングを可能としました。

なお一部制約がありますが,ヘリコイドバンドは初期型のLB-S135にも
対応します。ご希望の方は12/29日までにご連絡いただけると幸いです。
ヘリコイドバンドと初期型対応プレートのセットで8,880円です。
(上記は初期型を購入いただいたお客様のみへの特別価格となります)


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2016年5月11日 (水)

D810AでDxフォーマットのレンズを使う

B16_05_111

最近SIGMAから発売された50-100mmF1.8 DC HSMを入手しました。

このレンズはDxフォーマット(ニコン特有の呼び方で一般的にはAPS-C)
用ですが,まもなく入荷するQHY16200Aとのマッチングが良さそうなことと
レンズ前方をバンドで保持できる形状だったからです。
それと全域1.8の明るさに惹かれました。F4まで絞ると周辺減光がなくなります。

 
もちろんですが,本来のデジタルカメラでの使用も想定しています。
Dxフォーマットのボディは所有していませんが
ニコンはDxフォーマットのレンズをフルサイズのボディで使用できます。
レンズを自動で判別して,Dxフォーマット相当で撮影できるので便利です。

フルサイズをトリミングして使うのと同じなのでもったいない気もしますが
画角で75-150mm域は魅力的なレンズが少ないので価値はありそうです。

弟分の18-35mmF1.8はEOS60Da用として大変気にっていますが
フルサイズ画角換算で27-55mmになります。

写真のTAMRON SP15-30mmはフルサイズで使うと,3本のズームレンズで
15-30mm,27-55mm,75-150mmをカバーします。
3本で3kgを超えますが,機材が制限される海外遠征用としても便利でしょう。

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2016年3月23日 (水)

SIGMA180mmF2.8用バンドの継続販売について

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先月ご案内した,SIGMAの180mmF2.8用のバンドは昨日発送しました。
予想以上のご注文をいただきありがとうございました。

このバンドは発表後3日ほどで完売しましたが,その後もご要望が多いため
第2ロットを生産しました。現在6セット分ほどの材料を保有しています。(現行ロット完売後は,5台分ほどのご要望がまとまれば再生産を検討します)

諸般の事情で完売後の再生産は行わないことになりましたので
ご検討の方はこの機会のご購入をお願いいたします。

3/30日現在の在庫は3セットになりました。

SIGMA180mmF2.8用バンドは販売を終了いたしました。4/10日追記。

 

このバンドはフォーカサーとの組み合わせを前提に設計しているので
大変スマートです。フォーカサーを装着したアルカスイスのプレートを
つけたままで純正のケースに収まりますが移動撮影には大きなメリットでしょう。

価格等は以前のご案内を参照ください。現在の納期は2~3週間ほどです。

適合するレンズは現行のAPO MACRO 180mmF2.8 EX DG OS HSMのみです。
以前に紹介したものですがフルサイズボディで試写した写真をリンクしておきます。
(Nikon D810A,絞りF4,ISO800,60S露出,中心の輝星ははくちょう座γ)

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より以前の記事一覧