日食関連

2017年9月 8日 (金)

イエローストーンで低緯度オーロラ

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今回のツアー後半はイエローストーンやグランドティトン国立公園を観光しました。
西イエローストーン滞在中はテント泊もあったので素晴らしい星空を堪能しました。

一晩中快晴だったので九州では見られない北斗七星の下方通過を撮りましたが
なにやら赤い光芒が写ります。(肉眼では黄道光のような光芒)
当初大気光か山火事かと思いましたが,北の空だったのでもしかしてオーロラ?
と思い露出時間を短くして撮ったのがこの写真です。
綺麗なものではありませんが明らかにオーロラのようで良い記念になりました。


現在大規模な太陽フレアが発生しているそうですが
もう少し早ければ綺麗なオーロラに出会えたのかも知れませんね。

撮影データ
NIKON D810A,SP15-30mmF2.8→15mmF2.8開放,ISO6400,露出30秒
PENTAX75赤道儀追尾,レンズの後ろにLeeNo3フィルター装着
撮影地:西イエローストン クリックで拡大します


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2017年9月 1日 (金)

現地の新聞に掲載されました

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今回の日食はアイダホ州のWeiserの「Weise Memorial Park」の一角を
許可を得て使わせてもらいましたがそこで現地メディアの取材を受けました。

スタジアムが併設された広大な公園に大勢の方が集まっていましたが
さすがに外国人は珍しかったのでしょう。
正面が世話役のTsutomu “Ben” Soejimaさんで背中が私です。


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ところで記事の中でGPS??と書かれていますが実は私が30年ほど前に
作った時報付のデジタル時計です。
多くのツアー参加者はエクリプスナビゲーターなどを駆使して自動撮影
されていましたが我々は手書きのメモ+デジタル時計の世代なのでしょうね。

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2017年8月30日 (水)

Mewlon180CとRST-150Hで撮影した日食動画

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Rainbowastroのスタッフがハーモニックドライブ赤道儀のRST-150Hと
Mewlon180Cで撮影した第2接触から第3接触の動画を紹介します。

自動化したRST-150Hで第2接触終了から太陽の周囲を2周半トレースします。
皆既の継続時間や接触位置,それにトレース速度や構図の縦横など
全てを計算し尽くされた事が最後のシーンでわかります。

昨年のインドネシア日食は12.5cm屈折を用い同様の手法で撮影されましたが
今回は18cmなのでさらに解像度が増しています。

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2017年8月29日 (火)

皆既日食の4K動画

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420mm,900mmで撮影した4K動画を紹介します。
時間に余裕があったので食分30%の太陽も撮影しました。
黒点が次第に月に隠されていく様子をご覧いただけます。
皆既1分前に位置合わせを行ったため画像が上下左右に振れています。
(4K動画なので最高解像度に設定いただけるとより鮮明です)

 900mmで撮影した食分30%の太陽
 900mm  〃   第2接触90秒前~第3接触終了まで
 420mm  〃   第2接触90秒前~第3接触終了まで

なお上の写真は420mmで撮影した皆既日食動画の1フレーム
下は900mmで撮影した食分30%付近の太陽動画の1フレームです。
いずれもクリックで拡大します。


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2017年8月28日 (月)

素晴らしい日食でした

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アイダホ州Weiserでは抜けるような空のもと素晴らしい日食を堪能しました。
天候でハラハラしなかったのは18年前のトルコ日食以来です。

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今回は900mmと420mmの2連ですが,いずれも動画なので第2接触の
1分30秒前にフィルターを外した後は赤道儀を外れて肉眼で見ていました。
第2接触から第3接触まで全過程を肉眼で見たのは初めてです。


以下は900mm側の動画をスクリーンキャプチャした画像です。
900mm420mm,での皆既及び,部分食の動画は改めてアップ予定です)


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観測地まで道路の大渋滞が予想されたので(結果的には大した渋滞に遭わず)
一部のコースでは観測地を変更しましたが,ツアーに参加いただいた方
全員に素晴らしい日食を見ていただきホッとしています。

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2017年8月19日 (土)

18年と11日後の日食

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いよいよ本日から8/27日まで北米日食に出かけます。
観測地はアイダホ州のWeiser Memorial Parkを予定しています。
期間中は出荷やメールのご回答ができず申し訳ございません。


この写真は私が初めてコロナ見た1999.8.11のトルコ日食観測風景です。
(初トライは1991.7.11日のハワイ日食ですが残念ながら曇られました)
 

同じサロスの日食は18年と11日周期で,地球上を120度ずつ西へ
移動した地点で繰り返します。
今回の北米日食はトルコ日食と同じ145番のサロス周期で
あれから18年と11日経ちます。

今回から18年と11日後の2035.9.2日には,さらに120度西に移動して
日本で皆既日食が起きます。これまでは元気でいたいですね。


そうなると今回の日食は私にとってちょうど折り返し点です。
皆既日食は3年に2回の頻度で地球上の何処かで起きるので
2035年までに12回チャンスがあります。
洋上や南極などを除いても,あと8回ほどはトライできそうです。


トルコ日食は佐賀・長崎から55名のツアーでしたが今回は99名です。
私もスタッフとして参加しますが大勢でのツアーは今回が最後で
これからは少人数での旅行になりそうです。
 

今回改めてトルコ日食の機材写真を見ましたが
この頃から軽い機材を心がけています。
今回の荷物の総重量(機内持ち込みも含め,機材に衣類やスーツケース
など含めた一式)は約28kgです。
今後はもっと気楽に行けるよう20kgほどにまとめたいと思っています。


荷造りをしているとネコが邪魔します。さすがに9kg近いネコは連れて
行けませんね。
我が家のネコはPTP-Cカーボン三脚とあまり変わらない身長?です。

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2017年8月 6日 (日)

日食関連機材の出荷予定について

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日食ツアーの出発まで2週間ほどになり機材最終確認をされているかと思います。
そのためか,ここ数日AP赤道儀にFS-60CBを搭載する際のバランス対策の
お問い合わせをいただいています。

FS60CBなど小型の望遠鏡はカメラ側が重たくなるので接眼部を保持する方法
推奨していますが,販売している基本構成はアルカスイス規格仕様なので
AP赤道儀などのビクセン規格では装着できません。

そこで長期在庫のビクセン規格アリガタ(長さ200mm)とセットしてみました。
鏡筒バンドの固定穴は後加工ですがバンドとアリガタの幅もマッチしており
なかなかスマートです。

このアリガタは型落ち品なので数量限定の特別価格です。(バンドとのセットのみ)

写真のFS60CB用のTB-80/52ASとのセットは19,872円(17,712円+2,160円)です。
TB-80/60AS,TB-68ASなどとのセット販売もお受けします。
(FS-60CBではフラットナーの併用が条件となります)
 

これらの日食関連商品は8月12日(土曜日)まで出荷可能です。
なお8/13~8/15は定休日,8/19~8/27日は出張のため休業いたします。

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2017年8月 5日 (土)

今回の日食撮影スタイル

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今回に日食は動画で撮影し,できるだけ眼視観望するよう機材を選定しました。
メインは900mmで4K動画,サブは420mmで4Kフォトを撮影する予定なので
基本的に撮影は機材に任せてゆっくり観望できるでしょう。

やっと最終形になったので備忘録や(まだ赤緯のモーターは未装着状態)
先に紹介したPENTAX75赤道儀でツインシステムを組まれる方への参考用です。


ここで紹介した時点ではウエイト側にメインのFOA-60を搭載していますが
本来の形に戻しウエイト側にサブの望遠レンズを搭載しています。

メインとサブのバランスは以下の延長シャフトの長さ(30mm)で調整しており
少し手を入れたSP50-15でメインとの光軸合わせも行えます。
一見簡単に回ってしまいそうですが5mm厚のステンレスプレートを介して
赤道儀まで貫通したM12の引きネジと,M8×2本の押しネジで強力に
締め付けるため回る事はありません。
押しネジを少し緩めればSP50-15は任意に回転を調整できます。

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今回の遠征では紹介する写真の機材一式でちょうど10kgになりました。
これでも星景写真撮影用のD810AとSP15-30mmなどの撮影機材に加え
スーツケース,パソコン,身の回りの物すべてで26kgほどです。
機内持ち込みが7kg,預け入れが19kgの予定です。

かなり軽量化しましたが旅行を楽しむにはまだまだ重すぎるようです。
次回からは望遠レンズ1本+より軽量な赤道儀など,トータルで20kgに
納めて殆どを預けたいと思っています。まだ2年も先の事ですが。


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2017年7月10日 (月)

日食用AP-GOTOとP-2GOTO赤道儀

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日食遠征用のAP-GOTO赤道儀とP-2GOTO赤道儀が完成しました。
先に紹介したPENTAX75と合わせて10台ほどになりますが
これで日食用としてお請けしていた赤道儀(改造)は全て完成しました。
 

おかげさまでAP-GOTO用の改造用品は残り6台分になりました。
4台は既にご予約いただいているので新規の受注枠は2台のみです。
MTS-3がディスプレイ付の新型に変更されているので
価格は従来から9,800円アップの274,800円(PTP-C22三脚セットの場合)で
納期は約4ヶ月です。 

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P-2GOTOは仕様の見直しなどで当初の予定より大幅に遅れてしまいました。
詳細は別途紹介しますがAP-GOTO同様赤道儀側にサブパネルを設置しました。
お待たせして申し訳ありませんがご予約の方へは改造予定を案内いたします。

P-2GOTO改造の初期ロット10台分はご予約で終了しております。
次期ロットは来春の予定ですが次の分からは価格を改定させていただきます。

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2017年7月 5日 (水)

日食撮影鏡筒の軽量化

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色々悩みましたが今回の日食は動画撮影に挑戦してみます。
動画では次第に細くなってゆく太陽とダイヤモンドリングやプロミネンスなど
動きのある部分を拡大した方が面白いので長焦点のFOA-60に決めました。

ただFOA-60はしっかりした作りのため,6cmにしてはやや重たいです。
日食に不要なフードは取り外し,肉厚のある延長筒やカメラマウントなどは
軽量なボーグのパーツなどで自作しました。
取り外したのは写真左側のパーツですがこれで650gほど軽量化できています。

またアルミ削り出しの微動ツマミも取り外し,軽い樹脂製を持って行きます。
これは軽量化というよりピニオン軸の保護が目的で,ツマミがついていると
輸送中のリスクが大きいためです。


鏡筒は長くて重いのでこれまではスーツケースに入れて預け入れていました。
ただFOA-60は対物レンズをゴム紐?で押さえているので少し不安です。
上の写真のようにエクステンダー部で分離できるので
今回は対物レンズとエクステンダーが入った部分のみ機内持ち込みします。
この部分の重さは700gなので苦にならないでしょう。

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FOA-60のフードを外してみて気づきましたが,こんなところに光軸調整機構が
ありました。
6cmなので光軸調整は省略されいると思っていましたがさすがに最高性能を
目指したタカハシの自信作ですね。

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ところで動画の知識は全く無かったのですが,NIKONのD500は
4Kで撮影する場合,センサー中央の4K相当のピクセルのみを使うそうです。
これをクロップすると言うそうで,大きさでは16.2mm×9.1mmしかなく
フォーサーズセンサーより小さくなります。
アスペクト比も16:9なので縦方向はフルサイズの2.6倍ほどに拡大されます。
FOA-60はエクステンダー使用時の焦点距離は900mmなので
フルサイズ2,300mm相当の画角になり縦方向一杯に太陽が収まる計算です。
撮影中の構図変更は縦(赤緯)方向のみで良さそうなので何とかなるでしょう。

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この写真は試しにPENTAX75SDHF(500mm)で動画撮影した月です。
これを撮ってみてあまりに大きく写るので取説を読み上記を知りました。

結果的に拡大されるので良かったのですが,大きくて重いD500でなくても
フォーサーズ機で良かったような複雑な気持ちです。

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