オートガイド/ガイドシステム

2017年9月21日 (木)

D810用L型ブラケット ガイドセット

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このところ,ここで紹介したQHY5LⅡMと75mmレンズを使った小型ガイドセットの
ご注文いただきますが,記事で紹介したL型ブラケッの機種名や購入に関する
質問も寄せられます。

L型ブラケットはレボルビング装置用としてkirkphoto社製を推奨してきましたが
高価な上に入手が難しいこともありこれに代わるものを評価しています。
今回は安価ですが自信を持ってお勧めできるL型ブラケット2機種と
ガイドカメラなどをセットしてみました。
(写真左がkirkphoto社製,写真右とD810Aに装着したものがノーブランド品)
 

セット販売するのはNIKON D810A用のみで以下の2機種です。

・SUNWAYFOTO社製PNL-D810R とのセット:61,560円(税込み)
・写真のノーブランドL型ブラケットとのセット:56,160円(税込み)


セット内容は以下の6点です。

・上記いずれかのD810用L型ブラケット
・QHY5LⅡM(天文ハウストミタからの取寄せ品)
・Kowa LM75JC
・QHY5LⅡM専用サポートリング(SR31.7B3)
・ノーブランドアルカスイスクランプ
・L型ブラケットガイドに便利な短い(0.7m)ガイドケーブル
 

いずれのL型ブラケットもRR-92用としてもご使用いただけます。
(ノーブランドのL型ブラケットとBL-D800NはLBプレート固定ボルト位置のみ
異なるため,BL-D800N用のLBプレートへボルト穴を追加工します)

SR31.7B3は使用するアルカスイスクランプ専用の限定生産品です。
(写真とはデザインが異なります)
L型ブラケットに装着する方向では,クランプに3点で固定されます。
L型ブラケット手配の都合で納期は1ヶ月ほど要します。
L型ブラケットガイドとRR-92の併用は回転が制約されます。


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2017年1月17日 (火)

LodeStarを使った小型ガイドセット

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StarlightXpressLodeStarとLM100JCなどのCマウントレンズとの組み合わせ
についてのお問い合わせをいただいたので備忘録を兼ねて紹介します。

結論から言えばLodeStarはCSマウントなので,CS→Cマウント変換リングを
併用すれば小型のガイドセットとして使えます。

ただ,LM100JCは後玉部がマウント側に出っ張っているので
CS→C変換リングは懐が広い製品でないと干渉するかも知れません。


写真は今回紹介するLodeStarとLM100JCのセットと
今や小型ガイドセット定番になったQHY5LⅡMと50mmレンズです。

センサーサイズなどからほぼ同等のガイド能力を有すと思います。
QHY5LⅡM+50mmでPROMINARの350mmを余裕でガイドしますが
LodeStarとLM100JCでも同等かこれ以上の能力を発揮するでしょう。
こうしてみると,この組み合わせは黒一色でスタイリッシュですよね。

紹介したLM100JC本体にLM100JCで使えるCS-Cマウント変換リングや
サポート用のSR31.7,SR32を加えた4点セットは税込み24,660円です。


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2016年11月28日 (月)

鏡筒バンドへのQ5L75GSS-2固定方法について

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先日紹介したQ75GSS-2ですが,鏡筒バンドに直接取り付けル方法について
お問い合わせをいただきました。

そのまま鏡筒バンド頂部のカメラネジにクランプなどをねじ込んだ場合
ガイド鏡の向きが合わないので回転できるパノラマヘッドなどが必要です。

シンプルな構成を望まれる場合は,立て込まれたカメラネジを抜き取り
上面からボルトでクランプを固定する方法を推奨していますが
回り止めされたボルトはを抜き取るのは技量が必要な上,内側のフェルトも
剥がさなくてはなりません。

 
そこで今回,Q5L75GSS-2固定用として太ネジアダプター(UNC3/8→1/4)
を加工したナットで上面から固定してみました。
加工と言っても,ねじ山部を旋盤で落としただけですが実用になります。
写真手前の左が加工前で,右がUNC3/8のねじ山を落とした状態です。

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太ネジアダプターの形状から使用できるアルカスイスクランプは限定されるので
ご希望の方はQ5L75GSS-2(Q5L75GSS-2CP)ご注文時に申し付けください。
Q5L75GSS+クランプ購入額+200円(太ネジ加工費)でご提供いたします。
(クランプ購入額は流動的なのでご注文時にお見積もりいたします)
 

以下は好評をいただいている,Q5L75GSS-2CPをL型ブラケットに装着した例です。
Q5L75GSS-2CPも上記方法で鏡筒バンドへ固定できます。

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2016年11月25日 (金)

PROMINAR500mm F5.6FLのガイドシステム

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PROMINAR500mm F5.6FL(以下P556と略)のガイドについてお客様から
ご質問をいただきましたのでご紹介いたします。

P556へのガイドカメラの搭載については以前のブログでも紹介していますが
フォーカサーに付けたSR31.7B2でQHY5LⅡMを固定する方法をお勧めします。

SR31.7B2はフォーカサー下面からからの固定となるので装着したままでの
運用になりますが,クランプを緩めればQHY5LⅡMは前方に抜き取れます。
SR31.7B2は2点保持なので再現性も良くQHY5LⅡMのキャプチャー映像を
ファインダー代わりとしても使用できます。

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なお,現行のP556用フォーカサーにはSR31.7B2などを装着するための
ボルト(低頭M6-16)と嵩上げスペーサー(8mm)を同梱しておりますが
初期出荷分には同梱されていません。
対象のお客様はSR31.7B2をご注文の際に申し付けいただければ
無償で添付いたします。

SR31.7B2の価格は4,860円です。在庫限りの限定商品となります。
先日紹介したQ75GSS-2Q75GSS-2CP同様に
SR31.7B2はQHY5LⅡMやLM75JCとのセット販売も行います。
LM100JCもお選びいただけますので価格はお問い合わせください。


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2016年11月17日 (木)

何処にでも?つけられる Q5L75GSS-2CP

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昨日紹介したQ5L75GSS-2はアルカスイス規格プレート仕立てなので
DS38などのアルカスイス規格クランプへ装着します。
撮影鏡筒と並列に設置したり,鏡筒バンドのトッププレートに搭載する
いわゆる「親子ガメ式」としてポピュラーな使い方です。


ただポータブル赤道儀とカメラレンズで撮影する場合は,L型ブラケットなど
プレート側にガイド鏡をつけた方がスマートなケースも多く,それについては
以前のブログで紹介しました。今でも時折お問い合わせをいただきますが
大きなヒットとなった現在の小型ガイドシステムの原点なのかも知れません。
 

そこでクランプ,プレート両方への固定を可能としたQ5L75GSS-2CPを組ました。
写真のようにSR31.7B2をクランプ兼プレートのいずれかの面に装着します。
クランプで使う場合,光軸を90度回転できるのでL型ブラケットや対物レンズの
下面でも運用できます。
これ一つあれば多くのシーンでご使用いただけるので海外遠征時などで便利です。


なお,プレートで使う場合は,上の写真のようにSR31.7B2は2本のボルト固定ですが
裏返してクランプで使う場合は中央1点止めとなります。
ここで紹介した例のように1点止めでも支障はありませんのでご安心ください。

Q5L75GSS-2CPのセット価格は49,680円(税込み)です。

クランプ兼プレートに特殊な加工を行う都合上,単品販売は行いません。
昨日紹介したQ75GSS-2も含め,市販品に後加工するため
加工部のアルマイト処理は剥離します。また加工に伴う小傷があります。
Q75GSS-2,Q75GSS-2CP共に市販品を流用した限定商品です。

以下に3つのパターンを紹介します。

【並列ガイド】
Q75GSS-2CPをプレートとして使いますが,基本的には「親子ガメ」式と同じです。

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【Lブラケットガイド】
Q75GSS-2CPをクランプとしてL型ブラケットに装着します。

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【トップガイド】
上記同様にQ75GSS-2CPをクランプとして使いますがSR31.7B2を
90度回転させています。
またケーブルが干渉しないようにQHY5LⅡMのリア側を保持しています。

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2016年11月16日 (水)

安価なガイドシステムQ5L75GSS-2など

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ご好評をいただいている,QHY5LⅡMとCマウントレンズを組み合わせた
ガイドシステムにお求めやすい商品(Q5L75GSS-2)を追加しました。
QHY5LⅡMの値下げや,システム構成の変更でリーズナブルになっています。

Q5L75GSS-2セットは,QHY5LⅡM,コーワLM75JC,SR31.7B2
70mmアルカスイスプレートの4点構成で樹脂製の簡易フードが付属します。

SR31.7B2と,ノーブランドのアルカスイスプレートを採用したことなどで
Q5L75GSS-2 一式の価格は48,600円(税込み)です。


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SR31.7B2はスリ割り固定式なので1点でもQHY5LⅡMを完璧に保持します。
アルカスイスプレートへの固定は2本のボルト固定なのでご安心ください。

従来の2点保持に比べにコンパクトにまとまるので,ポータブル赤道儀用など
2台目としてお勧めです。ドライバーなどの使用環境を考慮すると
メインでQHY5LⅡMをご使用でしたら統一したほうがずっと便利でしょう。
 
 

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もう一つはPOLE MASTERとスカイメモR(RS)の取付けアダプターのセットです。
スカイメモR(RS)での使用に必要なもののみをセットしたので安価です。
セット内容は,POLE MASTER本体,スカイメモR(RS)の取付けアダプターに
QHY純正アダプター(写真中央の赤いリング)で,価格は39,960円(税込み)です。
 
 
以下はスカイメモR(RS)用のオートガイドケーブル(GC-SMR)や
UNC3/8のパノラマヘッドなどを接続する変換アダプター(M12-UNC3/8)を併用して
300mmクラスの望遠レンズでガイドを行う例です。
パソコンは必要になりますが,確実に300mmクラスをガイド撮影できます。
撮影した結果を確認するにもパソコンは必要と思うので
望遠レンズでの撮影ならスタンドアローンガイダーより便利なのかも知れません。


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2016年10月 2日 (日)

QYH5Ⅲシリーズ販売開始

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先日からブログで紹介していたQHYの新しいCMOSカメラの販売を開始します。
ガイド用として最適なモノクロカメラ3機種の主な仕様と価格は以下のとおり。

・QHY5Ⅲ174M (赤) 1/1.2inch 1,920×1,200 5.86μm        【75,800円】
・QHY5Ⅲ178M (青) 1/1.8inch 3,024×2,048 2.40μm 裏面照射 【55,800円】
・QHY5Ⅲ290M (銀) 1/2.8inch 1,920×1,080 2.90μm 裏面照射 【51,000円】
                                   上記価格は税込みです


従来のQHY5LⅡMに変わる小型ガイドシステムとして銀色の290Mでセットしました。
ピクセルサイズがさらに小さいので,計算上75mmでも100mm相当になります。

サポートリングをSR31.7B2にすれば,カメラネジで固定できるので写真のような
安価なアルカスイスプレートが使えます。(写真はDPL-100で2,000円ほど)
写真の75mmレンズ,QHY5Ⅲ290M,SR31.7B2のセット価格は69,684円です。
(写真のガイドケーブルはAP-GOTO専用,Temma2M用なども作成します)

天候が悪く実際の星を写していませんが,夜景での比較ではQHY5LⅡMと比べ
感度が高いうえ大変滑らかでした。


なお,QHY5Ⅲシリーズの発売に伴い,QHY5LⅡMは価格改定されています。
同時にPOLE MASTERなども改定(値下げ)されました。こちらを参照ください

さらに先日紹介した,ポラリエAP赤道儀用のPOLE MASTERアダプター
POLE MASTER本体とのセット販売も行います。
ポラリエはセットで40,230円,APはセットで39,960円です。

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2016年9月25日 (日)

QYH5Ⅲシリーズのオプション

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先日から紹介中の,QYH5Ⅲシリーズカメラのオプションを準備しています。
写真はこのブログで紹介した,新しいサポートリングの試作品です。

従来のリング式からスリ割り固定式のバンドに変更していますが
板厚をTB-60ASなどと合わせたので,DP38-190の端と面が揃います。
内径を正確にQHY社製に合わせているので,一点固定で完全な保持ができ
前方から差し込めるので着脱も容易です。
プレートへの固定タップは,中央にUNC1/4,中央割り振り17.5mmにM6です。
商品名はSR31.7B2で価格は4,860円です。(10/10日発売)


また,LEMO製のガイドコネクターも海外から入手しました。
当面,ダイレクトに接続できる赤道儀はTEMMA2,TEMMA2M,AP-GOTOなどに
限られますが,できるだけ多くの赤道儀に対応させる予定です。
(当面はカメラとのセット販売のみで,単体販売の予定はありません)
 
 
ところで,K-ASTECのホームページは新しいURLへ移行しました。
新しいURLはk-astec.comです。


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2016年9月20日 (火)

QYH5ⅢシリーズCMOSカメラ入荷

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先日紹介しました,QHY5ⅢシリーズCMOSカメラが入荷しました。
入荷したのは,QHY5Ⅲ174,178,290のモノクロバージョン各1台で即納できます。
 

先日紹介しましたように,QHY5ⅢシリーズはLEMOコネクターが採用されていますが
このコネクターは大変高価で,カメラ側とケーブル側の1対で5,000円ほどします。

QHY5Ⅲ290Mと,これまでのQHY5LⅡMとの価格差は15,000円ほどになりますが
コネクターの材料代だけで5,000円も高くなったのなら納得の行く価格でしょう。
(RJ12のコネクターは1対で200~300円ほどです)
 

写真のような小型ガイドセットを構成する場合,レンズ(75mmまたは100mm)や
アルカスイスクランプ/プレートのグレード(SDS38かDS38か)で様々な組み
合わせが可能になります。
現在価格設定作業中ですが,準備ができるまではお問い合わせください。


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2016年9月10日 (土)

スカイメモR用オートガイドケーブル

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一連のスカイメモR強化パーツの最後となるガイドケーブルが完成しました。
フォトモスリレーを使った簡単なインターフェースを採用しているため
リチウム電池を内蔵しますが,ガイド信号が入った時しか電池は消費しません。
自己放電期間に委ねられますが10年以上交換不要でしょう。
(写真は蓋を外した状態です。万が一電池が切れたら交換できます)

一連のパーツはPOLE MASTERで極軸設定を行う事を前提としているので
パソコンは必須です。
そうなるとガイドカメラはスタンドアローンよりQHY5LⅡMなどが便利でしょう。


写真はタブレットPCでそれらをコントロールする場合ですが
タブレットPCに電源を供給できるUSBハブを使っています。
写真の例は12Vを供給しますが,モバイルバッテリーを使えば一晩は使えます。

USBハブやモバイルバッテリーは赤道儀の近くに置きハブとタブレット間を
長いUSBケーブルで繋げば車の中からでも操作(監視)できそうです。


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スカイメモR(RS)関連製品の価格と在庫状況は以下のとおりです。
ガイドケーブル以外は完売後の再生産予定はありません。

・POLEMASTEアダプター(PMAD-SMR):7,560円 在庫約40個
・ガイドケーブル(GC-SMR)        :3,240円 在庫約60本(次期ロット予定あり)
・M12-UNC3/8接続ネジ         :2,160円 在庫約10個
・スカイメモ用XY65            :15,000円 在庫約 8個→5個


今回の記事はパソコンを使う事を前提としていますが,近い将来に
空に向けるだけで全自動でキャリブレーションからガイドまで行う
「究極のスタンドアローンオートガイダー」が開発されるような事になれば
ガイド撮影環境は一気に身近になるでしょう。
その日のためにもガイドケーブルだけは継続販売予定です。


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