レボルビング装置

2017年9月10日 (日)

RR-92対応ブラケットの拡大

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NIKON D810及びEOS 6D用のRR-92は指定ブラケット併用が条件ですが
新たにNIKON D810用としてMarkins社製のP810Uを追加しました。

Markins社製のP810UはEOS 6D用のSUNWAYFOTO社製PC-6DR同様に
L型ではありません。
強度面では若干劣るようですが回転に伴う干渉が少なくなり便利です。
(写真は試作のジンバルフォーク赤道儀GF140HDに搭載した状態)


以前のご案内と重複しますが以下が商品名と発売予定日です。
(一部の機種は以前のご案内より前倒しになっています)

【NIKON D810/D810A】
 ・kirkphoto社製:BL-D800N     発売中
 ・SUNWAYFOTO社製:PNL-D810R  9月末発売予定
 ・Markins社製:P810U          10月上旬発売予定


【EOS 6D】 
 ・kirkphoto社製:BL-6D         11月発売予定
 ・SUNWAYFOTO社製:PC-6DR    10月上旬発売予定

なお,SUNWAYFOTO社製のPNL-D810R ,PC-6DR及びMarkins社製のP810U
はRR-92とセット販売も行う予定です。 

以下はP810U専用のLBプレート(試作品)でD810AをRR-92に装着した状態です。

         
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2017年8月11日 (金)

RR-92 SUNWAYFOTO社製ブラケットへの対応

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D810A専用として発売中のRR-92はkirkphoto社製ブラケット(BL-D800N)の
併用が条件でしたがSUNWAYFOTO社製ブラケットへの対応を進めています。
またこの秋に発売するEOS 6D用RR-92についても同社製に対応予定です。

具体的には以下のとおりです。
【NIKON D810/D810A】
 ・kirkphoto社製:BL-D800N       発売中
 ・SUNWAYFOTO社製:PNL-D810R  10月発売予定

【EOS 6D】 
 ・kirkphoto社製:BL-6D         11月発売予定
 ・SUNWAYFOTO社製:PC-6DR    11月発売予定

以上は専用LBプレートが同梱されたRR-92 forBL-D800Nなどの商品名となり
価格は全機種とも28,620円(税込)です。
各機種用のLBプレートはLB forBL-6Dなどとして単体発売します。
なお,上記のSUNWAYFOTO社製品はRR-92とセット販売も計画しています。
D810A用のPNL-D810R対応品は10月,EOS6D用はいずれも11月発売です。


以下がSUNWAYFOTO社製PNL-D810R(右置く)とPC-6DR(右手前)です。
左の2個は参考用として入手したD800用とEOS5DM3用ですが現時点では
対応の予定はありません。

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今回の記事とは直接関係ありませんが,以下はRR-92に装着した
RR-92対応のApo Sonnar T*2/135用フォーカサーです。

Apo Sonnar T*2/135用バンドは多くのご要望をいただいており11月の
再販で準備中ですが,このレボルビング+フォーカサーもお勧めです。
カメラを回転してもピントへは影響しない構造なのでたいへん便利です。
詳細は後日改めて紹介いたします。

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2017年7月22日 (土)

ポラリエフォーク

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昨日簡単に紹介したポラリエフォークは市販のアルカスイスプレートを
アームに使ってみましたが十分な強度でした。
169mmのプレートを使えば写真のように干渉しませんのでドイツ仕様の
キットをお持ちの方は参考になさってください。
ポラリエでフルサイズカメラと大口径の広角レンズをレボルビングで使う
唯一の方法かも知れません。
 

ドイツ仕様で計画した時点はフォークの事は考慮していませんが
偶然にも長い方の赤緯アームを使えば極軸のバランスは完璧でした。
ただ,赤緯アームと赤経クランプリングのねじ込み部が荷重で緩むので
荷重で締まる方向にアルカスイスプレートを向けてください。
(以下写真の方向ですが接着するのがベストです)


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色々試していると日食のサブ機としても使いたくなりました。
太陽望遠鏡なので短い(100mm)アルカスイスプレートで充分です。
三脚の開きなどで緯度を調整するなど可能な限り軽量化を図っています。
これでポラリエと三脚にレンズ(ZUIKO150mmF2+2Xテレコン)やカメラなどを
加えた一式の重量が4.5kgです。

メインの方は一式で8kgほどなので無理すれば両方持って行けそうです。
(PENTAX75:3.5kg,PTP-C:1.4kg,FOA-60:1.4kg,D500:1kg+α0.7kg=8kg)


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2017年7月21日 (金)

RR-92 小型カメラへの適合について

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以前の記事で紹介しましたコンパクトなミラーレスカメラ用のRR-92アダプターが
完成しました。
来月の北米日食に間に合わせるため暫定版として曲げ金物で製作しています。
秋以降になりますが正規品(本体同様アルミ削り出し品)に交換します。

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写真のように長穴加工しているのである程度の調整が可能です。
ステンレス板のレーザー加工品なので自由度は高く色々なサイズが作れます。
とりあえず以下のものを10台分準備しました。
 

三脚取付面~レンズ中心までの高さ(H寸と呼びます)が約34~41mmのボディ。
上記の範囲ならレンズはRR-92の中心にきます。
仮にご使用のレンズ外形が72mmとすればリングとの隙間は10mmになります。
必ずしもレンズがRR-92の中心にくる必要はないので上記34~41mmでなくとも
その分中心がズレるだけです。

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次にカメラの三脚固定ネジ~RR-92リングまでの長さ(L寸と呼びます)は
40±12.5mmの範囲で調整できます。
これで多くの場合適合すると思いますがグリップ部の出っ張りが大きい
カメラではリングとの干渉に注意が必要です。

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この小型カメラ用RR-92はD810A専用と同じく28,620円(税込)で7/25日から
販売いたします。(曲げ金物部は後日正規品をお届けいたします)
 
 
ところで今回,小型カメラ用としてRR-92をポラリエに搭載してみましたが
小型のRR-92ならポラリエで片持ちフォークタイプも実現できそうです。
仮に組んでみましたがD810A+SP15-30でも不安ありません。
ここで頒布したドイツ式にアームを加えるだけなので簡単です。


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2017年7月19日 (水)

RR-92とジンバルフォーク赤道儀

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5年ほど前に発売したジンバルフォーク赤道儀のGF50はレボルビング装置の
使用を前提として開発しました。
極軸,赤緯軸,カメラ回転軸はクランプフリーで構図調整ができる上
完全にバランスが取れるので各部の撓みによる星の流れを防げました。

RR-110はカメラボディ固定強度などの都合で広角~標準レンズの
撮影を想定していましたが,RR-92はカメラボディに密着する専用の
L型ブラケットを併用することで重量級のレンズが使えるようになりました。


そこで常時RR-92を使い,超広角~135mmクラスの望遠レンズでの撮影を
対象としたジンバルフォーク赤道儀を作ってみました。
 

レボルビング装置は地上の風景も写す星景写真では有効なアイテムです。
一方,望遠系で星空や星雲などを撮影する場合,一般的に構図の回転は
行わないのでレボルビングは不要です。

ただ,撮影対象毎にレボルビング装置を付けたり外したりするのは面倒です。
RR-92なら,超広角レンズで星景写真を撮る合間に望遠撮影も可能です。
たとえば「昇るオリオン座」が出揃うまでの待ち時間に135mmで昴をとれます。
 

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この赤道儀はジンバルのアームを持てばカメラを付けたまま持ち運べます。
まだむき出し状態ですが駆動回路や電源も内蔵しているので
三脚に載せれば直ぐに撮影できます。
D810AやタムロンSP15-30mmを含め,赤道儀,三脚一式でも6kgなので
前景と対象天体のバランスが良い撮影ポイントを探すのも容易です。


GF50はタカハシのガイドマウントを流用しましたが,今回はここで紹介した
PENTAX75赤道儀の極軸部を使っています。
商品化の計画はありませんが今回のように既存の小型赤道儀なら改造で
対応できるかも知れません。
個人的には星景メインならジンバル+レボルビングが理想と感じています。
 

なおNIKON D810A専用のRR-92は予定どおり今月末発売です。
コンパクトなミラーレスカメラ用も暫定版とはなりますが同時発売です。
(ミラーレス用のL及H寸調整装置付RR-92については近日中に紹介します)


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2017年6月29日 (木)

新型レボルビング装置RR-92について-ご確認用情報

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連投になりますがD810(A)専用のRR-92は「他のボディでは使えないか?」との
問い合わせをいただいております。ご説明や備忘録も兼ねてアップします。

この夏の北米日食ではオプションとしてイエローストーンやグランドキャニオンを
訪れる方も多く,星景写真用としてご使用を検討いただいています。
汎用タイプは間に合いませんがご要望の多いD810(A)用は7月末の完成予定
なので流用いただけるかも知れません。


結論から言えば重要なのはX(光軸とブラケット取付ネジPのX座標のズレ量)です。
写真はD810AとD500を比べていますが両者のXはほぼ同じです。
Yは逆方向にずれていますがP点のLに対するY座標は同じなので影響ありません。

従いましてD810(A)用はD500でそのままご使用いただけます。
kirkphotoのD810用ブラケットはD800と共通なのでD800でも使用できそうです。
D810(A)専用のXは12mmなのでそのズレ量=RR-92とレンズの偏心量です。
Xが10~14mm程度ならTAMRON SP15-30mmでもご使用いただけます。

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次にボディとRR-92の距離(L)はD810(A)専用では68mmです。
ストロボを内蔵したD810(A)なので長目になっており,他の機種では支障には
ならないと思います。

また,ボディの高さはD810(A)専用の場合,L型ブラケットを含みHL=60mmです。
D810AとD500は全く同じなので他のNIKON製ボディでも大差ないでしょう。
HL寸は写真のようにDPL-100に装着して計測すれば正確に採寸できます。

なお,kirkphoto社製ブラケットの幅は38.1mmなのでA寸は38.2mmです。
同じアルカスイス規格ですがSUNWAYFOTO社製は幅が広いので適合しません。


以上まとめると以下の条件をクリアーするボディではご使用いただけそうです。
①Xの長さが10~14mm程度(PとOのシフト方向に注意)
②HLが58~62mm
③P点がAのほぼ中央にあるkirkphoto社製ブラケットの併用


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2017年6月28日 (水)

新型レボルビング装置RR-92について-他機種への展開

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今回はRR-92に関して多くのご質問をいただいている今後の展開についてです。

NIKON D810(A)用のRR-92はkirkphoto社製のL型ブラケットを装着した状態で
写真の寸法を決定しています。(クリックで拡大します)

この内,ボディに関する基本情報はHとLのみです。
Hはボディ固定面からレンズ中心までの高さで
Lは固定部(カメラネジ部)からRR-92までの長さです。
グリップやストロボ部の張り出しを考慮して決定しています。

D810(A)以外のカメラでも上記に加えP点(X,Y,Z)が決まれば設計可能です。
(Aはkirkphoto社製のL型ブラケットの場合38.2mmで設計)

ただ他のボディ用を開発するためにはボディ(H,Lの採寸)に加え
P点特定のためにkirkphoto社製ブラケットも入手する必要があります。
商品として販売する以上,実機での確認も必要なので難しいのが実情です。


ご質問の中には小型のミラーレスカメラでの使用に関するものも多いため
L型ブラケットは併用せずにHとLを調整できる汎用タイプを検討しています。
L型ブラケットを使わない場合,重たいレンズでは’お辞儀’が心配ですが
先に紹介した’詰め物’で軽く保持すれば問題ないと判断します。
(固定部Oがレンズ中心CLにあっているボディのみの対応となります。
またボディとRR-92間へのアルカスイスプレート/クランプは適合しません)

HとLの調整幅は,比較的サイズの大きいフルサイズ用と小型ミラーレス用の
2タイプを検討しています。現時点では価格や発売時期は未定です。


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2017年6月25日 (日)

新型レボルビング装置RR-92について-機能性

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新型のRR-92は小型化やハンドルを装着するなど機能性も追求しています。
内径が大きかったRR-110は,リングとレンズの隙間に指をかけられましたが
RR-92では指を通せる隙間はありません。
カメラボディとレンズなどで3kgほどの重さになるので事故防止の目的で
キャリングハンドルを準備しました。
アルカスイスクランプとプレートの嵌合が不確実な場合でも
片手で持っておけば脱落を防げます。

また,ハンドルはリモートコントローラーのケーブルなどの固定用としても
便利です。

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真上から見た状態ですが,RR-92はボディサイズとあまり変わりません。
これなら一式組み立てたままでも持ち運びできます。

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2017年6月22日 (木)

新型レボルビング装置RR-92について-バランス

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昨日に引き続きRR-92関連です。本日はバランスについて紹介します。

写真はD810AボディにSIGMA135mmF1.8を装着した状態です。
このレンズは1,1kgほどですが,RR-92を乗せた台がほぼ重心位置です。

重たいレンズをつけたカメラは’お辞儀’するので星が流れると言われますが
重心位置を支えれば安定します。カメラをあまり上に向けない星景写真では
特に重要で自由雲台でも運用できそうです。
 
 
ところで重いレンズではマウントの撓みを懸念されるようです。
個人的には上記の’お辞儀’が原因でマウントの強度が足りないとは
感じていません。心配であれば以下のようにRR-92のリング内側と
レンズ外周の隙間に’詰め物’を挟むこともできます。
専用設計によりレンズが正確にRR-92の中心を通るからできる裏技?です。


以下は樹脂製のC型リングを挟んでいますが,1cmほどにカットしたホース
がお勧めです。ホースはいろいろな太さがあるので便利でしょう。
回転してもリング内側とレンズの位置は変わらないのでズレたりしません。
 

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2017年6月21日 (水)

新型レボルビング装置RR-92について-開発の背景

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発売中のレボルビング装置RR-110は2012.2月に発売を開始し
5年ほど経過した現在でも大変な人気商品です。

RR-110はレンズをつけたカメラボディを取り付ける設計ですが
この5年の間に大口径レンズやNIKON D810Aの登場など
レボルビング装置に要求される環境が大きく変わりました。

写真のTAMRON SP15-30mmを代表とする,前玉部が異常に大きい
超広角レンズや,三脚固定面からレンズ中心までの距離が長い
D810AなどのNIKON製カメラは設計時点では考慮していませんでした。

それらに対応するようLBプレートなどを投入してきましたが今後さらなる
大口径レンズの登場も予想されるため根本的な見直しを行いました。
 

以上の事から新たにRR-92を商品化します。
RR-92は適合機種を限定※するうえkirkphoto社製のL型ブラケットも
必須ですが,回転リング部をレンズの細い部分に正確に配置できるので
サイズが大きなRR-110よりレンズの適合幅が広がります。
RR-110と大きな相違点はレンズを後でボディに装着する事ですが
内径92φのリングがマウント直前に配置されるのでレンズの着脱は容易です。

※当面はNIKON D810(A)専用のみ。9月発売予定で価格は28,620円(税込)。
年内を目処にCANON 6D用を開発予定。


下は左がRR-110,右がRR-92です。RR-92はボディからのはみ出しも小さく
大変スマートです。重さもRR-110の460gより100g軽くなっています。

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RR-92とkirkphoto社製のL型ブラケットの取付部です。
RR-92とL型ブラケットは嵌合するのでリングの中心と光軸が再現します。

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