天体写真

2021年12月10日 (金)

12/7日のレナード彗星

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12/7日のレナード彗星写真を14カットコンポジットしてみました。まだ高度が高かったこの日の写真がベストショットみたいです。CR3ファイルが開けないので,相変わらずJPEG画像を処理しています。

FDK170(17cmF5),EOSRa,ISO6400,120S×14カット,自動導入改造90S赤道儀,K-ASTEC観測所

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2021年12月 9日 (木)

今朝(12/9)のレナード彗星

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サッと処理した今朝のレナード彗星です。7日も撮っていますが元画像を見比べると7日の方が良く写っているようです。空の状態はあまり変わりなかったようなので,高度が低くなった影響でしょう。鑑賞用なので構図の短辺を地平線に合わせています。

10×40の双眼鏡は見えましたが,肉眼では難しかったようです。

RH-200(600mmF3),ISO6400,20秒露出のJPEG画像9枚をコンポジット

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2021年12月 7日 (火)

レナード彗星5日間の変化

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同一条件で撮影した,12/2日と今朝(12/7日)のレナード彗星です。コマの大きさや尾の長さは2倍ほどになったようです。東の空で撮影できるのは,あと2~3日と思うので天候が続く限り追い続けるつもりです。

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2021年12月 4日 (土)

12/2日のレナード彗星写真を画像処理してみました

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今朝の記事で触れた2分露出12カットの内,薄明でバックが明るくなった3カットを除外して9枚のJPEG画像をコンポジットしてみました。手動で彗星核で位置合わせしましたのでズレもありますが,先日の1枚ものに比べると尾の写りは良くなったようです。

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12/2日のレナード彗星撮影機材と樹木伐採

B202112031_20211204085701

早朝のレナード彗星は,11月末までは自宅で撮影していましたが,暗い空を求めて熊本の観測所に出向きました。幸い,撮影当日の12/2日は,一年を通して最高と言えるほどの星空に恵まれ良い結果が得られたようです。空の暗さに勝るものはないですね。

ただスライディングルーフの東の低空は16年間で伸びたクヌギが邪魔なので,彗星方向が開けていてる場所に陣取って撮影しました。

 

これから12月9日頃までは東の空に見えますが,益々低空になるのでとりあえず邪魔になるスライディング東画のクヌギの枝落としを行いました。左がビフォーで右がアフターです。

B202112033_20211204085101

 

ところで,今回撮影に使った機材は最初の写真の17cmF5のコレクテッドダルカーカム鏡と自動導入改造した90S赤道儀*です。(*90Sの極軸部とEM-100の赤緯部を合体した改造機です。極軸のウォーム回りは90Sを使ったので改造90Sと呼んでいます)

 

以下は改造90Sで2分間撮影した連続12カット(Pモーション約2.4周期分)を並べています。P-2や90Sの追尾精度が高い事は認識していましたが(複数の実測結果は概ね±5秒角前後)850mm,2分露出の全てのカットをほぼ点像に止めるとは予想していませんでした。こうして見るとレナード彗星の移動は大きいですね。

B202112032

 

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2021年12月 3日 (金)

12/2日早朝のレナード彗星

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昨日撮影したレナード彗星です。とりあえず120秒露出,ISO6400で撮影したJPEG1枚画像をレベル補正とトリミングのみ行った写真を紹介します。120秒1枚なので彗星量の移動も小さく収められました。

FDK170(17cmF5),EOSRa,自動導入改造90S赤道儀(NonGuide),K-ASTEC観測所

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2020年7月18日 (土)

200mmで撮ったネオワイズ彗星

B200718

こちらは200mm(2/3ほどにトリミング)で撮った昨夜のネオワイズ彗星です。

JPEG画像を4枚コンポジット後強調処理してみましたが難しいです。上手にできればシンクロバンドも出るかも知れないのですが。

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やっと撮れたネオワイズ彗星

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九州地方はずっと悪天候でしたがやっと晴れてくれました。自宅から1時間ほどの宗像市の海岸(北斗の水汲み公園)で撮影してきました。嬉しくてコントラストを派手に上げました。GFX-50R,GF110mmF2→2.8 ISO1250,露出10秒

 

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2020年3月26日 (木)

吐噶喇列島の中之島で撮影した夏の銀河

Nakanoshima2

3/23~25日は赤道儀のメンテナンスのため.吐噶喇列島の中之島へ行ってきました。2011.7月以来9年ぶりで今回で4度目です。

滞在した3日間は最高の天気で,写真は最終日に中之島港の防波堤から撮った夏の銀河です。噴煙を上げる諏訪瀬島を意識した構図になりましたがスピカ~木星,土星,火星まで何とか入りました。

ミタカの60cm反射とPENTAXの20cm屈折が納められた天文台です。無公害の空で見る春の銀河や話題のアトラス彗星は格別でした。後方の山は吐噶喇列島で最高峰(979m)の御岳(おたけと読むそうです)です。諏訪瀬島ほどではありませんが噴煙を上げていました。

Tenmondai

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2019年4月23日 (火)

GFX-50Rで撮影した銀河中心部

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遠征最終日にGFX-50Rで撮影した銀河中心部です。使用したレンズは23mmなので35mm換算18mmの画角になります。GFXに限らずフジのカメラは赤いガスも写り華やかです。ISO3200,F4で3分露出したJPEG画像1枚のコントラストとカラーバランスを調整し,1/4にリサイズしています。画面下部の光芒は黄道光です。

 

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