天体写真

2025年11月25日 (火)

カメラレンズ(400mmF2.8)撮影画像のBXT処理効果

New9_bxt_2240

カメラレンズは明るい反面,明るい星が歪になったり,四隅の星像が乱れる傾向がありますが,これをBXT処理するとどれほど改善されるか気になっていました。

先日の星宴で天文リフレクションズの山口氏にお逢いする機会があったので,処理を依頼しましたが帰って来た画像は驚くばかりで大満足です。

最新の天体望遠鏡には劣りますが,明るさを活かし彗星や散光星雲のナローバンド撮影などに使えるでしょう。F2.8はF5クラスの望遠鏡の1/3以下の露出時間で済みます。

写真は7月にEF400mm 1:2.8LⅡUSM(開放)+ナローバンドフィルター3分露光した1枚画像をBXT処理したものです。口径食は残りますが,処理前と比べると劇的にシャープで周辺まで満足行く星像になっています。

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2025年10月10日 (金)

画像処理の練習-4

B20251010

7月30日に12mmの超広角レンズで撮影した夏の銀河を強調処理してみました。私の技量ではここで紹介したJPEG1枚の方が地上の風景なども含め肉眼で見たイメージに近く良かったようです。なぜか元画像にはないベガのゴーストが出てしまいました。

EOS Ra,LAOWA12mm Zero-D F2.8開放,ISO6400,露光60S×4枚,Lee No2使用,ゴニオステージ赤道儀でガイド,4480×6720Pixelを1/4(1120×1680)にリサイズ。

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2025年10月 8日 (水)

画像処理の練習-3

B20251008

7月22日に撮影した銀河中心部を少しだけ強調処理してみました。以前のJPEG1枚より少し良くなったかな?練習と言ってもコンポジットと強調くらいなので掛けた時間は10分以下。

EOS Ra+TAMRON35mmF1.4→3.2,ISO1600,露出120S×4,総露出時間8分,自作ゴニオステージ赤道儀で自動ガイド,写野4480×6720Pixelを1/4(1120×1680)にリサイズ。

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2025年10月 6日 (月)

画像処理の練習-2

M8_20_1100_1650

先日に引き続き7月に400mmF2.8+ナローバンドフィルターで撮ったM8~M20付近を強調処理してみました。

デジタル現像やトーンカーブ補正で試みましたが,私の技量ではM8中心部の白飛びはどうにもなりません。周辺のガス?もそれなりに出ているのでヨシとしましょう。

撮影データー:EOS Ra,EF400mmF2.8→2.8,OPT TRIAD FILTER,ISO6400,露光180秒,7カットをSI9で処理,ダーク,フラット補正無し,総露出時間21分,2%弱トリミング

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2025年10月 4日 (土)

画像処理の練習

B20250904

7月に400mmF2.8+ナローバンドフィルターで撮った北アメリカ星雲付近を処理してみました。

ステライメージ9で処理しましたが,久しぶりでやり方が良く分かりません。以前SI7や8でコンポジットしていた頃に比べるとびっくりするほど処理が早く,本当にできているか不安になるほどでした。(PCも変わっていますが)

ナローバンドの処理など全くの手探り状態で,強調に加え星の色とバックグラウンドの色が自然?なるように各色のレベル調整しました。

撮影データー:EOS Ra,EF400mmF2.8→2.8,OPT TRIAD FILTER,ISO6400,露光180秒,8カットをSI9で処理,総露出時間24分

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2021年12月10日 (金)

12/7日のレナード彗星

1202_1207_14c

12/7日のレナード彗星写真を14カットコンポジットしてみました。まだ高度が高かったこの日の写真がベストショットみたいです。CR3ファイルが開けないので,相変わらずJPEG画像を処理しています。

FDK170(17cmF5),EOSRa,ISO6400,120S×14カット,自動導入改造90S赤道儀,K-ASTEC観測所

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2021年12月 9日 (木)

今朝(12/9)のレナード彗星

1202_1209

サッと処理した今朝のレナード彗星です。7日も撮っていますが元画像を見比べると7日の方が良く写っているようです。空の状態はあまり変わりなかったようなので,高度が低くなった影響でしょう。鑑賞用なので構図の短辺を地平線に合わせています。

10×40の双眼鏡は見えましたが,肉眼では難しかったようです。

RH-200(600mmF3),ISO6400,20秒露出のJPEG画像9枚をコンポジット

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2021年12月 7日 (火)

レナード彗星5日間の変化

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同一条件で撮影した,12/2日と今朝(12/7日)のレナード彗星です。コマの大きさや尾の長さは2倍ほどになったようです。東の空で撮影できるのは,あと2~3日と思うので天候が続く限り追い続けるつもりです。

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2021年12月 4日 (土)

12/2日のレナード彗星写真を画像処理してみました

Leonard1202_297305

今朝の記事で触れた2分露出12カットの内,薄明でバックが明るくなった3カットを除外して9枚のJPEG画像をコンポジットしてみました。手動で彗星核で位置合わせしましたのでズレもありますが,先日の1枚ものに比べると尾の写りは良くなったようです。

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12/2日のレナード彗星撮影機材と樹木伐採

B202112031_20211204085701

早朝のレナード彗星は,11月末までは自宅で撮影していましたが,暗い空を求めて熊本の観測所に出向きました。幸い,撮影当日の12/2日は,一年を通して最高と言えるほどの星空に恵まれ良い結果が得られたようです。空の暗さに勝るものはないですね。

ただスライディングルーフの東の低空は16年間で伸びたクヌギが邪魔なので,彗星方向が開けていてる場所に陣取って撮影しました。

 

これから12月9日頃までは東の空に見えますが,益々低空になるのでとりあえず邪魔になるスライディング東画のクヌギの枝落としを行いました。左がビフォーで右がアフターです。

B202112033_20211204085101

 

ところで,今回撮影に使った機材は最初の写真の17cmF5のコレクテッドダルカーカム鏡と自動導入改造した90S赤道儀*です。(*90Sの極軸部とEM-100の赤緯部を合体した改造機です。極軸のウォーム回りは90Sを使ったので改造90Sと呼んでいます)

 

以下は改造90Sで2分間撮影した連続12カット(Pモーション約2.4周期分)を並べています。P-2や90Sの追尾精度が高い事は認識していましたが(複数の実測結果は概ね±5秒角前後)850mm,2分露出の全てのカットをほぼ点像に止めるとは予想していませんでした。こうして見るとレナード彗星の移動は大きいですね。

B202112032

 

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