200mmで撮ったネオワイズ彗星
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3/23~25日は赤道儀のメンテナンスのため.吐噶喇列島の中之島へ行ってきました。2011.7月以来9年ぶりで今回で4度目です。
滞在した3日間は最高の天気で,写真は最終日に中之島港の防波堤から撮った夏の銀河です。噴煙を上げる諏訪瀬島を意識した構図になりましたがスピカ~木星,土星,火星まで何とか入りました。
ミタカの60cm反射とPENTAXの20cm屈折が納められた天文台です。無公害の空で見る春の銀河や話題のアトラス彗星は格別でした。後方の山は吐噶喇列島で最高峰(979m)の御岳(おたけと読むそうです)です。諏訪瀬島ほどではありませんが噴煙を上げていました。
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西オーストラリアからの帰国後,溜まった仕事に追われブログの更新が
滞っていますが今回の遠征で一番撮りたかった写真を紹介します。
南半球なので,北半球で見る冬のダイヤモンドはひっくり返っています。
季節,上下共に北半球とは逆なので真夏のダイヤモンドと呼んでみました。
低空は大気光や稲光で緑や赤いかぶりが発生していますが
これはこれで記念になりそうですね。
先日紹介したエクスマウスの近くの駐車場で撮影しました。
でもこれを「夏のダイヤモンド」と呼ぶと,中央に立ち登る銀河も
「夏の銀河」と呼ばなくてはならないでしょうね?
D810A,TAMRON SP15-30mm →15mm,F2.8→4,コッキンNo.3フィルター
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今回の遠征に持って行ったレンズは,全天撮影用の8mm(使用する機会なし)
星景用の15-30mmF2.8,大マゼラン雲のナローバンド撮影用の200mmF2と
今回紹介するSIGMA135mmF1.8の4本です。
このSIGMA135mm F1.8 DG HSMは過去にこことここで試写結果をアップ
していますが実践投入は今回が初めてです。
先日紹介した2軸駆動に改造したスカイグラフ+RR-92で撮影しました。
時間的な余裕がなかったのでノーガイドでの撮影です。
NIKON D810A,ISO3,200,F1.8→2.8,露出60SのJPEG画像を6枚コンポジット
レベル補正のみ行っています。総露出時間は6分です。
以下はコンポジット後のJPEGピクセル等倍画像(中央部切り出し)です。
星の回りの赤ハロもなくスッキリしており個人的にはApoSonnar135mmF2
より使い易いと感じます。
ところで撮影地は南緯23度ほどで昼間の気温は37度,夜間の撮影中も
Tシャツと半ズボンで過ごせるほどでしたがノイズは気になりません。
6枚コンポジットした画像ですがD810Aの低ノイズを改めて実感しました。
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先日紹介した「桜とサソリ座」の写真は日曜の夜に撮りましたが
この写真は前夜に撮った「桜と北斗七星」です。
2晩ともにたいへん良い天気でしたが,どちらかと言えば日曜日のほうが
低空まで澄んでいたようです。
写真の左型(西側)は熊本市内方向でその影響をうけ明るくなっています。
観測所の上にりゅう座の頭の部分が写っていますが
この直ぐそばにタットル-ジャコビニ-クレサーク彗星(41P)がいました。
撮影データ
NIKON D810A,TAMRON SP15-30mmF2.8→15mm 3.5,ISO3200,露出60秒
レンズの後ろにLeeNo2フィルター併用,PENTAX75赤道儀でガイド撮影。
桜の木を弱いライトで照らしています。
ちょっとアングルが違いますが昼間の桜です。
この桜はこの土地を手に入れた翌年に妻が植えましたがそれから
11年も経っています。
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この土,日はSIGMA135mm F1.8 DG HSMの試写やタットル-ジャコビニ-クレサーク
彗星(41P)を撮影するために観測所に行きました。
この時期にしては珍しく透明度が高くて低空まで良く見えていたので
試写などの合間に,お気に入りの桜を入れてサソリ座も撮ってみました。
ここを作り始めた頃に植えた桜のうちの一本で白くて大きな花を咲かせます。
観測所の西側には高さ2mほどの丘?があり,そこから見た東側の景色です。
最初の写真は24mmで撮ったものをトリミング,下は15mmのノートリミングです。
いずれもNIKON D810A,TAMRON SP15-30mmF2.8→3.5
ISO3200,露出60秒の1枚画像,レンズの後ろにLeeNo2フィルター併用。
最初の写真は明るさとコントラストを調整,下の写真は撮ったままですが
肉眼で見たイメージに近いようです。
最初の1枚は桜に軽く照明を当ています。また下の写真は室内に置いた
パソコンのモニターで庭木がかすかに照らされています。
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