鏡筒バンド・プレート

2017年7月 1日 (土)

新規格のアリガタ/アリミゾについて-概要紹介

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現行のアリガタ/アリミゾ(DS80 /DP80シリーズ)をロスマンディ規格の
DS75/DP75シリーズに移行しています。
それに伴い鏡筒バンドの取付面サイズも変わることから年内を目処に
鏡筒バンドやプレート類も含め’統一した新規格’に切替えます。

今後の予定や仕様(図解つき)などは改めて紹介しますが
第1弾としてε-130D用のTB166Nが完成したので紹介します。
写真はTB166NにDP75-222とTP60-152をオフセット付きで装着しており
最大120mmほど前後バランスの調整が可能です。
TP60-152をTP60-222に変更すればオフセットなしで対応します。

価格は以下のとおりで本日(7/1)発売です。
・鏡筒バンドTB166N:38,880円
・ロスマンディ規格アリガタ DP75-222:12,420円
・プレート:TP60-152:5,940円
・ロスマンディ規格アリミゾ DS75-10:15,120円
・傾斜キャリングハンドル:1,620円
 

DP75やTP60の222,152は35(17.5)の倍数+12からなる値です。
取付穴やタップ間隔を35(17.5)mmとし,バンド厚の12mmを加えています。
最終的には,DP75は152,222,257,292の4タイプ
TP60は152,222の2タイプを発売予定です。
なお新規格のTP60シリーズはベースプレートとトッププレート兼用です。

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新規格のTP60-152,222には傾斜したキャリングハンドルが対応します。
傾斜しているので小型ガイドシステムも搭載可能です。
順次発売するTB80N,95N,115N,125NはTP60-152(222)適合なので
これらでもハンドルを取付できます。
 

2017年中に新規格への切替を完了予定です。
現行のTB-95などN が付かない鏡筒バンドや80シリーズアリガタ/アリミゾ
各種プレート(TP,TTP-125など)は販売終了予定です。
一部の組み合わせを除き新旧の互換性はなくなりますが
特に現行のTP-125やTTP-125などは新規格とはバンド取付位置が
合わなくなりますのでご注意ください。


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2017年4月29日 (土)

FSQ-106EDのキャリングハンドル対応プレート(限定品)

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ε-130D用の鏡筒バンド(TB-166,販売終了)はキャリングハンドル対応ですが
FSQ-106EDのTB-125でもご要望があったのでサイドプレートを製作しました。
ハンドルがあると鏡筒落下の不安から解消されるようです。

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このプレート(SP44-160)はTB-125のファインダー取り付け面に装着するので
ここへはファインダーは付けられなくなります。
なお,SP44-160はキャリングハンドルの他アクセサリーが装着できるよう
17.5mm間隔でM8タップと,8.5φ穴を交互に設けています。

外注の最低ロットの都合で若干余剰がございます。
ご希望の方はHPからご連絡いただけると幸いです。
価格はSP44-160が3,780円,キャリングハンドルが1,620円です。
セットの場合送料込みで,5,760円です。


なお,現在アリガタ/アリミゾをロスマンディ規格への移行準備中です。
これに伴い鏡筒バンドもアリガタやプレートへの固定部などを変更します。
今後発売するTB-95以上の鏡筒バンドはキャリングハンドル対応予定です。

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2017年4月12日 (水)

FOA-60用鏡筒バンド(TB-68,TB-68AS)の発売について

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FOA-60はこの夏の北米日食用としてベストな鏡筒かと思いますが
長焦点といえども口径が小さいので,重たいカメラをつけた場合の
重心位置はカメラよりになります。
2インチ延長筒で筒外焦点距離を稼いでいることも影響しているようです。

そこで,FS60CBなどと同様に重心付近で保持できるバンドとプレートを
販売いたします。

写真のカメラはNIKOND500ですが写真の位置でほぼバランスがとれています。
写真はフードを伸ばしていますが,日食撮影時はその必要ない
(場合によっては機材軽量化のため取り外す)ので重心はさらに後退します。


発売するのは以下の2タイプです。
販売終了機種ですが,FC-50,FC-60,FC-65でもご使用いただけます。

【TB-68】
眼視観測用として従来販売していたものの再販(限定20台)です。
上記のようなシフトは行わず2カ所とも鏡筒部分を保持する設計です。
プレートへの固定は35mm間隔でDP45-125に対応します。色はシルバーです。

【TB-68AS】
TB60ASや80AS同様DP38-190などのアルカスイスプレート対応です。
取り付け間隔は17.5mmで色は黒で,こちらは継続販売商品です。
写真のようにオフセットにも対応するためTB-68より光軸を高くしています。
(ドローチューブクランプなどと干渉しないようバンドを高くしています)

【TB-68用60φC型スペーサー】
写真のようにドローチューブ60φ部を固定するための内径60φスペーサー
です。価格は2,160円です。

TB-68,68ASの価格はいずれも15,120円(税込み)で5月1日販売です。

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2016年7月 3日 (日)

Apo Sonnar T*2/135用保持バンドについて

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Apo SonnarT*2/135用保持バンドは,1年ほど前に販売を終了しましたが
その後も引き続きご要望が多いので再販を準備しています。

このレンズは,CANON用とNIKON用で形状が異なりますが
今回のロットでは,それぞれ専用品を製作します。
D810Aの登場でNIKONユーザーが急増したため両機種用を製作しますが
試作から評価まで時間を要し,完成は秋以降になる予定です。

多くのご予約をいただいておりますが完成まで今暫くお時間いただけると
幸いです。


なお,以前からご案内していますが個人的には,このレンズを
EOS6DやNIKON D810Aなどで使用する場合は以下の写真のような
カメラブラケットを併用すればこのバンドはなくてもいいでしょう。
このバンドが真価を発揮するのは,上の写真のように
冷却CCDカメラやミラーレスカメラなどでの撮影時と思っています。


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QHY16200AにはNIKONマウントのApo SonnarT*2/135を装着していますが
フランジバックは合っていません。
今後実写でフランジバックを確認しスケアリング機構付で商品化予定です。


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2016年5月 4日 (水)

Pole Master用アダプターの在庫状況など

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Pole Masterは相変わらずの人気で,K-ASTECオリジナルアダプターの在庫は
僅かになりました。全て在庫限りで終了です。

現在,Pole Master本体はタカハシ用などのアダプター付で34,500円(税込み)です。
Pole Master本体+タカハシ用などご希望のアダプター+K-ASTECオリジナル
アダプターの3点セットの場合,38,280円(税込み)でのご提供となります。
(5月31日までの特別価格)


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今回,Mark-XにPole MasterやTB80/60AS仕様のFS60CBを搭載しましたが
写真の状態で前後バランスがとれます。(写真はフラットナー併用の状態)
ガイド鏡を前方に搭載していますが,こんなに重心が後ろになるので
通常の鏡筒バンドでバランスをとるのがいかに難しいかご理解いただけるでしょう。
 

ガイドカメラはTOUPCAMのGCMOS 01200KMAで,以前テストしたタイプから
センサーの変更やドライバーの改良が行われました。
安価ですが人気のQHY5LⅡMに引けをとらない性能になっています。
国内販売は銀色のみのようですが
私が評価した個体はMark-Xや鏡筒にマッチしたカラーですね。

 
次はMark-X用の自動導入モータードライブの開発状況です。
Mark-Xはウォーム軸の延長線にモーターを配置する設計なので
モーターをウォーム軸と平行配置する際には軸間距離が長くなります。
それを避けるための工夫を行った結果,最終的には以下のレイアウトになりました。
ただ,純正の架台(MX-3)は使えず極軸側はXY65で保持する事が条件になるので
ご予約いただいていたお客様へは近日中に確認のご案内をいたします。
(写真にはありませんが,ベルトカバー付で12万円弱
Mark-X専用XY65とのセットの場合は13万円強での販売を予定しています)

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最後になりますが,欠品していたPTP-C22カーボン三脚はGW明けに入荷予定です。
数量が限定されますが,今回もサービス品を予定していますのでご期待ください。
 

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2016年5月 2日 (月)

Zeiss APQ150/1200のヘリコイド

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ルナ天文台には82cm反射(ジンデン鏡)の他に併設されたスライディングルーフに
ZeissのAPQ150/1200(フローライト3枚玉アポクロマート)が設置されています。

先日はこれで木星などを見ましたが本当によく見えます。
所有していた,TOA-150やTMB-152よりもよく見えるように感じました。
APQ150/1200は15cm屈折の中で最も高い評価のようですが
知人が所有する某カメラ(顕微鏡?)メーカー製のフローライト(15mmF7,3枚玉)
と見比べてみたいです。これも驚くほど良く見える15cm屈折です。
 

ところで,ZeissのAPQ150/1200の接眼部はヘリコイドですが
写真のようにアイピース側を保持する構造になっています。

私のバンドは,ビクセンのVSD100やBORG55FLなどを以下のように
ヘリコイドの両側を保持する方法をとっていますがこれと同じです。
さすがにZeissでヘリコイドを知り尽くした設計でしょう。
接眼部に力をかけてもビクともしませんでした。

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2016年4月26日 (火)

TB-80/60AS用ベース/トッププレート TP/TTP40-190

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TB-80/60ASはアルカスイス規格のプレートへの装着を想定していますが
ビクセン規格アリガタへの対応要望も多いので専用のプレートを製作しました。

このプレート(TP/TTP40-190)は,ベース/トッププレート兼用で
ベース側は「KYOEI 汎用アリミゾプレートDX」などと縫い合わせできます。
TP/TTP40-190の価格は4,320円で5月1日発売予定です。

DP38-190で代用できるため販売を終了いたしました。2016.8.31追記


下の写真はFS60CB(フラットナー併用)にカメラ(EOS60Da)を装着した状態ですが
ベースプレート下の黄色い三角付近が重心です。

スリ割りクランプの構造上,片側のプレートはボルト1本での固定になりますが
強度上の問題はありません。(細部がわかりやすいよう写真は拡大します)


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ところで,一枚目の写真にはBORG55FLと
SIGMAのAPO MACRO180mmF2.8もいっしょに写しました。

55FLとSIGMA180mmは焦点距離や実勢価格が似かよっているので
性能の差が気になるところです。
まだ実写比較は行っていませんが,55FLはSIGMA180mmに比べると
大変軽量・コンパクトです。両者のF値の差は2倍ほど(2.8と3.6)なので
明るさで選べばSIGMA180mm,大きさで選べば55FLでしょうか?
 


今回の記事と直接関係ありませんが以下はBORG55FL用の電動フォーカサーです。
現在フォーカスコントローラーの頒布は休止しているので
コントローラーを所有されている方のみの対応となりますが受注生産いたします。
冷却CCDカメラでの撮影では大変便利なアイテムでしょう。

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2016年4月 7日 (木)

TB-60ASのターゲットはBORG 55FL !

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たびたび紹介しているTB-60や80ASは,小口径望遠鏡の前後バランスと
ヘリコイドやドローチューブの撓み防止用として製品化しましたが
最も意識したのはBORGの55FLで,メッキの色や質感も合わせました。

2軸ガイド対応に改造した五藤光学製スカイグラフに搭載してみましたが
よくマッチしていますね。
TB-60ASはDP38-110に固定していますが前後のバランスもとれています。


ヘリコイドやドローチューブの撓み防止用としてのTB-60/80ASは
FS-60CB用も含め既に20本分ほど出荷しています。
先日,BORG55FL用としてお求めいただいたお客様からは
「ヘリコイドの撓みが解消され,この鏡筒本来の性能が発揮できるようになった」と
たいへん嬉しいご報告をいただきました。


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ヘリコイドは構造上,駆動時(ピント合わせ時)は圧縮や引張りで
真っ直ぐに伸びますが,時間が経つと撓みが発生するので
長時間露出の天体撮影ではその影響は避けられないでしょう。

グリースの粘度を変えても根本的な解決策にはならないので
その両端を保持するのが一番の解決策と思い今回のバンドを開発しています。
TB-60/80ASは押しネジで鏡筒を固定する方法ではないので
ヘリコイドの両端を優しく保持します。
もちろん片側のクランプを緩めれば滑らかなピント合わせができ
締めればピント位置を保持します。(ヘリコイドのロックは不要になるので取去ります)

 

以下はビクセンVSD100のヘリコイドでPENTAXの技術力が投入されています。
それでも重たい冷却CCDカメラを搭載すると撓みが発生し
ヘリコイドの回転が重たくなりますが,両端を保持することで解消しています。

ヘリコイドはラック&ピニオンに比べコンパクトなことなどメリットも大きいので
その欠点を補えば天体撮影用としても便利な合焦装置になるでしょう。


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2016年4月 5日 (火)

WO7cm鏡筒のドローチューブ保持バンド

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先日から紹介しています,アルカスイスプレート対応のTB-80ASを使って
WO製7.1cmF4.9(OEMの7cmF5にも適合)鏡筒のドローチューブを保持しました。

紹介するのはお客様からの特注品で,電動フォーカサー付のツイン鏡筒仕様です。
重量級の,PL16803とPL31600での撮影となるのでドローチューブを保持して
撓みを解消しています。
大きなフィルターホイールが付くために鏡筒間隔を広くとりました。

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このドローチューブ保持バンドは,WOの純正バンドと中心軸を合わせています。
ビクセン規格のアリガタとセットで15,228円で受注しています。
なお写真の電動のフォーカサーは販売を終了しました。

memo:54φ,H4.3mm

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2016年3月21日 (月)

TB-60AS ヘリコイド撓み対策として

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今回はBORG60φ鏡筒をTB-60ASで保持する例をご紹介いたします。


BORG55FLなどの60φ鏡筒の場合,延長筒なども鏡筒と同じ直径の
パーツが多いので鏡筒と延長筒部の2点をTB-60ASで保持できます。
構造上,ヘリコイドには固有のガタや撓みがあるので
その前後を保持すれば安定した撮影が可能です。


TB-60ASは締め付けボルトを緩めれば保持部は滑らかに前後するため
以下のPTETAX75などのスリ割り式クランプと同じように機能します。
ヘリコイドのクランプに頼らずこれでピント位置を固定すれば完璧でしょう。

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1枚目の写真(拡大あり)はTB-60ASの上下に市販のアルカスイス規格プレート
(169mm長)を装着し,上部にはDS38経由でガイド鏡を搭載しています。
 
このBORG60EDの構成はヘリコイドの両端をTB-60ASで保持するイメージで
フラットナーやレデューサーが入っていないので撮影はできない構成です。
また,延長筒側は[7847]を保持しているので54φ仕様のC型スペーサー
(52φと同額の2,160円で受注生産)を併用しています。


BORGの80φ鏡筒の場合,先に紹介したFS60CBと同じ構成で保持できます。


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より以前の記事一覧