限定生産品の鏡筒バンド在庫数について
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限定仕様(ブラック)のε-160ED用鏡筒バンドセットは全てのパーツがブラックで完成しました。ご注文のお客様へは14日発送の予定です。なお限定仕様は完売しております。今後はシルバー仕様のTB204Sを通常品として継続販売いたします。
最初の写真は冷却カメラでの撮影状態です。電動フォーカサーを装着する都合上カメラはバランスウエイトの対向側になります。赤緯をハーモニックドライブ改造したEM-200に搭載していますが,この状態でも5kgのウエイト1個でバランスがとれています。
両側からの見た状態です。基本はオフアキガイドを想定した構成ですが,小型ガイド鏡も使えるようにファインダー台座部にアダプタープレートを装着できます。(標準附属品)
専用のキャリングハンドル(標準附属品)はトッププレートの裏側から固定します。トッププレートはM6のタップになっているので附属の専用ボルトで固定してください。
以下はASI EAFを装着した状態です。(オプションのε130/160用EAF取付金具が必要)鏡筒とバンドの回転位置を合わせ,ドローチューブのピニオン軸とEAFのモーター軸を合わせます。軸が合っていればカップリングはスムーズにスライド/回転しますので確認後にクランプを締めてください。
QHY600やASI6200のOAGセットはテーパーリング固定ネジがEAF取付金具と干渉するので,写真の6時の位置のネジを7(5)時の位置に付け替えてください。写真は7時の位置に変えた例です。(写真OAGユニットは試作品でテーパーリング受けとピックアッププリズムを付けていません)
最後にこの鏡筒バンドには方向があります。以下の用に35mm間隔の固定ボルト穴が外に向くようにしてください。
上下のバンド間には2mmの隙間が開く設計です。最初は仮締めした状態でアリガタとトッププレートを取り付けて前後バンドの回転位置を合わせます。EAFとドローチューブのピニオン軸の位置合わせを行った後本締めしてください。
同梱のキャリングハンドルはトッププレートの裏面から固定するので,トッププレートをバンドに付ける前に行ってください。トッププレートがM6タップなので附属の首下を盗み加工したボルトを使います。
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こちらの記事で紹介していた限定仕様(ブラック)のε-160ED用鏡筒バンドセットの紹介です。限定仕様は8/16日で受付を終了しているのでご予約の方への仕様確認です。ご予約の方へは一両日中に注文の案内をいたします。
(アリガタとトッププレートはメッキ処理前です商品はバンドと同じブラック仕上げです)
限定仕様は写真のように冷却カメラと電動フォーカサー(ASI EAFのみ対応)での運用を想定しているため以下の制約があります。電動フォーカサーを使わない場合は通常仕様のTB204S(シルバー)とDP75-222,TP60-222の組み合わせを推奨します。
以下の写真は想定した使用例です。ドローチューブを繰り入れた状態でも干渉はおきません。キャリングハンドルは写真の黒が同梱されます。写真のカメラなどを装着した状態での重心位置はこのハンドルの中央より3cmほど筒先側になります。トッププレートは軽量化のため開口していますがケーブルの処理にも使えます。
ASI EAFを装着した状態です。写真では解り難いのですがEAF部を薄くした専用のトッププレートです。EAFの装着にはオプションの取付金具(6,600円,ε-130D用と共用,シルバー,カップリングは含まず)が必要です。
ファインダー台座部にガイドカメラを装着するためのアダプタープレート(標準附属)
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TSA-120Nの限定販売に伴い,TSA-120N専用のTB125TSAを販売します。限定10台で7/30日発売です。
TB125Nは接眼部の回転ノブとアリガタの干渉や前後バンドの間隔が小さくなるFSQ-106ED専用に設計したもので,背が高い上にショルダープレートに対応するなど特殊な形状となっています。鏡筒径は同じなのでTSA-120Nでも使用できますが,眼視がメインのTSA-120に見合うシンプルなTB125TSAを限定販売します。
TB125NとTB125TSAの相違点は以下のとおりです。
対応するアリガタ(DP75シリーズ)やトッププレート(TP60シリーズ),キャリングハンドルはTB125Nなどと共用です。
別件ですがFSQ-106EDP専用バンドセットは限定25台の内,20台ほどのご予約をいただき残りわずかとなっております。また時折ご要望のああるTOA-150用のTB179(55,000円,限定10台)の製作を検討しています。確定したら改めてご案内いたします。
6/22日から数日間は出張しますのでメールのご回答が遅れる場合もございます。
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現在,FS-60CBなどにASI AIRを搭載するトッププレートを開発しています。ASI AIRには多くのケーブルが繋がるので他の器具との干渉やケーブルの取り回しなど検討が必要です。
なお写真のFS-60CBのマルチフラットナー装着時に限っては電動フォーカサーのEAFも対応予定です。(別途市販の5-8φのカップリングが必要)
リモート撮影する場合,①オートガイド,②電動フォーカス,③カメラ制御,④自動導入の4つを操作できないと成り立ちませんが,ASI AIRはこれらを簡単に構築できる優れものです。これに加え電源出力が4系統あるのでヒーターも組めそうです。
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先月発売されたFS/FCマルチフラットナー1.04XをFS-60CBに装着しました。
鏡筒バンドは従来のTB-80/52ASをそのままご使用いただけますが
以前のFS-60Cフラットナーに比べバックフォーカスが長い※ので前後の
バランスを取るためにはさらに大きなオフセットが必要になっています。
※FS-60CBの場合,フラットナー後部のM52ねじ込み部から87.5mm
D810Aを装着した場合,以下の状態でも筒先側が軽くなっていますが
ガイド鏡を筒先側に搭載すれば完全なバランスがとれるレベルです。
従来の白い鏡筒部だけを保持するバンドでは運用が難しいと感じます。
記事の内容とは関係ありませんがMS-3(n)の両軸電動改造は予想を
上回るご注文をいただいたため,一旦受注を休止しました。
来年再開しますが残りは準備した27台分の1/3ほどになっております。
また写真のFS-60CBなどで使える電動フォーカサーは完売しました。
昨夜は良く晴れていたので早速試写してみました。
比較はスペックがよく似たMAMIYA APO-SEKOR 350mmF5.6です。
いずれもD801A,ISO400,60秒露出です。
FS-60CBのF6.2に対してF5.6のMAMIYA APO-SEKORは2割ほど
明るいだけですが数値以上に星の写りの差を感じます。
FS-60CBの中心星像は完璧ですがMAMIYA350mmは少し歪みます。
周辺の星像と色収差はMAMIYA350mmの方が勝っているようです。
ほぼ同じ条件で撮影していますが両者の構図は合っていません。
いずれもカメラのライブビューを使って簡単にピント合わせしただけ
なので参考程度にとどめてください。
【FS-60CB+マルチフラットナー1.04X 370mmF6.2】
【MAMIYA APO-SEKOR F350mm 1:5.6】
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先日発売されたビクセンFL55SSは標準でビクセン規格のアリガタを装着した
台座が付いていいるので赤道儀への搭載は容易です。
ただ,そのままではガイド鏡の搭載が難しいのでガイド撮影を行うなら工夫が
必要です。
そこで,FS-60CBと同じように鏡筒と接眼スリーブ部(レデューサー)の2点を
固定する専用バンドを準備しています。
FL55SSの鏡筒経はFS-60CBと同じ80mmで,接眼スリーブ部が55mmなので
TB-80ASと内径55mmのC型スペーサー装着したTB-55ASの2個セットです。
鏡筒には台座が附属(取外すには鏡筒内側から固定しているボルトを外す)
している事やピントノブが大きい事などで少し制限がでます。
写真のように鏡筒を裏返し,台座部にガイドカメラを搭載するのが良いでしょう。
その際ドローチューブ固定ノブが下部のDP38-190と干渉するので取り外し
ドローチューブのロックはTB-55ASで行います。
下はFS-60CBとの比較ですが全長はFL55SSの方が6cmほど短いようです。
(いずれもレデューサー併用状態でピントが合った位置で比較)
FL55SSはコンパクトで海外遠征用として魅力的ですがピントノブの側面への
出っ張りが気になります。
なおFL55SS用の電動フォーカサーも開発中です。
FL55SS用の電動フォーカサーの開発は取りやめました。9/7日追記
ただフォーカスコントローラー(NanoFocus)は8月ご予約分で完売しているので
既にNanoFocusをお持ちの方や他社製フォーカサーが対象となります。
(申し訳ありませんが10月に予定していたFSQ85/106ED及びFS-60CB用など
のフォーカサーは諸事情で発売を延期しました。再販時期は未定です)
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本年中の完了を目処に鏡筒バンド/トッププレートとアリガタ/アリミゾの
規格を変更しています。
本年最後の紹介となるのはVSD100専用の3点保持バンド(TB115N-3)です。
基本はここで紹介した3点保持バンドと同じですが,規格変更でアリガタや
トッププレート取付部の幅が50mmから60mmに変わりました。
またVSD100はヘリコイド式なのでピントノブの高さを考慮する必要がなく
極限まで高を抑えています。
また標準仕様のトッププレートやアリガタを使用できるようにドローチューブ
固定バンドも他のバンドと同じ12mmの厚さとしました。
これによるドローチューブ繰り入れの制限を小さく(4mm)するために以下の
ような段差がついています。
このVSD100用3点保持バンドの価格は33,480円です。
対応するアリガタはDP75-222,トッププレートはTP60-222になります。
また電動フォーカサーは専用のTP60-222で対応予定です。
今回のTB115N-3を加え,以下の商品を新規格に移行しましたが
その後の製作が計画より3ヶ月ほど遅れています。
殆どが在庫を確保できない状況で解消するのは来年3月以降になりそうです。
【新規格鏡筒バンド】
TB68AS,TB95N,TB114N,TB115N-3,TB125N,TB166N
【3インチアリミゾ】
DS75-10,DS75-20,DS75-40
【3インチアリガタ】
DP75-152,DP75-222,DP75-257
【60mmトップ兼ベースプレート】
TP60-152,TP60-222,TP60-257
【TB125N,TB166N用サイドプレート】
SP30-152
【TP60縫い合わせ用ビクセン規格アリガタ】
DP45-152
なお年内に切替ができなかったのはTB80NとDP75-292の2点です。
一部反映されていませんが以下は新規格製品のシステムチャートです。
新規格製品システムチャート
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現行のアリガタ/アリミゾ(DS80 /DP80シリーズ)をロスマンディ規格の
DS75/DP75シリーズに移行しています。
それに伴い鏡筒バンドの取付面サイズも変わることから年内を目処に
鏡筒バンドやプレート類も含め’統一した新規格’に切替えます。
今後の予定や仕様(図解つき)などは改めて紹介しますが
第1弾としてε-130D用のTB166Nが完成したので紹介します。
写真はTB166NにDP75-222とTP60-152をオフセット付きで装着しており
最大120mmほど前後バランスの調整が可能です。
TP60-152をTP60-222に変更すればオフセットなしで対応します。
価格は以下のとおりで本日(7/1)発売です。
・鏡筒バンドTB166N:38,880円
・ロスマンディ規格アリガタ DP75-222:12,420円
・プレート:TP60-152:5,940円
・ロスマンディ規格アリミゾ DS75-10:15,120円
・傾斜キャリングハンドル:1,620円
DP75やTP60の222,152は35(17.5)の倍数+12からなる値です。
取付穴やタップ間隔を35(17.5)mmとし,バンド厚の12mmを加えています。
最終的には,DP75は152,222,257,292の4タイプ
TP60は152,222の2タイプを発売予定です。
なお新規格のTP60シリーズはベースプレートとトッププレート兼用です。
新規格のTP60-152,222には傾斜したキャリングハンドルが対応します。
傾斜しているので小型ガイドシステムも搭載可能です。
順次発売するTB80N,95N,115N,125NはTP60-152(222)適合なので
これらでもハンドルを取付できます。
2017年中に新規格への切替を完了予定です。
現行のTB-95などN が付かない鏡筒バンドや80シリーズアリガタ/アリミゾ
各種プレート(TP,TTP-125など)は販売終了予定です。
一部の組み合わせを除き新旧の互換性はなくなりますが
特に現行のTP-125やTTP-125などは新規格とはバンド取付位置が
合わなくなりますのでご注意ください。
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