海外遠征

2026年5月25日 (月)

2026西オーストラリア遠征記-4 (Otus ML1.4/85について)

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今回の西オーストラリア遠征では,GF110mmF2と入れ替えた「Otus ML1.4/85」を使ってみました。ファーストライトでしたがレンズの不具合もなく満足な性能です。

写真は周辺減光を嫌ってF2.8まで絞っていますが,EOS Ra,ISO1600,120秒露出,JPEGの撮って出し画像を25%縮小したものです。

 

Otusと入れ替で手放しましたが,ほぼ同じ画角となるGF110mmF2(35mmフルサイズ87mm相当)との写りがきになったので簡易的に比較してみました。

こちらは昨年1月に同じ領域を撮ったもので,絞り,感度,露出はOtus ML1.4/85と全く同じです。なぜかOtus(EOS Ra)側が明るく感じます。 GF側は画像上下にうっすらと赤かぶりが確認されますが,これがGFX他一式(GFX-50S2,GFレンズ5本全て)を手放した理由です。

こうして比べてみると,やはりGF110mmF2の方が星像が小さくシャープに感じます。

左がOtusML 1.4/85で右がGF100mmF2です。GF側は赤経・赤緯に縦横を合わせていますが,Otus側は銀河を斜めに入れるために構図を回転させています。

  • 上段は全画面(14/12%)
  • 中段はηカリーナ付近で表示がほぼ同じ大きさになる130/100%の比較
  • 下段は右上コーナー部でいずれも100%

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2026年5月16日 (土)

2026西オーストラリア遠征記-3

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前回の写真と同じ4月11日に「CAPE Leeuwin灯台」付近で撮影した写真です。写野を西側に向け大マゼラン雲と海に沈むオリオンを写しました。中央の明るい星は,全天で最も明るいシリウスと2番目カノープスですが,両者の明るさの違いがよくわかります。

以下は一連の星景写真の撮影風景です。広角系での撮影時もゴニオステージ赤道儀でガイド撮影しています。

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2026年5月 9日 (土)

2026西オーストラリア遠征記-2

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4月11日に西オーストラリア州南端オーガスタにある「CAPE Leeuwin灯台」付近で撮影した写真です。低空は靄がかかったようでパッとしませんが,西オーストラリア週で南方が海岸の撮影は珍しいです。

大マゼラン雲の右上の明るい星がカノープスで,右下がアケルナルです。ほぼ中央に南の極を示す十字線を入れました。

以下は昼間の灯台ですが柵の向こうは有料だったので立ち入りませんでした。

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以下は今回の日程です。紫色で記した部分は曇りや雨ですが,こうしてみると4月にしては良く晴れてくれました。特に前半は好天が続きました。後半は1日おきに晴れるパターでしたが,一旦崩れても直ぐに回復するのでON/OFFを切り替えられました。

8日 福岡発 シンガポール 機内泊  
9日 早朝パース着→マーガレットリバー FERMOY見学 マーガレットリバー泊 西海岸まで行くが雲が多く撮影は行わず
10日 マーガレットリバー XANADU,他見学 マーガレットリバー泊 西海岸のグレースタウンで撮影
11日 マーガレットリバー→オーガスタ Leeuwin灯台他 オーガスタ泊 Leeuwinの海岸で撮影
12日 オーガスタ→フリーマントル Evans&Tate見学 フリーマントル泊 早朝Leeuwinの海岸でパンスターズを狙うも玉砕
夜も晴れていたが街中だったので撮影せず
13日 フリーマントル→ワディ泊 後発隊と合流。良く晴れていたが撮影はせず,ワインと眼視観望でマッタリ
14日
終日ワディ

よく晴れていたので主に200mmで3時まで撮影
15日 晴れ。21~3時まで撮影。傍ら25cmシュミカセで観望
16日 相変わらず晴れる。21時~翌朝4時まで撮影
17日 21~24時過ぎまで撮影。その後曇り夜遅くに雨
18日 夜は曇りで深夜から雨。撮影はお休み
19日 天気回復。21時~翌朝4時過ぎまで撮影
20日 雲が多く夜半には本降りの雨。撮影はお休み
21日 天気回復。21時~翌朝4時まで撮影
22日 John Goldsmith氏と夕食会。撮影せず。深夜から朝まで雨模様
23日 ワディ→パース 夕方パース発 機内泊  
24日 早朝帰国      

 

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2026年5月 8日 (金)

2026西オーストラリア遠征記-1

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4月8日~24日の「2026年の西オーストラリア遠征記」です。天体写真が主ですが,今回は観光も行ったのでその紹介と備忘録として。

今回の遠征は当初,12日福岡発で計画していましたが,近日点通過後のMAPS彗星が見られるかも知れなかったため,急遽4日前倒ししました。彗星は消滅しましたが,その4日間はパースの南200kmほどのマーガレットリバーのワイナリー巡りで楽しみました。

上の写真は,4/10日にマーガレットリバーの西側の海岸で撮影しましたが,彗星が消滅しなかったら,この海の上に見られたでしょう。EOS Ra,RF14mmF1.4→2.8,ISO1000,露出30秒,Lee No2使用

 

4日間で5箇所のワイナリーを訪れましたが,以下は最初に行ったマーガレットリバーで有名な「Farmoy Estete」です。テースティングしている「2020年ウィリアブラップ・リザーブ カベルネ・ソーヴィニヨン」でとても美味しかったです。今回買ったワインの中で一番高価(100豪ドル)でした。

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2026年4月24日 (金)

西オーストラリア遠征から帰国しました

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本日西オーストラリア遠征から帰国しました。今回は4月8日から本日まで14泊(機内泊の2泊は除く)滞在しましたが概ね好天に恵まれました。

今回は十分な時間があったので沢山の天体を撮影しました。本日アップする写真は35mmレンズで撮影(EOS Ra,IDAS DTD DRTフィルター使用)した,さそり座付近の銀河です。僅か2分露光の1枚画像ですがクオリティの高い素材が得られたようです。

現地でテンリフの山口氏から画像処理の基本を教わったので作品に仕上げたいものです。

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2026年4月16日 (木)

LAOWA200mmF2について-2

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こちらの記事で紹介していたLAOWA200mmF2ですが,今回の西オーストラリア遠征のメイン機材として持ち込みました。複数枚撮影した内のJPEG1枚画像をそのままの状態で掲載しましたが周辺部まで良好な星像です。6720×4480を1600×1066にリサイズ

EOS Ra,ISO3200,LAOWA200mmF2→F2.8,EXP120S,IDAS DTDフィルター使用

 

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2026年4月 5日 (日)

海外遠征に伴う不在のお知らせ(4月8日~23日)

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4月8日~23日は海外遠征に伴い不在となります。期間中は,受注・出荷業務を休止させていただきます。

 

今回の遠征先は,ほぼ定例的に行っている西オーストラリア州のワディファームです。計画時点では特に目的はなったのですが,もしかしたらC/2026 A1(MAPS)を見られるかもとの微かな期待から長めのスケジュールになりました。

毎度のことですが今回もディープスカイ撮影は行わず,気軽な星景写真でも撮りたいと思っています。そのために明るい広角レンズも入手しましたが,私は広角レンズでも赤道儀を用います。僅かでも星が流れた写真は受け入れられない性分です。

 

今回のメイン機材も紫金山-アトラス彗星や,C/2024G3彗星の遠征で使ったゴニオステージ赤道儀ですが,今回はM-GEN3のプレートソルブ機能を用いた極軸合わせを試したい思っています。

予め外付けの極望などで,極軸とガイド鏡(例では75mm)と光軸を合わておく必要がありますが,これを使えばはちぶんぎ座の台形を探す必要もないでしょう。

以下の写真は北天で試した例ですが,0.5秒ほどの露出時間で8等級より暗い星も写っています。(北極星の対向側の星は極から1度離れた6.3等級のこぐま座λ)

プレートソルブに要す時間も短いので極軸を振った後,直ぐに写真のような緯度・経度線が表示されます。写真は少し左にずれて(角度で15分)いますが,スケール円の中心が画面の中心になるように(あるいは表示の緯度が90度近くなるよう)にすれば十分な精度でセッティングできるでしょう。

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M-GENと言えば11年前のオーストラリア遠征で初代M-GENの評価テストを行いました。Cマウントレンズと組み合わせる関連商品の開発に携わりヒット商品になりましたが,最新のM-GEN3は諸事情で販売は休止されている模様です。

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2025年3月 7日 (金)

C/2024G3アトラス彗星を追って-14 (1/30日、最終日)

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遠征14日目、1月30日です。1/17日に西オーストラリア入りした遠征も今日で最終日になりました。サイクロンの影響や停電などのアクシデントもありましたが、楽しくて充実した日々を過ごす事ができました。帰りにワディ入り口で楽しく過ごした方々と帰記念撮影。

今回のC/2024G3アトラス彗星は夕方だったので、遅くても24時頃には就寝しています。昨年遠征した紫金山アトラス彗星は明け方だったので、深夜2時頃に起きて観測場所まで移動する日々でした。今回はほとんど移動しなかった事もあり、酷暑の中、疲れずに乗り切れたのでしょう。無事にパース空港に戻ってホットしているところです。

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今回の撮影は主に改造したP-2赤道儀を使いましたが、明るいうちの据え付けなので南の極付近の暗い星では据え付けられず、スマホの傾斜と方位機能で行いました。

狙った改造ではありませんが、北側面(南半球では南)はフラットなのでスマホを当てるのに適していました。この方法でも数十秒の露出なら200mmでも何ら問題無く追尾できています。

撮影に使ったレンズは、200mmF2と105mmF1.4がメインですが、明るいレンズなのでライブビューを見ながら、両軸クランプフリー回転で容易に彗星を捕らえられました。単三電池駆動なので電源の心配もありません。

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C/2024G3アトラス彗星を追って-13 (1/29日)

Dsc_6275ss  遠征13日目の1月29日です。長かった遠征ですが彗星を撮影できるのは今夜が最後になりました。相変わらず日中は暑く40℃を超えています。

天候に悩まされながらも彗星の写真は撮れたので、昨年の紫金山ーアトラス彗星の様に、彗星と南天の銀河の写真を撮りたくなりました。構図的に両者を納めることができることは27日にワディで確認していましたが、最終日なので最良と思えるロケーションを目指し、再びニナン湖を目指しました。

快晴でしたが、最高のロケーションだったハズのニナン湖は、ちょうど彗星の方向に明かりがあり長い露出をかけられません。26日に訪れた時は気づかなかったのでショックです。

西の方向に町が無いことは予めGoogie Mapで調べていたのですが、後で見てみると対岸に農場があり、そこの照明だったかも知れません。ニナン湖のあるWongan Hillsと言う町は小麦で有名で大きな農場が点在していました。まあ、行き当たりばったりの撮影なので仕方ないですね。天体撮影では良くあることです。

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2025年3月 4日 (火)

C/2024G3アトラス彗星を追って-12 (1/28日)

Dsc_6234s遠征12日目の1月28日です。長い遠征でしたが、いよいよ今日も含め残り3日です。天気は安定してきましたが、夕方、西の低空は雲に邪魔され彗星は見られませんでした。

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天気が安定するのは嬉しい事ですが気温も高くなり昼間は40℃越です。停電でエアコンが使えないのでかなり辛かったです。

この日は朝から風が強いので、停電は当分解消されないかと心配になりましたが、夕方19時前にやっと復旧しました。3日ぶりに電気が来たので嬉しくて撮った写真ですが、朝から水も出なくなっていたので台所は食器で溢れています。

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