ちょっと一息

2023年12月12日 (火)

WilliamOpticsのPleiades68 f/3.8について

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WilliamOpticsから「Pleiades68 f/3.8」という7枚玉のアストログラフが発表されました。スーパーEDガラス(FPL-53)を3枚使った7枚玉光学系です。ちなみに商品名の「Pleiades」は7枚玉だからとのこと。鏡筒廻りのカラーリングもPleiadesの写真のイメージからでしょう。

試写写真と仕様は以下のリンクを参照ください。写真はASI6200MC,総露出時間は3時間です。隅々までシャープなうえ,口径食による星像の割れも見られないようです。「Pleiades111」の計画もある模様なので楽しみですね。

m45_rgb_v1.1_4K | 賴小熊 | Flickr

プレアデス68アストログラフf/3.8 - ウィリアムオプティクス (williamoptics.com)

 

小型高性能アストログラフとしてベストセラーとなったRED CAT51は,5年前の台湾スターパティで同社のYang社長から紹介されましたが ,今回紹介するPleiades68 f/3.8も,この夏の胎内星まつり会場で開発状況を伺っていました。(Yang社長が手にしているのはPleiades68 f/3.8ではありません)

持ち帰ったRED CAT51の性能には驚かされましたが,Pleiades68 f/3.8はそれ以上の性能に期待しています。間もなく届くので年内には評価結果を紹介できるでしょう。なお天文ハウストミタでは既に予約を受けているので興味のある方はお問い合わせください。

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2023年11月 3日 (金)

「星宴2023」は好天に恵まれ盛況でした

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八女市星野村の「星の文化館」で開催された「星宴2023」は好天に恵まれ多くの参加者で賑わいました。遠くは関東からも参加いただきました。

会場の「星の降る広場」で設営されているところで,奥に見えているドームは星の文化館の100cmと65cm望遠鏡です。

メーカー貸出しの8~15cm屈折望遠鏡と私の13cm(写真右)がずらりと並べ観測好機の土星や木星を見比べました。昨夜はとてもシーイングが良く13cmに390倍の倍率をかけても余裕でした。

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今回は自動導入経緯台を使いましたが観望会には便利です。赤道儀に比べ軽いうえ,お子様がバランスウエイト(シャフト)に頭をぶつける心配もありません。

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2023年11月 1日 (水)

明日11/2~3日は「星宴2023」に参加します

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今年の「星宴2023」は,11/2日~3日に福岡県八女市星野村の「星の文化館」駐車場横の「星の降る広場」で開催されます。お天気も恵まれそうなので土星や木星が楽しめそうです。

写真は持参する13cm屈折望遠鏡と自動導入経緯台です。異様に大きい三脚ですが,重心が偏る搭載方法なので転倒防止のためです。お子様にも観てもらう観望会では少々の事は転倒しない三脚は必須でしょう。

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2023年2月28日 (火)

軽量化したFOA-60の試写

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昨夜は良く晴れたのでFOA-60の試写を行いました。フラットナー仕様なのでFl495mmF8.2です。
上弦の月が近くにあったのでかぶっていますが4隅まで非常に良好な星像です。私はライブビューでピント合わせしますが,ピントのシャープさと色付のなさを実感しました。またD810Aで撮っていますがカメラマウントのケラレも目立ちません。(FC100DL+35RDより少ないようです)

撮影はゴニオステージ赤道儀を使いました。以前の記事では300mmの追尾を紹介していますが,今回500mm(2分露出)でも全てのコマが点像でした。

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2023年1月 4日 (水)

新年あけましておめでとうございます

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新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

写真は1月3日早朝のZTF彗星です。今朝も狙いましたが曇ってしまいました。年明け早々の撮影となりましたが,月の影響がなくなる中旬以降が楽しみです。

K-ASTEC天文台,自作片持ちフォーク赤道儀,自動追尾

EF400mmF2.8→3.2,EOS Ra,ISO3200,EXP120S×8,JPEG(フラット,ダーク補正無し,トリミング)

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2022年12月23日 (金)

補正レンズのバックフォーカスについての考察

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先日紹介したTMB92/F5.5の対物レンズは,眼視設計の3枚玉AOPなので星野撮影にはフラットナーが必須です。

この鏡筒はF5.5と明るいのですが,さらに明るさを求め,William Optics製Flat6AⅢ0.8Xフラットナー/レデューサーを使ってみました。Flat6AⅢ装着後は口径92mm,FL405mm,F4.4の写真鏡になります。

紹介のFlat6AⅢなど,ドローチューブに装着する補正レンズは,焦点位置までの距離=バックフォーカス(以下BFと略)により周辺像が変化します。短いと放射状に伸び,長いと円弧を描いた(コマ収差のような)星像になります。

今回使ったFlat6AⅢはBFを回転ヘリコイドで調整できますが,この部分でカメラを1回転させると周辺像は大きく変化しました。ヘリコイドのネジピッチは0.75なので,BFを0.数mmオーダーで前後させるだけで周辺星像に影響が出そうです。

この量は組み合わせる光学系によって変わると思いますが,意外とシビアで補正レンズと焦点面間にフィルターを入れた場合やIR改造したデジタルカメラは,これらが光路長に影響する度合いを再考する必要があるのかも知れません。


その点,Flat6AⅢは実写しながら容易に最適なBFを探れますが,写真のタカハシ製FC35RD0.66Xなど,BFが固定されている機器で周辺像が芳しくない場合は,シムリングなどを用いカットアンドトライで追い込むことになるでしょう。

なお,FSQ-106EDの645レデューサーのように鏡筒側に固定する補正レンズではBFを気にする必要はありません。ペッツバール光学系のFSQ-106直焦点やRED CAT51なども同様で,ピントが合う位置=BFでフィルターの厚みなども影響を受けません。

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2022年12月21日 (水)

TMB92/F5.5とWilliam Optics製Flat6AⅢの組合わせ

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手持ちのTMB92/F5.5(トリプレットAPO)でWilliam Optics製Flat6AⅢ0.8Xフラットナー/レデューサーを試してみました。

バックフォーカスはライブビューで四隅の星像を見ながら簡単に合わせただけですが,まずまずの星像です。異なるメーカー製の組み合わせでこれだけの性能が出れば充分でしょう。

このフラットナー/レデューサーはバックフォーカスの調整がとても簡単なので,もう少し追い込んみようかと思っています。以下の写真はEOS Ra,ISO1600,EXP180S,JPEG画像の1/2リサイズです。

なおFlat6AⅢをTMB92の接眼スリーブに装着するために,M63→M75(上の写真左)と,タカハシ鏡筒用としてM63→M72のアダプターリング(上の写真右)を各2個作りました。

何れも1個余剰がありますのでご希望の方がおられたら連絡ください。実物合わせでネジ加工を行っているので高精度です。価格は何れも6,600円です。タカハシ鏡筒では試していませんが,TSA-120などの3枚玉にマッチするかと思います。

タカハシ用M63→M72は完売しました。2022.12.22追記

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2022年10月 2日 (日)

今年の「星宴」も好天に恵まれました

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10月1~2日は熊本県阿蘇郡産山村で開催された「星宴2022 in阿蘇・うぶやま村 ~九州発の星まつり~」に参加しました。

昨年同様好天に恵まれ(日が落ちてから(気温が下がってから)少し雲が涌きましたが),夜半以降は素晴らしい星空が広がりました。

遠くは愛知県から66cmドブソニアン持参で参加されていましたが,これで見せていただいた,M42のトラペジューム付近は素晴らしかったです。

 

以下は私が持ち込んだ機材で,新旧の6cmクラスの屈折望遠鏡見比べです。中央は古い五藤光学の6.5cmアクロマートですが,同荷した最新のタカハシ製のフローライトアポFOA-60(F15仕様)に遜色のない素晴らしい見え味でした。

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こちらは隣席との距離を確保した機材持込エリア。申込み受付番号を付けた席を準備しています。

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2021年11月19日 (金)

三郡山から昇る食分最大の頃の月

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三郡山から昇る食分最大の頃の月です。先ほど自宅屋上から撮影しました。地上の風景を入れたので構図の縦横は赤経,赤緯に合っていません。

FC-100DL+ED1.5Xエクステンダー,D810A,若干トリミング

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2021年11月 4日 (木)

「星宴2021 inうぶやま」は好天に恵まれました

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熊本県阿蘇郡産山村で開催される「星宴2021 inうぶやま」から帰りました。2年ぶりの「リアル星まつり」でしたがとても良い天気に恵まれました。

会場ではeVscope2やZWOのCMOSカメラを用いた電子観望が目立ちました。

私も人生初の電子観望でM51やM27などを導入しましたが,M51やM27はそこそこ写りますが,北アメリカ星雲は写りがイマイチ。こんなものかな?と思っていたら,参加者からLive Stackボタンをクリックしていない事をアドバイスいただく始末でした。

その後に導入したM33は腕の構造まで鮮明で,一緒に見ていた知人と時代は変わりましたねと笑って終わりました。この記事を書いて気付きましたが,下の写真で一番大きな赤いボタンがLive Stackでした。

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