ちょっと一息

2020年5月 7日 (木)

GWは機材の手入れと新製品の設計

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GWは天候に恵まれたので機材の手入れなどで過ごしました。夜も暖かくなったので自宅屋上で機材の調整などで楽しんでいました。

写真は度々紹介する明るいカメラレンズとASI 1600GTを組み合わせたなローバンド撮影専用機です。フォーサーズの150mmF2なのでフルサイズ300mm相当の画角になります。

ASI 1600GTはUSBハブや電源出力が内蔵されているので,ガイドカメラやフォーカサーは1600GTに繋げケーブルがスッキリします。

なおこのてのレンズはカメラボディに付けないとピント合わせができないので,レンズとASI 1600GTの間隔を調整してピントを合わています。この調整部でASI 1600GTをわずかに傾ける機構も内蔵しているのでスケアリングの調整が可能です。

この機材は西オーストラリアでガム星雲や大マゼラン雲をナローバンドで狙うために組んだものですが,新型コロナウイルスの影響で4月の遠征は叶いませんでした。来年以降に持ち越しですね。

 

昼間はFSQ-106EDP用のスケアリング調整付きM98OAG(カメラ側はM54F,M72Fの2タイプ)や,ATLUXとEM-200用3インチ円形アリミゾなどの新製品を設計しました。

また当方のバンドを使用したプロミナー500mmF5.6を縦横変更するL型アルカスイスプレート,EM-200の極望アングルファインダー接続金具,WO製ハーフピラー用のP-2,90Sアダプターなども併せて開発していますのでご期待ください。

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2020年1月 2日 (木)

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

写真は昨年7月の南米日食で訪れたイグアスの滝にかかる虹です。

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2019年10月 7日 (月)

星宴2019inうぶやまに参加しました

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今回の「星宴2019inうぶやま」は多くの来場者で盛り上がりました。天候もまずまずで深夜2時ころには満天の星空が広がりました。

以下は開会式の模様です。開会式までに受付をされた方は200名弱だったそうですがこの後も来場者は増えていました。

会場となった「ファームビレッジ産山」は写真のように広い観望エリアがある上に宿泊施設が充実しています。(数十人が泊まったり歓談できる大型宿泊棟や複数のロッジに加えオートキャンプ場が併設)空は大変暗いので星を見たり歓談するのに最適でしょう。今後も「ファームビレッジ産山」で継続開催されるといいですね。

ところで「星宴」は¨せいえん¨と読みますが星の宴と声援をかけたネーミングだそうです。平成24年九州北部豪雨で甚大な被害がでた星野村や熊本地震の被害が大きかった産山村を開催地にされたそうです。

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2019年10月 4日 (金)

10/5~6日は「星宴2019 inうぶやま」に参加します

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明日10/5(土)と6/6(日)は熊本県阿蘇郡産山村で開催される星宴2019うぶやま」に参加します。

写真は私が持ち込む13cmAPOですが,このほかに15cmクラスが3~4本,10cmクラスが4~5本並ぶ予定です。話題のwilliam Opticsの15cmAPOと名だたる15cmAPOの見比べなど楽しみです。

会場では(株)タカハシ製作所,(株)ビクセン,リコーイメージング(株)の展示ブースも設営されます。

 

また,(株)ビクセンの成澤広幸様やテンリフ編集長の山口千宗様の天文口座が予定されています。天文ハウストミタの冨田常務からは今年4月に行った西オーストラリア星見ツアーの報告?や来年6月の台湾金環日食ツアーの案内が行われます。

以下はたった今,本日から設営のために会場入りしているスタッフから送られた写真ですがこの青空が明日まで続くといいですね。

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2019年4月26日 (金)

PENTAX105SDHFで撮影したηカリーナ星雲と電磁誘導トラブル

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今回のワディでは眼視観望も行うためPENTAX105SDHFを持ち込みました。スケジュールや夜露のために結果的にあまり観望は行えなかったのですが3晩ほど撮影に使っています。

この写真は南天でもっとも華やかなηカリーナ星雲で3分露出のJPEG1枚画像です。中心部が極端に明るいので多段階露光で撮影していますので後日,画像処理に挑戦してみたいと思っています。

撮影データ:PENTAX105SDHF 700mm(F6.7)直焦点,D810A,ISO3200,3分露出1枚画像を1/4にリサイズ,デジタル現像+レベル補正処理,2軸電動に改造した90S赤道儀,75mmCマウントレンズ+QYH5L2Mでガイド

 

実は,この撮影を行った日はなぜかガイドができないトラブルに見舞われました。常用しているPHD1ではキャプチャーするがキャリブレーションに移行せず,最新のPHD2ではキャリブレーションが異常に長い(半分フリーズしたような動作でキャリブレーションステップを20,000にしても30分ほど要す)一つ前のバージョンのPHD2ではガイドまで移行するが途中でカメラが遮断される。

前日まで順調な上,過去に経験したことのない症状ばかりだったので完全にお手上げ状態でした。ガイドカメラやケーブルの不良も考えましたが,決め手は゛前日と何が変わったか?゛でした。

下の写真にも写っていますが鏡筒には結露防止のためにAC240Vのコードヒーターを巻き付けています。前日は鏡筒のみの加熱でしたが,当日は結露が酷かったので鏡筒に加えヒーターの一部をガイドカメラに巻き付けたことです。これしか無いと思いヒーターを外してみると見事に解決しました。直接AC電源で加熱したので電磁誘導*でカメラが誤動作したのでしょう。ここまでに4時間も費やしてしまいましたので防備もかねて記事に残しました。

*一般的なテープ状の凍結防止ヒーターはヒーター線が2本並行しているのでAC電源でも電磁誘導は起きませんが,使ったヒーターは紐状なので磁性体に巻けば強い電磁誘導が発生します。これによって発生した誘導電流がガイドカメラ内部の電子回路に悪影響したものと推測します。

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この写真は天文リフレクションの編集長に撮影してもらったものです。前日の状態で鏡筒のみに巻いた紐状のヒーター線が写っています。翌日,余った部分をガイドカメラに巻いて失敗しました。(軽量化のためにトッププレートは使わず鏡筒バンドにガイドカメラを搭載しています)

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2019年3月 9日 (土)

REDCAT51 F4.9の試写-2

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昨夜はよく晴れたので改造した赤道儀の追尾テストなどを行う傍らで
REDCAT51 F4.9の試写を行いました。先月入荷した製品仕様の鏡筒です。

写野中心は極めてシャープでフルサイズ周辺でもほとんど劣化しません。
(D810A,ISO800,60S,カメラモニターのライブビューでピント合わせ
クリックでpixel等倍表示,FlatAideの等倍星像チャートで作成しています)

Rc51r3_qc


こちらはREDCAT51のMTF曲線です。
周辺でも星像の劣化が小さいことが読み取れますが実機でも設計どおりの
性能が出ているようです。

Redcat51mtf


ちなみに屋上に据え付けている片持ちフォーク赤道儀は500mm程度なら
ほぼ完ぺきに追尾するので試写に使うのに重宝しています。
以下は昨年測定し直したPモーションですが±3~4秒角程度です。

Ag140n_2


屋上で作業していると手伝ってくれる?我が家の赤ネコ?です。
たまには走り回って追尾テスト中のガイドグラフを揺らすこともありますが。

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REDCAT51は世界的な反響で製作が追い付かない状況です。
ご予約分は2月入荷でご案内しておりますが1~2か月遅れる模様です。
(今後のご注文分の納期は未定です)

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2019年2月 6日 (水)

IDAS NB1フィルター

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2/1に発売されたばかりのIDAS NB1フィルターを入手しました。
ほかにも同様のものがありますが,決め手は52mmサイズもあったことと
ナローバンド強調の効果が他より緩やかと思えたからです。

PENTAXの鏡筒ではドローチューブに58φフィルターネジがあるので
58→52ステップダウンリングで装着できます。
ここは焦点位置から12cm前方なので52mmあればフルサイズオーバー
でも使えないかと思っています。

以下は48mmと52mmの比較です。数字以上の差を感じますよね。
(有効径は46mm弱と48mm弱なので2mmしか差はありません)

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2019年1月 9日 (水)

GFX-50RとMAMIYA67用レンズ

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GFX-50RにMAMIYA RZ67用のAPOレンズを取り付けてみました。
RZ67用の接写リングから取り外したマウントにPENTAX645用ヘリコイドを付け
さらにPENTAX645→GFXのマウントアダプターで接続しています。

RZ67のレンズはPENTAX645マウントになっているのでPENTAX645→EOSなど
のマウントアダプターを使えば他のカメラでも撮影可能です。

 
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(3本の銀色のスペーサーはヘリコイド後段を保持するリング用です。
またRZ67のマウントとPENTAX645用ヘリコイドの接続部にはスケアリング
調整機構を設けています)


知らなかったのですがMAMIYA RZ67用をNIKONやEOSマウントに変換する
アダプター(合焦用ヘリコイド付)が商品化されているのですね。
MAMIYA67用レンズについては度々紹介していますがデジタルでもそこそこ
使える性能です。
今回の例のようにフルサイズオーバー用としては貴重な存在でしょう。


ところでここで募ったバンド(最初の写真の物)が1セットのみ残っています。
出番の少ない210mmと350mmのレンズも含め手放しますので興味の
ある方はご一報ください。2本とも並品レベルです。
3点合わせて50,000円(税込み,送料は別途)で販売いたします。
なおバンドのみはセットでの希望者が無かった場合改めでご案合いします。

ご購入いただきました。ありがとうございます。2019..10追記

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2018年12月12日 (水)

PayPayで天文機材を買うと20%キャッシュバック

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天文ハウストミタに納品に行って知ったのですが,現在PayPay決済すると
購入額の20%が還元されるそうです。
またソフトバンクの端末で決済の場合,10回に1度は全額還元されるとのこと。


もちろんタカハシ製品やQHYCCD製など高額商品でも使えます。
還元額は1ヶ月で最大50,000円とのことですが,250,0000円以上の商品では
50,000円の還元が受けられます。
ウインターセール特価と併せると40%近くお得なものもありそうです。

店舗での決済が条件ですが,近県の方はお店まで足を運ぶだけのメリットは
ありそうですね。

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2018年10月31日 (水)

ナローバンドフィルターによる写りの違いについて

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このところ天文リフレクションでナローバンド撮影に関する記事を見かけますが
フィルターによる写りの違が取り上げられていました。
気になったので今年の1月に西オーストラリアで撮影した写真を紹介します。
 

写真は左からS2,Ha,O3のフィルター(バーダー製)で撮影したものです。
200mmF2(解放)のカメラレンズとATIK16200Aで300秒撮影した1カットで
全てレベルを200-2000に切り詰めています。
(中央の写真はファイル名がLとなっていますがHaです。また全て鏡像です)
 

大マゼラン星雲のタランチュラ付近を撮っていますがこの領域はHaとO3の
写りにあまり差はないようです。
以前自宅で北アメリカ星雲を撮った時はO3の写りは良くなかったと記憶して
いますが対象によってかなり変わるようです。

ちなみに未改造のデジカメでタランチュラ星雲を撮ると青緑に写りますが
色々な波長の光を発しているのでしょうね。


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より以前の記事一覧