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2023年9月25日 (月)

Star Adventurer GTi用M8-35接続アダプター

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Star Adventurer GTi赤道儀にM8(M6)×2本,35mm間隔機器を取付るアダプター,SA-M835ADを商品化します。これを併用すれはアルカスイスクランプやアルカスイス/ビクセン両用クランプなどを取付できます。

以下は,Star Adventurer GTi用のアリミゾ DS45-SAGTiの裏面ですが,赤緯クランプリングとの干渉を逃がすために中央部は高くなっているので,SA-M835ADを併用してDS45R-76など装着した場合でも同じような外観で仕上がります。

SA-M835ADの価格は3,300円で,10月10日発売予定です。この商品は限定品ではありません。

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2023年9月23日 (土)

NJP赤道儀用ほか限定生産のアリミゾが入荷しました

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DS75-40JNなどのアリミゾ入荷しました。入荷したのは以下の3機種で何れも今回限りの限定生産品です。なお来月にはマークX用のDS38/45MXが入荷します。

  • DS75-40JN    :26,400円 (20台限定)
  • DS38/45-62A:15,400円 (30台限定)
  • DS38/45-62B:15,400円 (20台限定)
  • DS38/45MX  :17,600円 (20台限定)

DS38/45-62A(写真中央)はM8固定ボルト穴が本体と平行になっており,主にP-2赤道儀での使用を想定しています。これに対しDS38/45-62B(写真右)は取付ボルト穴が45度傾いていて,MS-3とP-2GOTO-N専用です。(MS-3はM5ボルト2本での固定になりますが,強度的な不安はありません。

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2023年9月20日 (水)

TR74システム 新アイテムの紹介-6

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本日紹介するのはお客様からいただいたアイデアで,フィルタードロワーの光路長を5mm短縮するM54FD-5ADを併用すれば,2インチEFW用カメラマウントフィルタードロワーの組み合わせが可能となります。

2インチEFW用カメラマウントとフィルタードロワーはM54接続なのでフルサイズのカメラでもケラレません。TR74システムの副産物的な使い方ですが,純正パーツでは実現できない構成なのでシステムチャートに追加しました。

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2023年9月18日 (月)

TR74システム 新アイテムの紹介-5

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TR74システムは継ぎ足しで構成が拡大したため,わかり難い状況になっています。手始めにカラーカメラでフィルタードロワーを併用する際のチャートを作りました。この他にフィルターホイールを併用するモノクロカメラ版用と,シュミカセ用M42接続版も作成しています。

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2023年9月15日 (金)

TR74システム 新アイテムの紹介-4

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今回も先の記事と重複しますが,OAGは使わずフィルタードロワーのみを装着したカラーカメラをTR74システムで運用するアイテムです。

OAGが不用なデュアルチップのASI2600MC Duoでの使用を強く意識して開発しました。外径をフィルタードロワーに合わせており軽量・コンパクトで,カメラ側からチルトアジャストが出来るのが大きな特長です。

 

以下は構成図で,緑部が今回紹介するEX13.5です。黄色部は併用を推奨するM54FD-2600ADです。

2600MC Duo附属のチルトプレートはM54接続なので,M54FD-2600ADは必須でありませんが,その場合光路長が1mm長くなり,ネジ込みためフィルター抜き差し部とセンサーの回転位置を合わせる事はできません。M54FD-2600ADは30度回転可能な構造となっています。

構成パーツ(望遠鏡側から)と価格は以下のとおりです。

先の案内ではR74-M54FDADと紹介しましたが,モノクロカメラ(非OAG,フィルターホイール併用)構成で使用するEX12.5のカラーカメラ版なので,製品名をEX13.5に変更します。また,下図でTR74SAP,TR74-**の部分は従来のASI6200接続キットと同じものです。今後は単品販売に切り替えるため新たな商品名を付けています。

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最初の写真はM48接続のUilliam OpticsのFLAT6ⅢとM48で接続した例,以下はFMA-180Proに同じくM48で接続した例です。

ここで注意が必要なのは,ASI260MC Duoはガイドケーブルを接続する端子(俗に言うST-4互換端子)がないのでケーブを使ったガイドは行えません。

以下のようにASI Airで構成する場合は問題ありませんが,PHG Guidingなどパソコンのガイドソフト使用時は,自動導入機能を使ったガイド(ASCOMガイド,パルスガイド)を行う事になります。赤道儀(自動導入コントローラー)がASCOM対応で,対応したドライバーがインストールされていれば,PHG Guidingの「MOUNT」を「On Camera」から「ASCOM」に変えればASCOM経由でガイドできます。

またステラショット2も自動導入ガイドに対応していますが,現時点ではASI2600 Duoのメインチップとガイドチップの判別が付かず撮影はできない模様です。この件はアストロアーツ社へ報告しています。

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ダウンロード - e382b7e382b9e38386e383a0e38381e383a3e383bce38388c.pdf

 

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2023年9月12日 (火)

TR74システム 新アイテムの紹介-3

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先日の記事で紹介したM48接続のTR74システム構成の実例です。以前の案内と重複しますが構成図も再掲します。

構成パーツ(望遠鏡側から)と価格は以下のとおりです。

TR74は紹介するM48Fの他,M42F,M54M,M60M/M56Fを取りそろえています。

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2023年9月 6日 (水)

クラッチ付EAFアダプターの在庫や新製品開発状況について

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タカハシ製鏡筒用のクラッチ付EAFアダプターは一時的な欠品となっております。次期ロットの入荷は10月上旬予定です。なお,ビクセンFL55SS/R200SS用は潤沢に在庫しています。

また好評のアルカスイス/ビクセン両用アリミゾDS38/45R-76をサイズダウンしたDS38/45T-62は9月末発売予定です。P-2などの一般用に加え,数量限定でMS-3用も準備しています。

さらに,Star Adventurer GTi赤道儀専用のM8-PCD35変換アダプター(SA-M835AD:3,850円)も準備しています。これを併用すればStar Adventurer GTi赤道儀にDS38,45,75,38/45シリーズのアリミゾを装着いただけます。

 

紹介の写真はFSQ-85EDに専用のアリガタDP75-187(12,100円)とトッププレートTP60-117(6,050円)を装着した状態です。鏡筒を裏返した状態でピントロックノブがアリガタに干渉しないよう削り込みを付けています。

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2023年8月29日 (火)

TR74システム 新アイテムの紹介-2

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こちらは先月紹介したTR74-M54FDADで,カラーカメラでOAGを使わない構成用のアイテムです。

対象カメラはチルトプレートの開口部がM42のASI2600MCで,TR74-M54FDADに加え,開口部がM54のM54FD-2600ADを併用します。

(チルトプレートがM54仕様のASI6200MCや2600MC DUOの場合,必ずしもチルトプレートを交換する必要はありませんが,その場合光路長は57mmから1mm長い58mmになります)

TR74-M54FDADは,モノクロカメラ(非OAG,FW併用)構成で使用するEX12.5のカラーカメラ版で,上図ではEX13.5と記しています。外径をフィルタードロワーに合わせており軽量・コンパクトで,カメラ側からチルトアジャストが出来るのが大きな特長です。

なお,TR74-M54FDADは背面チルト調整を採用していますが,ASI6200接続キット(TR74本体+各種テーパーリング)に適合します。

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2023年8月27日 (日)

TR74システム 新アイテムの紹介-1

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TR74システムにオフアキシスガイダー(OAG)とフィルタードロワーを両立するためのアイテムM54FD-(マイナス)5ADを追加しました。フィルタードロワーの光路長を5mm短縮するアイテムで,特にOAGを必要とするシュミカセで撮影する際に便利です。

 

カラーC-MOSカメラではフィルタードロワーの併用が一般的ですが,TR74システムとZWO純正パーツで構成した場合,左図のようにM54ネジ込み部からセンサーまでの距離が62mmとなりタカハシ推奨のバックフォーカス値56.2mm(フィルターによる光路長変化を考慮しない場合)を満足できません。

またフィルタードロワーはカメラのチルトプレートへのネジ込み式なのでOAGのピックアッププリズムに対してセンサーは傾いてしまいます。

 

この2点を解消するパーツが図の緑で示した部位で,フィルタードロワーの後部プレートとチルトプレートを一体化したM54FD-5ADです。

これで光路長が5mm短縮されるのと同時に,ネジ込みによるプリズムとセンサーの傾きを解消します。モノクロカメラの場合でもフィルターホイール(EFW)をM54FD-5ADに置き換えればフィルタドロワー運用ができます。

 

以下手前左がZWO社製M54フィルタードロワーから取り外した後部リング,手前右がM54FD-5AD,奥がフィルタードロワー本体です。

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以下写真は,上が純正構成で下がフィルタードロワーの後部プレートをM54FD-5ADに換装したものです。これで5mmの光路長短縮を図りました。

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M54FD-5ADの価格は9,900円で9月10日発売です。

説明の57mmはタカハシのM54のテーパーリングやM48仕様のTR74-M48*の例ですが,ビクセン用のTR74-M60M/M56Fでも63.5/56.5mmの推奨光路長になります。
*TR74-M48はバックフォーカス55mm仕様のフラットナーやレデューサーでは2mm長くなります。(フィルター1枚による光路長変化を考慮した場合は1mm程度)シュミカセでは問題となりませんが,明るい光学系では周辺像に悪影響がでる可能性があります。

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2023年8月25日 (金)

ε-160ED用鏡筒バンドTB204Sの再販について

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ε-160ED用鏡筒バンドTB204Sは生産を休止していましたがご要望が多い事から再生産いたします。

今回生産するは10台で,再販開始は9月20日の予定です。価格は以前と変わりなく49,500円です。

今回のロットは残り2台になりました。暫くの間,次の生産予定はありません。(8/27日追記)  残り1台になりました。(8/29日追記)

今回ロット品の受付は終了しました。8/30日追記

 

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