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2019年4月21日 (日)

REDCAT51用スケアリング調整プレートと前後バランス対策アリガタ

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ここで紹介したREDCAT51用スケアリング調整プレート(メッキ前の製品仕様)が完成しました。タカハシ製ワイドマウント経由でNIKONマウントを装着した状態です。

REDCAT51側がM56,ワイドマウント側がM54で光路長は10mmです。REDCAT51付属のM56-M48接続リング(写真左)より短いため最大バックフォーカスが約6mm延長されます。M54部からは最大64.5mm確保されるため,オフアキシスガイダーの適応も可能です。

REDCAT51は国内入荷後,光軸の確認(必要であれば調整)を行い出荷します。これは光軸上での星像(疑似星を使用)を確認するものですが焦点面のわずかな傾きは検出できません。

REDCAT51のF値は約5なので,焦点面の傾き(=スケアリングズレ)にはそれほど敏感ではありませんが,接眼部,回転機構,カメラマウントなどの公差のために4隅の星像が均一にならない個体も存在します。REDCAT51に限ったことではありませんが,これを可能な限り調整するのがスケアリング調整プレートです。センサーが傾いている恐れのある冷却CCDカメラや,デジタルカメラでも4隅の星像を揃えたい場合には便利なアイテムでしょう。接続がM54なのでタカハシ製アクセサリーが装着できるのも魅力です。

 

次は前後のバランス対策を施したアリガタについてです。

オリジナルのREDCAT51に付属するアリガタはバンドを中央に取り付けられないため前後のバランスがとれません。対策としてK-ASTEC特別仕様品には長いアリガタをセットしましたが,オリジナル仕様をご注文のお客様へは写真のようにほぼ中央にバンドを取り付けられるよう加工したアリガタを添付します。(ご希望の場合のみ)

急な出張のために特別仕様仕様のご予約の方へのご案内が遅れております。数日中にはご案内いたしますので今しばらくお時間ください。

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2019年4月16日 (火)

K-ASTEC特別仕様のREDCAT51のご案内

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今回,REDCAT51を西オーストラリアで使い,改めてその性能に感動したので急遽,K-ASTEC特別仕様のREDCAT51を企画しました。K-ASTEC特別仕様と通常仕様との相違点は以下のとおりです。

・色は鏡筒部が白でアルマイト部が黒です。写真のキャップ類とヘリコイド固定リング,アリガタなどの金色部を全て黒色に変更。

・アリガタは前後のバランスがとれるよう210mmに変更。(標準の110mmではD810Aなどのカメラを装着した場合リアヘビーになるため)

・キャップとソフトケースのロゴはWilliamOptics標準のスワンマークに変更。(キャップにはK-ASTEC LIMITED EDITIONの表記あり)

・ガイドカメラ搭載用として写真のSUNWAYFOTO製アルカスイスクランプ(改良品)と結露防止用のシリコンラバーヒーター(5V2.6W)が標準付属。

・スケアリング調整プレートをオプション設定(10,800円アップ)

価格は税込み83,200円→89,520円(標準仕様+4,200円)(税別価格で計算していたため訂正させていただきました)で納期は7月中旬の予定です。限定30台で,全品入荷後に光学検査を行います。

予定数量に達しましたので予約の受付を終了いたします。多くのご予約ありがとうございました。(2019.4.17追記)

 

以下はREDCAT51で撮影した写真のM8とM20部分をpixel等倍で切り出した画像です。昨日掲載したものと同じショットで D810Aで3分露出したLaw画像をJpegに変更しただけです。 5cmで撮影したとは思えないクオリティの高さに驚かされます。

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2019年4月 5日 (金)

フォーク式のポータブル赤道儀について-1

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フォーク式のポータブル赤道儀については度々紹介していますが,本日紹介するのはタカハシのPM-1赤道儀をベースとしたものです。

小型赤道儀をフォーク式にした場合,搭載するのはカメラレンズに限定されますが,ウエイトが不要(微調整用に軽量のウエイトを併用する場合もあり)な事や,極付近でも長時間撮影ができるメリットがあります。特に写真のようにレボルビング装置を併用すれば極付近のモザイク撮影時の糊代も最小化でき便利です。

ベースとなるPM-1赤道儀は追尾精度も高いので(過去に複数台を測定した結果はいずれも∔10秒角以下)写真の超広角レンズ~135mm程度までなら完全な追尾ができます。

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今回紹介するPM-1赤道儀ベースのように極軸側は既製品を流用したものや,回転ステージやハーモニックドライブを採用ものなど様々なタイプを評価しています。

今回のPM-1用はフォーク側は小型のハーモニックギヤ付きのステッピングモーターを採用した2軸自動導入仕様(試作品)ですが,赤緯の回転部のパノラマヘッドを使用するタイプも計画しています。前者が162,000円ほどで,後者は19,440円ほどです。(いずれもフォーク部のみ,自動導入仕様はMTS-3に加え,PM-1側のモーター換装なども含みます。またいずれも極軸望遠鏡の視野照明装置が内蔵されます)

明日からの西オーストラリア遠征でも同様なフォーク式ポータブル赤道儀で星景写真を撮影する予定です。

 

別件ですが,先日紹介したNANOフォーカサー用ヒーターREDCAT51用スケアリング調整プレートは多くのご予約ありがとうございます。回答が遅れていますが間違いなく対応させていただきますので今しばらくお時間ください。

なおFSQ-85/106EDなど用のフォーカサーはほぼ予定数量に達しました。しばらくメールのご回答ができないため一旦受付を終了します。

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2019年3月31日 (日)

REDCAT51用スケアリング調整プレート

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引き続きREDCAT51関連オプションの紹介となりますが,今回はスケアリング調整が可能な接続プレート(SAP-RC51)です。

REDCAT51標準状態のM56-M48接続部をスケアリング調整機能が付いたM56-M54に交換する仕様です。カメラ側の接続はM54で56mmのバックフォーカスを確保するので,ε-130Dなどのタカハシ製鏡筒と互換します。写真(試作品) はタカハシのワイドマウントを装着した状態で内側に48φのフィルターが付きます。

先日紹介したアルカスイスクランプ同様に鏡筒とのセット販売のみとなり,スケアリング調整プレートセットは10,800円アップ,アルカスイスクランプセットは4,320円アップの予定です。

実は写真のREDCAT51(白色仕様)は光軸は合っていますがわずかなスケアリングの狂いがあります。鏡筒が完全な場合でも冷却CCDカメラなどではセンサーの傾きも懸念されるため調整機構があると安心です。

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2019年3月27日 (水)

RED CAT51用電動フォーカサー

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NANO FOCUSを使った電動フォーカサーはタカハシFSQ-85/106EDやε-130D/180EDに加えREDCAT51用も受注生産いたします。

価格は税込み49,680円です。

RED CAT51用は写真のように鏡筒とアルカスイスプレートの間にモーターを配置するので大変スマートです。ヘリコイド部には裏返したタイミングベルトを貼っているのでベルトがスリップすることはありません。

通常の電動フォーカサーはトルクを確保するためにギヤヘッドがついたステッピングモーターを採用しており、ギヤのバックラッシュが存在します。これに対してNANO FOCUS は大きな電流でギヤのないステッピングモーターを駆動するためバックラッシュは皆無です。大きな電流を流すのは駆動時のみで保持時は150mA程度なのでバッテリーへの負担はさほど大きくありません。

なおNANO FOCUS を使った電動フォーカサーの計画数量は100台です。昨年70台販売していますが今回新たに30台入荷するため受注を再開しました。今回の30台で終了します。(すでに半数近いご予約をいただいております)

*ココログの改修で操作体系が大きく変わってしまいました。改行などの方法が分からず見づらい場合もございますがご了承ください。

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2019年3月15日 (金)

PENTAX MS-3(N)関連アイテムの開発終了について

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PENTAX MS-3(N)赤道儀の関連アイテムとして写真の2軸モータードライブ
(AMD-2N)などを開発してまいりましたが一連の開発を終了いたします。

現在販売中の商品(AMD-2Nは受注生産)は以下のとおりで在庫限りです。


1.2軸モータードライブ AMD-2N 価格56,160円 受注可能数量:9台
2.POLEMASTER アダプター PMAD-MS3 価格3,780円 在庫数量:12台
3.MS-3(N)用PCD35アダプター 価格4,320円 在庫数量:16台
  (PENTAX65,75用赤道儀でも使用可)
2と3をセットでお求めの場合,セット価格は5,400円でのご提供です。

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なお開発終了につき写真のMS-3N赤道儀を販売いたします。
赤道儀はオーバーホール済みで,写真の三脚やバランスウエイトに加え
AMD-2Nなどの専用アイテムや純正の鏡筒バンドが付属します。
価格は送料込みで150,000円です。
お買い求めいただきました。


またAMD-2Nをご注文時に限り,特別価格(16,200円)でオーバーホールを
お請いたします。(着手は2019.8月以降となります)

MS-3(N)に限らずPENTAX 製の赤道儀はグリースの劣化が目立つため
オーバーホールをお勧めします。
ただこの赤道儀を分解するには一旦,極望の抜き取りと極軸と赤緯軸の
分離が必要です。
組み立て後に極望の再調整が必要となることから,EM-200などの赤道儀に
比べ費用が嵩みますのでこの機会にご検討いただけると幸いです。

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2019年3月 1日 (金)

ポラリエ用極軸望遠鏡 Bタイプの発表

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ここで紹介したビクセンポラリエ用の極軸望遠鏡Aタイプに加え,汎用性の
高いBタイプを発表します。
価格は税込み19,440円で3月25日の発売です。
ポラリエ極軸部に固定するM41アダプターと暗視野照明装置が付属します。
初期ロットは30台限定生産です。(照明装置手配の都合で次期ロットは未定)

Aタイプは極軸中心に通す仕様のためオリジナル状態のポラリエではご使用
いただけませんが,今回発表するBタイプはオリジナル状態でも使えます。
アーム内側に視野照明装置を配置したスマートなデザインです。

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この極望はポラリエ本体の右肩にもたれさせる使用を推奨します。
もたれているので回転を防げ,常時取り付けたままでも支障ないでしょう。
また,この位置は中心を固定するボルトが締まる方向に力がかかるので
不用意に極望が回る事故を防げます。
左側はボルトが緩む方向なので極望がポラリエにぶつかって傷をつける
ばかりか極望の光軸にも影響するので注意が必要です。
(極望を180度回転させて光軸の再調整ができるように左側はボディに
干渉せずに回転できる設計です)

この取り付け状態でスケールパターンが正しく上下に向くようにした上で
全品光軸調整をすませて出荷しますが,他機種*でご使用の場合は
取付け位置を指定ください。
北を見た状態で時計の時刻位置(1時間単位)で指定可能です。
(ポラリエの場合は2時になります。設定は10度ほどの誤差があります)

*M6ボルト固定であれば他機種でも取り付けできますがアームの
長さはご自身でご判断ください。固定軸と光軸間は90mmです。
また,ポラリエにねじ込むM41アダプターはセット商品となります。


スケールパターンはAタイプ同様に以下の時角式なのでスマホアプリの
「PolarScopeAlign」をえば簡単にセッティングできます。
北極星さえ見えていれば比較的明るい空でも使えるので便利です。
(極望を写真の状態に付けると時刻目盛りの12時が真上を向きます)

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2019年2月17日 (日)

RED CAT51用オプションの開発について

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RED CAT51はまもなく入荷予定ですが,それに合わせて専用オプションの
開発を行っています。
直ぐにでも必要なのがガイド鏡取付けと思いますが,これまでに開発した
QHY5LⅡMやM-GENのガイドシステムがそのまま使えるようにします。
このほかに冷却CCDカメラ用として電動フォーカサーも限定生産予定です。
またこの鏡筒でのツイン撮影用としてAP60-19060を二回りほど小さくした
AP50-11050も開発しています。

(写真は手持ちのアルカスイスプレート経由で仮に付けただけです。
色を合わせるためだけにQHY5LⅡL以外のガイドカメラになっていますが
製品はすり割りクランプサイズの都合上,QHY5LⅡM専用になる予定です)


RED CAT51については天文リフレクションで紹介されていますが海外でも
大変な人気のようでAstrobinでも作例が紹介されています。
下の写真をクリックすると最大解像度でご覧いただけます。
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2019年2月 9日 (土)

製品仕様のRED CAT51入荷+強化マウント

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製品仕様のWiiliam Optics RED CAT51 F4.9が入荷しました。
今回分は販売店展示用で,ご注文(予約)分は今月末入荷予定です。


なお,試写時に気になったカメラマウントの強度ですが,今回銅合金製の
強化版が発売されました。
NIKON,CANONともに純正レンズを装着するのと変わらない固定感です。
この強化マウントの単体販売価格は9,180円(税込)です。

強化マウントはM48ネジ込み仕様のため一般的なM48接続の鏡筒でも
使えますが一体構造なのでマウント部での回転はできません。
(RED CAT51は接眼部に回転装置があるので問題ありません)
 
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試作品のRED CAT51試写時は手持ちの安価なマウントだったので強度が
不足していました。
すぐにでも製品仕様の RED CAT51と強化マウントで試写したいのですが
天候に恵まれません。

 

これからはGE1414をご購入のお客様への連絡事項となりますが
標準状態のままのGE1414にRED CAT51をツインで搭載した状態です。
ボディはD810AとEOS6Dですが写真の横位置でも干渉しないので
このクラスの鏡筒の場合は標準仕様のままで実用になります。

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RED CAT51のアリガタはDP38-110に交換していますがベストマッチです。

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2019年1月31日 (木)

XY140ポラリエなどでの使用について

XY140は完売しました。多くのご注文ありがとうございました。2019.2.1追記

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マークX用XY140にポラリエなどを搭載するケースについて補足します。

XY140への赤道儀固定は基本的に上面からM8ボルトで行います。
マークX用としているのはこの部分にマークX専用の変換プレートを同梱
しているためです。


XY140の高度調整部はコの字型の一体構造ですが支点ピンと高度ピン
を外せば簡単に分離できます。
ポラリエやスカイグラフなど底面からUNC1/4ボルトで固定する赤道儀の
場合,下の写真のように内側からボルトで固定できます。
赤道儀の底に傷はつきますがM8タッフ゜を利用して押しネジにすれば
赤道儀の回り止めになります。
XY140は赤道儀に付けたままの運用ですが通常は外す必要はないでしょう。
(ポラリエの写真は机上での撮影のために方位固定レバーを外しています)
 
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なお,赤道儀底面にUNC1/4(M6)ボルト用タッフ゜が35mm間隔で2か所あれば
以下のようにして2点止めもできます。

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XY140はPTP-C22の台座をセットしている都合上,1ロットのみの生産です。
PTP-C22も含め本日現在の在庫は4台(保守用は除く)ほどとなっています。
申し訳ありませんが台座確保数量の都合でスカイメモR用XY140の製品化は
取りやめました。ポラリエやスカイグラフと同じ方法で固定できますので
ご了承ください。(ご希望であれば底面に2か所UNC1/4タッフ゜を施します)


なおポラリエ用は試作品がございますのでご希望の方はご一報ください。
裏側からの方位固定機構はありせんがポラリエでの使用では問題ありません。
価格は19,440円で2台のみです。(PTP-C22専用)

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