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2023年1月29日 (日)

P-2赤道儀でStar Sense EXPLORERを使う

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ASTROIDとP-2赤道儀の組み合わせはこちらの記事で紹介しましたが,今回はCELESTRON社製のStar Sense EXPLORERを組み合わせてみました。ASTROIDとStar Sense EXPLORERの比較は天リフさんで行っているので参考にしてください。


Star Sense EXPLORERはスマホのアプリなので外部電源は要らず,デジカメや
P-2赤道儀も内蔵電池駆動なのでとてもシンプルです。これなら電源コードの引き回しはありません。

レフ機のD810Aなら300mmクラスの望遠レンズでもM31などの導入は容易ですが,今使っているミラーレス機(EOS Ra)では恒星と星雲の見分けがつかず導入に苦労しています。このところのZTF彗星も同じですが,このような場合にStar Sense EXPLORERは有効でしょう。

今回Star Sense EXPLORERのドッグは手持ちのプレートを加工してDS45T-10の側面に取り付けているのでカメラの交換は容易です。なおStar Sense EXPLORERは単体発売されていないので,セットされた望遠鏡一式購入する必要があります。

本日現在,P-2用のAMD-1NCの残数は4台です。クラッチのないAMD-1Nは10台ほど製作可能です。

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2023年1月23日 (月)

1/21日早朝のZTF彗星

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1月21日早朝のZTF彗星です。翌22日も撮影できましたが,さし当たり21日分のJPEG画像を処理してみました。

実は使っていたステラショットのバージョンが古かったのでCanonのRAW画像(CR3)が開けませんでした。やっと最新バージョンにアップしたので後日再処理したいと思っています。

K-ASTEC天文台,エルデ光機GX-1赤道儀(自動導入改造),自動追尾(ガイドなし)

23.01.21 05:09~05:25,RH200(600mmF3),EOS Ra,ISO3200,EXP120S×7,JPEG(フラット,ダーク補正無し,トリミング)

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2023年1月18日 (水)

天文機材専用キャリングハンドルCH35-100について-5

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一連の天文機材専用キャリングハンドルCH35-100の最後の紹介記事となりますが,重量級鏡筒の前後2カ所に設置した例です。

写真の13cmクラスになると重さもさることながら,鏡筒が太すぎで手で掴めませんが,ハンドルがあれば両手で支えられるので最悪の場合でも脱落は防げるでしょう。

前後2カ所で支えるので,対物レンズ側に重心が偏る3枚玉APOレンズでも安心です。

なお写真のガイド鏡(100mmCマウントレンズ)をDS38シリーズで搭載した場合,前方のハンドルで写野がけられることはありません。

 

図面を追加しました。2023.1.20追記

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2023年1月16日 (月)

天文機材専用キャリングハンドルCH35-100について-4

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天文機材専用キャリングハンドルCH35-100S(B)が完成しました。

奥はシルバーのCH35-100SをFSQ-85EDPのトッププレート(DP60-152)に,手前はブラックのCH35-100BをFOA-60Qの鏡筒バンド(TB68A)に装着した状態です。

また,DS75T-20など側面フラットのアリミゾ経由で赤道儀への取付もできます。

 

何れもガイド鏡などを搭載しない場合ですが,シリーズ中一番短いTP60-152でガイド鏡を搭載する場合は,以下のようにCH35-100を光軸方向に対して直角に取付れば,QHY5LⅡなど一般的なガイドカメラも搭載可能です。

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CH35-100S(B)の発売は2月1日で価格は税込み5,940円(送料370円)です。

TB68ASの例など鏡筒バンドに直接装着する場合はオプションのUNC1/4ボルト2本セット(440円)が必要です。またハンドル内側から固定する場合は首下ショートの4mm六角レンチが必要です。

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2022年12月31日 (土)

2022年を振り返って-4

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2022年最大のトピックは,湾曲ダブテールプレート/クランプと,テーパーリング/クランプの実用化です。10年近温めたアイデアをやっと形にする事ができました。接触部が曲面なので,平面のアリガタ/アリミゾではできない回転を可能とします。

これらの曲面アリガタ/アリミゾは様々な利用方法が想定されるので,システム化を計画しています。まずはポーターブル赤道儀関連を充実させる予定です。

今年一年間お世話になりました。また来年もよろしくお願いいたします。

2023年は1月10日からの営業となります。

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2022年12月30日 (金)

2022年を振り返って-3

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今年の3月にはP-2や90S赤道儀用クラッチ付のAMD-1NCを発売しました。

電動追尾のままで両軸の手動操作ができるので惑星や月などの観望用として多くのご注文をいただきました。

当初の想定を遙かに上回るご注文をいただいたので欠品しておりますが,来年1月中旬にはP-2用,90S用を各10台ほど追加予定です。また旧AMD-1,AMD-1N用のクラッチユニット単体も同時期に20台追加します。

 

今回赤道儀で採用した滑りクラッチは快適な操作を実現するので,電動フォーカサーへの応用も計画しています。望遠鏡設置や撤収時のドローチューブ抜き差しに,電動ではあまりに時間がかかるので手動で操作できれば極めて快適でしょう。

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2022年12月29日 (木)

2022年を振り返って-2

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2022年は側面にアクセサリーを装着できる,側面フラットタイプのアリミゾを5機種(内DS45R-MS3DS45R-80の2機種は販売終了)を商品化しました。

元々はガイドカメラなどの装着を想定したものですが,キャリングハンドルを組み込んだEM-200改造機で高い評価をいただいた事から,このフラット面へのキャリングハンドル装着を思いつきました。

一般的に赤道儀の運搬や据付の際はクランプは締めないので不安定ですが,キャリングハンドルがあれば写真のように持てるため落下事故を防げます。

 

アリミゾ後付けタイプの赤道儀であれば殆どの機種へ装着できます。このキャリングハンドルCH35-100S(B)は2023.1末の発売予定で価格は5,940円です。

CH35-100が適合するアリミゾは,DS45T-10,DS45GTi,DS75T-20と販売終了のDS45R-MS3,DS45R-80の5機種です。今後CH35-100適合機種を拡大する予定です。

 

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2022年12月28日 (水)

2022年を振り返って-1

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今年も残り3日になりましたが,例年通り今年の仕事を振り返ってみます。

本年10月には長らく休止していたEM-200赤道儀の自動導入改造を再開しました。

EM-200用として新に開発したコントローラーAGS-2(CPU部はNS-5000_Wi-Fi/Bluetooth)は,採用するモータードライバーやステッピングモーターの仕様により,無振動仕様(導入速度300倍速)/高速仕様(導入速度600倍速),極望有効/望無効の4タイプからお選びできます。

来年のEM-200改造は,赤緯側をFLEXWAVEドライブ化も含め以下を予定しています。ただEM-200改造で採用するモーター用として100個準備した圧力角14.5度,軸経5φ用の特注ギヤの残りが少なくなりましたので以下台数でEM-200の改造は終了します。

  • EM-200通常改造(無振動/高速仕様,極望有効/望無効の4タイプ):6台
  • EM-200赤緯側FLEXWAVEドライブ改造:12台(内5台は予約分)

なお,採用するコントローラーは,通常改造はAGS-2,FLEXWAVEドライブ改造はTitanTCSを標準としています。

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2022年12月25日 (日)

クラッチ付EAF取付アダプターの限定生産について

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写真のようなタカハシε-160EDなどの接眼部に適合するクラッチ付EAF取付アダプターの限定生産を計画しています。

原理的にはP-2や90S赤道儀と同じでハーフクラッチが使えます。なおクラッチ軸の固定は純正ノブと同じ方法を採用するのでピニオン軸に傷はつきません。

写真は他の目的用を流用して組んだものなので,スペーサーを挟んで軸方向の出入りを調整していますが,これでもEAF側のギヤは差し込みが浅くなっています。製品ではギヤの大きさも含め最適になるよう設計します。

 

クラッチ付EAF取付アダプターの価格は26,400円で発売は2023.2.20の予定です。100台限定生産を予定しています。

適合するのは写真ε-160EDなどと同じ形状の接眼部を用いたタカハシ製鏡筒で,FSQ-106EDなどは対象外です。

構成パーツは以下となります。ギヤカバーの装着については適合機種が制限される場合があります。

  1. 取付アタッチメント(ラックピニオンカバー部へ装着,社名シールを貼った部位)
  2. EAF本体取付板
  3. クラッチユニット(テンション調整ノブ含む)
  4. スパー/ピニオンギヤ1組
  5. ギヤカバー(機種によっては装着できない可能性があります)

ギヤカバー無しから標準装備に見直しました。

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2022年12月23日 (金)

P-2用アングルファインダー接続リングの再販について

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P-2赤道儀用のアングルファインダー接続リングは,これまでに何度となく限定製作していますが,引き続きご要望が多いため再販いたします。

今回は前回製作したものとは事なり全長を短くしたP-2専用品です。前回はH-40,90S,NJPでも使えるようにしたため,P-2で使った場合視野のケラレがありましたが,今回のは解消されています。P-2以外では極望のアイピースと干渉するのでご使用いただけません。

価格は前回同様3,300円(送料370円)で50個の限定品です。適合するアングルファインダーは「CANON ANGLE FINDER-B」のみです。

 

P-2赤道儀の極望は,①倍率が高い②アイポイントが短い③視度調整ができないために使いづらいいのですが,特に南天でははちぶんぎ座の台形を探すのが大変です。アングルファインダーを併用すると②,③は解消されますが,倍率はどうにもならないばかりか,直視でなくなるため探すのはさらに難しくなります。

そこで極望の補助用として,タカハシの5×25ファインダーを併設するアダプターも作ってみました。P-2の極望は19mm,9倍なので視野の広さと明るさは3倍以上になります。南天でも極望で据付られる方には便利でしょう。

基本的にこのアダプターはアングルファインダー接続リングの併用が条件となるので,セット販売となります。セット価格は7,700円で20個の限定です。

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ご注意

タカハシ5×25のファインダー(販売終了品)はお手持ちをご使用ください。他は使用できません。

手持ちの個体では,上記写真の状態で極望とファインダーの光軸ズレは5分程度でしたのでファインダーだけでも充分な据付ができます。

このアダプターは5×25ファインダーの鏡筒部とアイピース部間に挟んで使用します。そのため,挟む部分の厚み(1.5mm)だで全長が長くなります。ピントはアイピースの視度調整で合わせられるので補助望遠鏡としては役目を果たしますが,十字線はかなりボケでしまいます。このファインダーは十字線の位置を調整できますが手持の個体ではそれだけでは対処できないため,十字線もピントを合わせたい場合は,鏡筒を短縮する必要があります。

また極軸の回転でファインダーが邪魔になる場合もあるため,南天での補助用としてのご使用をお勧めいたします。経験上極めて有効なアイテムと思っています。

赤道儀側は,極望キャップのネジ込み部に挟み込む方式のため,アングルファインダー接続リングはなくても装着は可能です。但し極望との併用はできません。また,以前の90Sなどでも使えるアングルファインダー接続リングでも取付できます。その場合は4,400円で単体販売します。

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