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2022年9月27日 (火)

EM-200赤道儀の自動導入改造について-3

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NS-5000仕様のEM-200自動導入コントローラーは,パネルのシルク印刷のみ残し完成しました。
10月中旬からの改造着手に目処が立ったので,赤緯軸FLEXWAVEドライブ化も含め予約の方へは個別に案内しました。

なお,通常の自動導入改造は3台ほど余剰があります。(赤緯軸FLEXWAVEドライブ改造は予定数量に達しています。次期ロット2023.5月頃の予定です)2022年内の改造受付は終了しました9/28日追記

このコントローラーは通常の自動導入改造と赤緯軸FLEXWAVEドライブ化両方の改造に対応します。

以前の案内と重複しますが改造費用は以下のとおりです。同時にオーバーホールを希望される方が多いので,本体と組込費用を分けています。同時にオーバーホールを行う場合,組込費用は発生しません。

【EM-200自動導入改造】

  1. EM-200用NS-5000仕様自動導入コントローラー:143,000円
  2. 同上組込費用:11,000円
  3. EM-200赤道儀オーバーホール:26,400円
  4. 外付けハンドコントローラー:11,000円

 

【EM-200赤緯軸FLEXWAVEドライブ化改造】

  1. EM-200赤緯軸FLEXWAVEドライブ化改造:264,000円
  2. 外付けハンドコントローラー:11,000円

EM-200赤緯軸FLEXWAVEドライブ化改造費用はオーバーホールを含んでいます。


以下はNS-5000仕様自動導入コントローラーの前面と側面,底面です。

前面には4方向の修正ボタン,速度設定,極軸望遠鏡視野照明の明るさ調整を,側面にはオートガイド,とRS232Cコネクター,底面には電源入力,外付けハンドコントローラー用コネクター,電源スイッチを配置しています。

スマホからの操作に加え,前面パネルで操作ができるのでハンドコントローラーはなくても良いでしょう。(黒色のパネル部はBluetooth/Wi-Fiのアンテナ部です)

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2022年9月25日 (日)

テーパーリング/クランプの開発について-2

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テーパーリング(TR50)とテーパーリングクランプ(TRC50)の2次試作機が完成しました。

以前の試作機から嵌合爪の位置や形状を見直し,テーパーリングとクランプの中心ズレを修正しました。

ポータブル赤道の着脱と回転用では中心軸がズレても支障ありませんが,冷却カメラの接続用では,中心軸がズレるのは好ましくありません。

 

今回紹介する写真は,TR50/TRC50と極軸傾斜台座の組み合わせです。極軸高度は固定,方向はTR50/TRC50で調整するので剛性が高く極めて低重心です。

広角~標準レンズを使った星景写真ならこれで充分でしょう。微動はありませんが必要であれば三脚の開き具合などで行えます。

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2022年9月23日 (金)

光軸調整アングルAA60とDS45T-10について-2

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先日紹介した光軸調整用アングルAA60などに2本のカメラレンズを搭載した例です。

構成はDP75-152をベースに,左の可動側がAA60+DS45T-10,右の固定側がDS45T-10(垂直取付)です。

互いの鏡筒が外に向くのでベースは短くてよく,AP-340+DP75-222の構成時に比べ1kgほど軽量化できます。重心も低くなりますが幅が広くなる分,子午線越えの連続撮影は少し不利になります。

なおDP75-152の中央に,十字状に配置したM8タップ穴を利用しガイド鏡やファインダーを搭載するアダプタープレートも計画しています。

以下は可動側のレンズをパン,チルト方向とも最大に振った状態です。

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2022年9月19日 (月)

光軸調整アングルAA60とDS45T-10について-1

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ε-130Dなどを対象とした並列同荷光軸調整プレートAP100-340に対し,5~8cmクラスの屈折鏡筒やカメラレンズを対象とした光軸調整アングルAA60と,同時開発のDS45T-10の紹介です。

 

AA60は写真のようにDP75(65)シリーズ全機種の側面に取付けるアングル状のブロックです。単独でパン・チルト方向に±10°振ることができます。

これと同時開発したDS45T-10は,AA60に最適化した45mm規格アリミゾで,DS75T-20同様,小型でありながら充分な保持間隔を確保できるT型タイプです。アリガタやプレートに対し,垂直または水平方向に固定できます。

上の写真はツイン鏡筒搭載の例で,DP75-152の片端に光軸調整用としてAA60とDS45Tを,片端にDS45T-10を垂直位置で固定しています。

 

以下は3連装の例です。3本の鏡筒を同じ対象に向ける場合で,DP75-222片端にAA60とDS45T-10を,もう片端はAA60に鏡筒バンドを取付けています。中央に固体した鏡筒バンドに対して,両側は独立してパン・チルトの調整を行えます。

 

AA60とDS45T-10の発売は10月10日で,価格は何れも11,000円(税込)です。なおAA60に鏡筒バンドを固定する際はオプションの特殊ナットが必要です。

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2022年9月16日 (金)

星宴会場でLEEソフトフィルターの抽選会

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星景写真撮影にとって必須と言えるほどのLEEソフトフィルター。残念ながら生産終了で代替品もない状況です。

写真は個人で使ったNo3を除いた,No1,2,4,5の4枚ですが,今後持っていても使う予定がないので,10月1~2日に開催される「星宴2022 in阿蘇・うぶやま村 ~九州発の星まつり~」の会場でお譲りしようと思っています。

お譲りする方法は,20時からの天文リフレクション編集長による『レッツエンジョイ・星宴を10倍楽しむ方法~朝まで生星空』を最後まで視聴いただいた方を対象に「フィルターが入った抽せん箱」を引いていただきます。

抽せん箱には,写真の10cm角を1/4にカットした(約5cm角)No1,2,4,5を14枚(No2のみ2枚)とその2倍ほどの「外れ」を入れておきます。フィルターは手探りで触っても汚れないようパッケージしておきます。

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2022年9月13日 (火)

湾曲ダブテールの発展性について

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ご注文分の湾曲ダブテールクランプとプレートは,本日全てのお客様への発送を済ませました。次の新月期でご使用いただけると思います。

湾曲ダブテールは今回商品化した,カメラのレボルビング目的以外に,ポータブル赤道儀の高度調整や双眼鏡の回転用としても応用できそうです。

上の写真は評価用として,短くカットしたダブテールプレートをスカイグラフに付けた状態ですが極めて低重心で高剛性です。
必ずしも微動は要らず,剛性と軽量化を優先する日食撮影などでは特に有用でしょう。

 

双眼鏡の回転装置についてはコーワのハイランダークラスを搭載する大型(CDS65クラス)を検討していますが,商品化に至るかは未定です。

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なお,湾曲ダブテールクランプCDS38の「38」は対応する湾曲ダブテールプレートの幅で,アルカスイス規格プレートと同じです。そのため当方のDP38シリーズや市販のプレートも固定*することもできます。

クランプはそのままで,湾曲ダブテールプレートとアルカスイスプレートを交換できるのでとても便利です。(その逆となる,湾曲ダブテールプレートをDS38などのクランプでは固定できません)

*曲率の関係で3点の固定爪(真鍮製)は平面のプレートに密着しませんが実用上問題ありません。市販品も含め手持ちのアルカスイスプレートは全て固定できましたが固定できないものもあるかと思います。

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2022年9月11日 (日)

SX系赤道儀用M8-35取付アダプターについて

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SX系赤道儀の赤緯ヘッドをM8-35mm間隔仕様に変換するアダプターを製作しています。

SX-Dなどビクセン規格アリミゾ仕様の赤道儀へ3インチ仕様の鏡筒を搭載するのが主な目的で,上の写真のようにDS75T-20にSP69-86を併用すればシュミカセなどのガイド撮影も容易です。

敢えてビクセン規格のアリミゾ仕様に変更する意味はないかと思いますが,アリガタの固定痕が気になる場合は,SX-D赤道儀と赤緯ヘッドとサイズが同じDS45R-88を推奨します。

このSX系赤道儀用M8-35アダプター(SX-M835AD)は10月中旬の発売予定で,価格は9月10日頃の案内となります。価格は5,500円となりました。9/13追記

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テーパーリング/クランプの開発について-1

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天文機材の着脱と回転を目的としたテーパーリング(TR)とテーパーリングクランプ(TRC)の開発に着手しました。写真は試作のTR50とTRC50です。

基本構造はアリガタ/アリミゾ式でDS,CDSシリーズに次ぐ第3のアリガタ/アリミゾです。

従来のDSシリーズは着脱と摺動,先月製品化したCDSシリーズは脱着と回転(取付面に対して平行軸方向)に対して,新に開発するTRCシリーズは着脱と回転(取付面に対して垂直軸方向)ができます。

 

この固定方法は顕微鏡の接眼部着脱部などで採用されているものですが,これらは荷重が小さいため固定はボルトの先端で押さえる方式です。

開発中のテーパーリング/クランプは,重量機材を強固に固定するためにDS,CDSシリーズ同様,真鍮製の可動爪と,固定爪の3点保持構造を採用しています。

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テーパーリング/クランプは様々な利用方法が考えられますが,まずはテーパーリングの直径が50mmのTRC50とTR50を開発中です。ポーターブル赤道儀などでの使用に便利な大きさでしょう。

  1. 三脚やピラーと赤道儀などの接続 特に内側からの固定が難しいピラーで有効
  2. 冷却カメラと望遠鏡の接続 爪の掛かりが大きいので回転に伴う脱落予防
  3. 赤道儀への鏡筒やカメラレンズの着脱,回転
  4. ツイン撮影システムの回転軸(パン軸)

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2022年9月 8日 (木)

側面プレート使用時の赤緯軸アンバランスついて

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DS75T-20用の側面プレートSP69-86にWilliam OPtecs製50/200mmのガイドカメラを搭載してみました。

Cマウントレンズを使った小型ガイドシステムでは気になりませんが,このクラスのガイド鏡を側面に搭載すると赤緯軸のアンバランスが目立つようになります。

ただ,赤緯軸のアンバランスは眼視では操作性が落ちますが,ガイド撮影の場合はウォームギヤに起因するバックラッシュが大きく軽減されるメリットの方が大きいでしょう。

特にバランス状態で天頂付近を撮影すると,デザリング動作に時間を要しますがアンバランスにする事で大きく改善できます。

 

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2022年9月 5日 (月)

湾曲ダブテールクランプとプレートの開発について-最終

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湾曲ダブテールクランプとプレート紹介の最後となりますが,今回はカメラを向ける方向によるカメラ固定座の取付位置についてです。

上の写真のようにカメラボディに装着したブラケットがL字状の場合は,これを併用すれば制限はありませんが,底面だけのブラケットでは以下説明のようにカメラ固定座の位置を変える(スライドする)必要があります。

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カメラ固定座とは湾曲したダブテールプレートにアルカスイスクランプを接続するためのパーツ(上の写真左のRが付いたブロック)です。

湾曲ダブテールには上の写真のように10°刻みに4カ所の丸穴と,60°の長穴を加工しており,90°の範囲にカメラ固定座を取付できます。下の写真はその位置を変えた状態です。(一番左は先日紹介した例で,DS38-30はこの位置でないと装着できません)

 

本来は湾曲ダブテールの有効回転角度が180°以上あれば,カメラ固定座の位置を変える必要ありませんが,コストとサイズの都合で有効角度は150°(ダブテール自体は173°)ほどになっています。そのためにカメラを向ける方向や撮影地の緯度によっては調整が必要になります。

以下はカメラ固定座をダブテールの中央付近に固定した場合で,東と西の地平線方向に向けた状態です。

通常はこの位置を推奨しますが,カメラのよってはグリップ部とダブテールが干渉するのでカメラの取付位置を横方向にシフトする必要があります。写真は2cmほどシフトした状態です。

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以下は,北の地平線方向を縦構図の場合と,南の地平線方向を横構図にした場合です。これらの構図ではカメラ固定座を丸穴側に移動しないと地平線に対して平行が出せなくなります。

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最初の写真のようにカメラボディに付けたブラケットがL字状の場合,カメラ固定座は最初(上も同じ)写真の位置を推奨します。これまで紹介した写真の殆どはこの位置です。

前の記事と重複しますが,湾曲ダブテールクランプとプレートなどの価格は以下のとおりです。

  • 湾曲ダブテールクランプ CDS38:16,500円(税込)
  • 湾曲ダブテールプレート CDP38-196:20,900円(税込)
  • 同上2点セット CD38セット:37,400円(税込)
  • DS38-50OS:12,100円
  • 発売日:2022.9.10
  • 製作数量:50台/ロット(限定品ではありませんが次期ロットは数ヶ月要します)

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